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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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旅の記憶(北へ 5 )
朝早く起きたものの、やる事がない…ので陽子がガイドブックを持ってくる。陽子、「北海道って魚にカニでしょ?それから…最初何処行くの?」ブル、「あぁ、札幌のライハだよ、行く前になんか食って行くか?」聡、「札幌!?時計台の?」陽子、「札幌ラーメン!!」ブル、「陽子は食い気だけだな」陽子、「だって…行き先わかんないんだもん…」ブル、「ライハで決めようかと…ね」聡、「えっ?なんで?」ブル、「ライハってのは
ヒロ さん作 [338] -
旅の記憶(北へ 4 )
離れていく港を船から眺めている三人。陽子、「綺麗ねぇ」聡、「うん…」この二人、ちょっと前から付き合っていたらしい。隣に居るブルはお邪魔らしい…ブル、「あちーから客室に居るは!(見てるこっちが恥ずかしい…)」この後、聡と陽子はフェリーの中を探検し初めるのだが、まあラブラブ…?というかブラブラかな?陽子の腕にぶら下がって、振り回されている様な、聡なのである。探検も飽き、昼間、仕事をして大洗まで走って
ヒロ さん作 [317] -
迷正
「くっ…」左肩を触ると手の平には真っ黒な血が付いている。痛みは意識からだんだん遠のき、降りしきる雨は心なしかゆっくりに見える。こんなことになるんなら緒乃さんの言う通りに署で待つべきだった。左を向くと水溜まりを踏む音は駅の方へと駆けて行った。「すまない、許してくれ」霞んでいる…男が俺の隣へ近づき言った。男の右手は真っ赤に染まっていた。冗談じゃない、お前が刺したんだろ。傷の深手のせいだ声にはならなか
jun さん作 [206] -
お寺の日常
「今夜は鍋ですよ〜。」あぁ、良いニオイ。カレーの。「今日はカレー鍋よぉ。今年はこれに凝るから、二人ともよろしくね。」なるほど、カレー鍋ね。確か去年は豆乳鍋に凝ってて、やるたんびに吹かしてたなぁ。あたしは顔も上げず、読書を続けながら鍋について考えを巡らせた。「ちょっとぉ、あたし鍋はベーシックなのが良いって、言ったじゃない。」晃が付け睫毛をパチパチさせながら言った。どうやら今から出勤らしい。最近は常
あんね さん作 [205] -
旅の記憶(北へ 3 )
大洗に着いた三人。受付で何やら書かされているが、ブルは面倒くさそう…金を払ってチケットを貰う。入船までの間、ジュースを片手に外をブラブラ…聡、「フェリーなんて初めてだから緊張してきた」陽子、「この船でしょ?おっきいー」不安で緊張する聡と違い、陽子は期待している様子ブル、「あぁ、デケエな!んっ?そろそろ入船か?」三人は缶をゴミ箱に捨て、バイクに戻った。聡と陽子はヘルメットを被りバイクに跨がり順番を
ヒロ さん作 [327] -
旅の記憶(北ヘ 2 )
会社が終わり、会社の出口で聡を待つ陽子。聡も仕事を終え、あわてて出て来た。陽子、「お疲れー、今日だね」聡、「ハハッ…緊張してきた」陽子、「初めてだもんねぇ、明日には北海道かぁ」聡、「だよね。準備万端…かな?」陽子、「不安だよねぇ、頼りはブルさんだしね…」聡、「大丈夫だよ、ブルさん行った事あるんだしさ」初めての北海道ツーリングなので不安が尽きない二人、あれこれ話ながら歩いて帰って行く。聡、「じゃあ
ヒロ さん作 [325] -
旅の記憶(北へ 1 )
お盆休みが近づき、そろそろ?北海道への準備をしよう?という事になり、聡と陽子はブルの店に行き、何を用意するか…というか、そもそもどんな旅なのか?聞きに行った。陽子、「ねえねえ、北海道なんだけど、泊まる所とか決まってんの?」ブル、「全然!決まってんの船だけ」陽子、「えっ!?マジで!?何処泊まんの?」ブル、「キャンプ場。だって、フェリー代高けぇし…バイカーなら、やっぱキャンプ場とライハよ!」陽子、「
ヒロ さん作 [329] -
命とは?
命とは人によって価値が違う。人はみな平等と言う。しかし、病気になると金持ちは最新の医療を受け、金のない貧しい人は薬すら買えずに死んでいく…。命の価値はやっぱりお金で決まってしまうのか?わたしにはわからない……
慶ちゃん さん作 [434] -
GOAL…LAN OVER!下
GOAL…LAN OVER!下 その後春風は暫く黙っていたが、急に立ち上がると叫んだ。何だかデジャウだ。「わかった!敬一には信じる心が足らんのだ!」「はあ?」 僕は心からの疑問を投げ掛ける。「信じる心って…何処かの熱血教師じゃあるまいし…」 ド○ゴン桜とか。 ドラ○もんの先生とか。 金○先生とか。 銀○先生とか。 嫌、最後のは違うだろ。「敬一はもっと悩みを人に打ち明けてもいいと思うよ? 自分の中
佑久 さん作 [350] -
GOAL…LAN OVER!上
GOAL…LAN OVER!上 今日は土曜日。僕は公園のぶらんこに揺られていた。 …今日、どうやって学校に行けというんだよ…。 僕は再び溜息をついた。「…ん?」 公園の入口に誰かがいる。…身体中から変態オーラを出している奴だった。そんな奴で知っているのは…。「…春風?かな?」「わっほー。敬一君こんばんはあー」「今は昼だよ」「そうだっけ?」「……」 会話が合わない。僕は焦れったくなる。「何しに来た
佑久 さん作 [355]