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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • 眠りのリアル

    あなたは、毎日夢を見て目を覚ましますか?その夢をはっきり覚えていますか?身体が夢に反応して動きますか?僕はそう。眠りに入ると時空間を行ったり来たり。きっと、どこかの病院に行けば良い実験材料になるかもしれない。本当にリアルな世界なのか、僕が生きていない時代の事はわからない。こんな体験を今もしている人はいますか?知人、友人にいますか?僕は、知り得る限りいない。これは、何のフィクションでもなく、ノンフ
    夕陽 さん作 [406]
  • FoR..LaCK..Of...?

    僕と美咲との間の沈黙にさして、学校長の話が始まった。彼女はまるで何もなかったかのように、顔を前方に向けている。僕は俯いたまま、手をくんで黙りこくっていた。この状態が閉会式まで続き、閉会式が終わると彼女はそそくさと帰っていった。僕は彼女の後を追い掛けた。校門に繋がる木立に挟まれた直線の砂利道で僕は彼女を見つけ、呼び止めた。「あ、あのさ…え、えっと…。」僕は彼女を呼び止めたは良いが、その理由は全く考
    ブランキー さん作 [371]
  • スカバンburn!!最終章 -2- 新学期

    翼「だって、こいつもアホやんか」拓「お前ほどちゃうわ!」翼「ああ?!」秋「どうせどっちもアホやん」肘をつき不機嫌そうなSaxの秋奈。白い肌に綺麗な顔立ち、栗色の長い髪がふわりと風に揺れる。その愛らしい姿に反して最近口が悪い猛「俺、はーちゃんと同じクラスで幸せ〜!」さっきから嬉しそうに笑う猛は背も高く一見大人っぽく見える。だが、最近あてたふわふわパーマと丸い目のせいか相変わらず子どもっぽい彼の椅子
    きゃしー さん作 [538]
  • 一本の槍

    私たちはこの短い生の中で一体どれだけのことを成し遂げられるというのだろうか開いた両腕はちっぽけで守れるものは少なくて世界の彼方で飢餓に苦しんで泣いている子供家族の待つ故郷に帰りたくて帰りたくて肩を震わせる兵士イジメに悩んで自ら命を断つ覚悟を決めた少女働く場所が見つからずに冷たい氷のアスファルトで死体になっていくホームレス一体この中の誰を救えるというのか何を守れるというのか無力な手のひらほど罪深く
    よーこ さん作 [472]
  • FoR..LaCK..Of...?

    「あらお久しぶりね。まさかこんな所で再会できるなんて私たちって運命なのかしら。」美咲は厭味たらしく僕に言った。「…ああそうだね。まさか君がこの大学に来るとは思わなかったよ。僕が知る限り、君はとても知能が高く、優秀だからね。」僕は少しの間、閉口してから返事をした。「あなたが思うほど悪い大学でもないわ。キャンパスは緑に覆われていて、心地よいくらいよ。むしろ好意的だわ。それに…」「それに?」「半年前に
    ブランキー さん作 [451]
  • FoR..LaCK..Of...?

    しかし僕が驚愕すべき点は他にあった。それは彼女がこの大学になぜ入学したのかという事である。この大学もこの地域の私立大の中では優れてはいたけれど、彼女の学力相応の大学とまではいかない。僕の中では、彼女が東西トップに君臨するような大学に合格していても全くもってあり得る事態で、むしろこの事態こそ訝しく、由々しき事態である。もしも彼女、または彼女の両親の地元志向という思念が強かったならば、近くには学力水
    ブランキー さん作 [394]
  • FoR..LaCK..Of...?

    やがて館内に入り、入り口付近で受付を済ませ、指定された席に座る。周囲を見渡し、顔見知りを探したが、親しい知人は見当たらず諦め、先ほど受付で配布されたキャンパス案内に五分ほど目を通してから鞄にしまった。開会式の十五分前に僕の隣に女性が座った。僕はそれを横目で見ると、美咲がいて僕は驚いた。彼女とは昔、交際していて、僕も彼女も初めての恋人で、特別彼女には強い思い入れがある。僕たちは中学校の終わりに交際
    ブランキー さん作 [445]
  • FoR..LaCK..Of...?

    駅のホームには、顔見知りの同窓生が何人かいたが、みながみな髪の色が変わり果て、大人びた反面、新品の背広は彼らの初々しさを際立てていた。みな誰かしら仲の良い友達と二人、ないし三人で行動している。どのグループも照れくさそうに、お互いのスーツ姿を罵り合い、笑い声を上げていた。しばらくして電車が到着し、乗車すると案の定、全席埋まり、それどころか車内は会社員と学生で溢れ返っている。僕は定位置を獲得すべく肩
    ブランキー さん作 [350]
  • FoR..LaCK..Of...?

    大学の入学式当日、仕事の休暇をとった父と母は、昨日から新潟に旅行へ出掛けていて、自宅には僕一人だけである。二人が温泉に入って、春日山城跡でおてて合わせて謙信像に拝んでいる折、僕は入学前に慌てて新調した背広に袖を通すため、鏡の前にいた。ワイシャツの上まで釦(ぼたん)をしっかりと止め、首回りに襟が擦れてむず痒(がゆ)いのを我慢して、ネクタイをワイシャツの襟に当てる。大学の入学式に不恰好な服装で臨む訳
    ブランキー さん作 [382]
  • FoR..LaCK..Of...?

    僕の頭の箍(たが)がゆっくりと外れ始めたのは一昨年の冬の終わりの頃。やがて冬は寒さを忘れ、春雷がいよいよ春の訪れを祝福し、柔らかな熱を孕んだ春風が、新たな生命の息吹きに語りかける。花はピンと背筋をのばして、我先にと太陽の光に手を延ばしていた。当時、僕は十七才で、早生まれの僕は三月初旬で十八になり、それと同時に県内の公立高校を卒業し、隣の県の私立大学に進学を決めていた。僕の家庭はお世辞にも裕福とは
    ブランキー さん作 [445]
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