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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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怪獣
怪獣は小さな寝息をたてて眠っている。やっと3才になった。しかし反抗期で乱暴できかんぼだ。正直、OLとして働いていた時の方が、充実してたし、楽しかった。お金だって時間だって自由に使えたしね。本当にこの怪獣のお世話をするのは、想像を遥かに越えてストレスである。みんな、子育ては大変だ、と言うが、要はストレスだ。だから、私はこれ以上、怪獣を持つつもりはないので100%の避妊をしている。でも、出来てしまっ
松本葵 さん作 [331] -
妄想デート【ミッシェル編】(最終回)
ミッシェルさんが悩んでいる時、携帯が鳴った。バンドをしている友達からだった。『今日渋谷でライブやるんだけど来て』と、言う内容。ミッシェルさんにそのことを伝える。そうすると 「いく!いく!」と大喜び。調度、渋谷にいてライブのスタート時間も普通よりは早い。5時にライブハウスに着くと友達をミッシェルさんに紹介。そして5時半、ライブスタート。ミッシェルさんの顔は笑顔で輝いている☆ よかったぁ☆ 友達のバ
唯沙 さん作 [500] -
キャッチボール 第46話〜再会〜
「……」「……」2人とも言葉にできない。聞こえるのは風の音だけ。このまま…僕か龍吾を吹き飛ばしてほしい。その時は、そう思っていた。そう、当たり前の考え方だった。「何?忘れ物か。」「うん。」前のように会話が弾むことはない。風が2人の存在を消していく。「みーくん。」「……じゃあね。」僕は帰ろうとした。でも龍吾は「1つ話していいか。」「…」僕は立ち止まった。「これ。」僕の手に差し出したのはグローブ。あ
るー6 さん作 [361] -
小説家 1
筆が進まない。見事なまでに進まない。どうしたことか。作家、水野慎一はこれまで数多くのベストセラーを産み出してきた。というのにここ一年間は見事なまでに筆が進まなかった。かれこれ十年くらいは上手くいってたのに。 そこで彼は何をしたかというとすやすやと寝ることにした。それも一年間。どうしたことか。 売れてることや流行りばかりが実は彼をくるめ実際疲れきっていた。産みの苦しみというやつだ。芸術家にはよく
キャロルの秘密 さん作 [651] -
新たな星
3009今から1000年後・・・毎日、毎日星を見ている人が言った「いつになったら星が増えるんだ」ちょうどその頃、外でケンカをしている子供二人がいた。その二人は幼なじみで、仲が悪い・・・その二人の名は拓夢と、翔太。 でも、その二人は幼い頃から夢は同じだった。その夢は、宇宙飛行士になること毎日ケンカをする日々は、あっという間に過ぎていった。それから20年がたった今、二人は何をしているかというと、も
山田 祐 さん作 [190] -
メロディー
いつの間にか、感情の振れ幅が広くなり、表現と許容範囲が狭まった。 悲しい大人の第一歩です。*15才 歌うように日々を生きようと決めた。青い蒼い空のした。私は、自分であり、誰かのための私になりたかった。 祖母は私の手を引きながら桜の門をくぐった。「何組やろうなぁ。」私は東京弁を心の中で貶しながら、関西弁の大きな声で話した。本当は東京になんて来たくなかった、と思う自分と、都会人の仲間入りをしたと
moe**** さん作 [248] -
妄想デート【ミッシェル編】(6)
私の足休めも含めてティータイム☆ ちょっとお洒落なカフェをチョイス☆ アイスクリーム大好きの私はパフェをミッシェルさんはオレンジティーを頼んで優雅なおやつ☆ ミッシェルさんは仕切に私の足を気にします。「お洒落に我慢はつきものよ?」と説明してもイマイチ納得していない様子。男の子からしたら理解はできないか…。「大丈夫だよ♪」私が笑顔でそう言うと少しほっとした様子。時間は16時。ミッシェルさんは21時
唯沙 さん作 [443] -
流狼−時の彷徨い人−
「三郎様、もう少しの辛抱です。この山を越えればもう越後の地です」 わずかな月明かりを頼りに山道を急ぐ後藤半次郎は、手をひく少年を気遣って言葉をかけた。少年はまだ十歳にも満たない幼子で、その小さな体では山中の強行に耐えられるはずもなく、息が目に見えて乱れていた。「三郎様、我が背にお乗り下さい」 見兼ねた半次郎がしゃがんでそう促したが、三郎はそれにかぶりを振ってこたえた。「疲れているのは半次郎殿も同
水無月密 さん作 [575] -
新築分譲マンションを建てるということ15
「前にあそこに建っていた建物を壊したのはお前のところか?」総長が聞いてきた。「違います。」私は震える声を抑えて答えた。「本当だな。」総長が荒々しく念押しした。「建物壊す時の音が凄くうるさかったから、責任者が来たら、ぶっとぼしてやろうと思ってたんだよ。」私は生きた心地がしなくて、一刻も早く逃げ出したくなった。
サウス さん作 [179] -
好きな子について
きっかけは好奇心。メル友募集の掲示板に男の振りをしてその子のスレに書き込んで、何度か話すうちに自然とアドレス交換をしてメールをし始めた。何度も何度もするうちに楽しくなって相手のことがちょっと好きになって、そして男の振りをして自分を隠したままメールをするのがつらくなった。いっぱい嘘をついた。もう男の振りをするのが耐え切れなくなったとき、本当の事を伝えて謝った。騙しててごめんなさい、と。「知ってたよ
くろペン さん作 [779]