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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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スカバンburn!! 21 〜慶太郎「ガキ」〜
「…ぃった!」また足を踏まれたらしかった美咲は相変わらず無視だ「みっきーどうかした?」 顔を歪めた光希に猛が気付き声をかけた「…なんでもない(むかつく)」その時だった光希の目の前にいた美咲の顔が歪んだ「いっった!」「!?…どうしたん?」美咲の足の上には大きな男の足が乗ってる「…ちょっとけぇちゃん!もう足!足踏まんといてやあ」慶太郎の表情は相変わらず眠そうだみんなの視線が慶太郎に向けられる「…あぁ
きゃしー さん作 [314] -
スカバンburn!! 20 〜嫌な奴〜
「あ!みっきーやあ!昨日はお疲れー」「あはは…ありがとう…」この学校に来てから同じクラスの猛以外に話すことはなかった光希に昨日のライブが終わった途端知り合いが増えた「…(もう、誰やねん)」「みっきー友達増えたみたいやなよかったね」「…うん、まあ次って移動やんな」「うん、一階や慶太、行くで起きてーや」「…ん」「猛、面倒見いいなあ置いてけばいいのに」「わ、波音か」廊下から波音が顔を出した慶太郎はまだ
きゃしー さん作 [300] -
スカバンburn!! 19 〜光希の初Live〜
「…(うわっどうしよー)」自分に向けられるたくさんの視線「みっきーをみんなよろしくー!!」翼が叫ぶとまた騒がしくなったきゃーやらみっきー!と叫ぶ声も恥ずかしくなり光希は勢いよくお辞儀をして急いでキーボードに向かう心臓が鳴る手が震える顔をあげると翼が振り返ってこちらを見ていた『だいじょうぶ』翼は声を出さずそう言って拳をあげるその言葉に励まされ大きく息を吸うキーボードのソロが始まり周りは静かになった
きゃしー さん作 [327] -
スカバンburn!! 18 〜ステージへ〜
―「……わあ…すごいなあ」「みっきーライブ初めて?」「お兄ちゃんのバンドのを一回見たけど…それっきりだし…」「本番はもっとすごいでうちらの出番ももうちょいやから行こう」ステージ上では高校生バンドが演奏し盛り上がっている小さなライブハウスはまあまあ客が入っているが顔を知っている人が多い同じ学校の人間らしい「よっしゃー!次は俺らやでー!!」9人は手を重ねる「気合いいれていくでせーのっ」「「ごー!!!
きゃしー さん作 [317] -
スカバンburn!!17 〜美咲と彩夏〜
「じゃあ明日の本番頑張ろうな!!」皆スタジオでそれぞれ別れた光希と猛と秋奈、慶太郎の4人は同じ方向に向かって歩いていた「お腹すいたー」「あ、ガム持ってんで猛食べる?」「わーい(^O^)ありがと、秋奈」「みっきーもあげる」秋奈が笑顔でガムを手渡す「ありがとう(ほんまかわいらしいなうちこんなかわいくできひんわ)」「あれ、あの人ら見たことある…」光希の視線の先には2人の女子高生がいた「うちの高校の制服
きゃしー さん作 [318] -
スカバンburn!! 16 〜聖二の苦痛〜
閑静な住宅街いつものように聖二は一人自転車をこぐ―結局また翼らのせいでしょうもないバスケの試合になってしまったわ光希に悪かったなまあなんだかんだで一緒にやっとったしいっか―\r家に着き自転車を停め静かにドアを開ける音をたてずに慎重にドアを閉めまっすぐ自分の部屋へとやはり静かに階段を上った「…聖二?聖二帰ったの?」階段の途中で母の声が追いかけてきた聖二はため息をつく母の足音が近づくやっぱりばれたか
きゃしー さん作 [326] -
旅の記憶(ハイパワー 10 )
ブルの店でビールを呑む三人。ブル、「あー終わったー、じゃあ改めて」師匠、「おう、お疲れ」聡、「ブルさん、タフっすね〜おいらヘロヘロっす」ブル、「そうか?」師匠、「ブルは昔からマイウェイだからな。小学生の頃から…」ブル、「師匠、昔の話は…」聡、「いいじゃないっすか?」師匠、「お?聡は話が解るな。何でブルと呼ばれるか?だよ」聡、「何でですか?」師匠、「給食に?ブルドックソース?を家から持ってってなぁ
ヒロ さん作 [325] -
キャッチボール 第57話
「ほら。ボサッとしない!着替えて顔洗って、さっさと食ってさっさと…」「分かったよ。」しぶしぶ龍吾は返事した。今日、本当の親が来る。なぜ、オレたちを捨てたのか?その理由を絶対に聞いてやる。「絶対…」午前九時。玄関に白い車がとまった。『ピンポーン』「来た。」姉ちゃんは慌てて玄関を開ける。「……久しぶり。」「…お母さん、お父さん…。」姉ちゃんは、かすれた声で言った。目には涙があふれてる。「とにかく上が
るー6 さん作 [325] -
旅の記憶(ハイパワー 9 )
ブルの店でビールを飲み、ほろ酔い気分の聡と、店にカブを持って来た師匠が会話をしているのを、作業をしながら聞いているブル。ブル、「師匠も呑みますか?」と言ってビールを渡す。師匠、「おう?悪いな、じゃ!」聡、「お疲れ様です」二人は乾杯をして呑む…師匠、「あぁ、うめぇなぁ」ブル、「あとは勝手に呑んでくれ、ビールは冷蔵庫にあるからよ」聡、「頂きまーす」師匠、「お前も暴走族か?」聡、「族とは違いますよ。一
ヒロ さん作 [316] -
旅の記憶(ハイパワー 8 )
ブルの店に帰った二人ブル、「ほら、ビールだ」疲労困憊の聡、「あ、どうも」と言って受け取る。ブル、「今日はここに泊まっていけよ。明日も休みだろ?」うつむいたまま聡は、「ハイ…」ブル、「ハ、ハ、ハ!疲れたか、まあビール飲んでみろよ」聡はプルトップを空けて「じゃあ」と言った所で、ブルが「おう、お疲れ」と言って乾杯した。聡は一気に半分位飲んで、「あー、うめぇ!」ブル、「だろ?これが辞められないんだよ!」
ヒロ さん作 [310]