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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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「 」
「…………………」何分そうしていただろう。有り得ない。病院とは男女、それこそ子供から老人までが来るが、病室に年の近い、それも青年期の異性が同室になるなんて有り得ない。「………」とりあえず足音を忍ばせて部屋を出る、プレートを確認するためだ。彼女の勘違いという可能性が一番納得いく現状 なのだが、間違いでは無いようだ。「篠原千尋」確かに手書きで書いてあった。「……………………」さらに愕然、
G さん作 [413] -
人生の使い方
「なんか毎日とくにやる事がない」夏休み中、ずっと思っていた事だ。私みたいなのがきっと日のもとの国に溢れかえっているのは安易に想像が出来た。やるべき事が分かっている人なんかもいるだろう。しかし分かっている人の大半がやる気を無くしてぐーたらな日常を送っている事も想像出来てしまう。「生きるってなんだろう」これは人間産まれてしまったら必ず考える課題である。人生の最中(さなか)ぶち当たる壁なんかでもある。
左脳 さん作 [172] -
妄想デート【木村蜜実編】(6)
私たちは好奇心のままにお互いの恋愛について質問したり語ったり…。どうして恋ばなは飽きないのか…。「あぁ〜付き合った人数は答えられないから!」と蜜実さん…。逆に気になるじゃん!!と、楽しい会話を繰り広げで大笑いの私たちに周りも迷惑だろう。そしてジェットコースターを待つ2時間もあっと言う間に過ぎて私たちの番になった。もうテンションは上がりっぱなし!!!ジェットコースターから降りると太陽は最高に熱かっ
唯沙 さん作 [390] -
「summer time」 No.5
うねりのある海の上、左右に船が傾く。無線で健二に問いかける陽介。「やっぱ、うねりありますね。潮の速さはどんなもんですか?」「んーダメだな。これだと網が流されちまう。今日は引き上げだな。」「はい。了解です。」他の漁船も判断を同じく港に引き返すことにした。港に着く頃、係留する桟橋に彩の姿が見えた。手を振っている姿が遠くからでもよく分かる。彩は陽介と小さい頃からこの町で育った幼なじみである。小さなバ
アルパカ さん作 [171] -
復讐のジャケット?【最終回】
「止めてくれ…頼む…」モーガンは死の恐怖に怯えながら、後退りする。「モーガン…。ライアンは、腹に二発食らって死んだんだよな…」俺はそう言って、銃口をモーガンの腹部に向ける。 「ゆ、許してくれ…。お願いだ」だが、俺が奴を許す筈がない。俺は構わずに、 「まずはお前の腹に二発…」「!?」引き金を引き、モーガンの腹部に銃弾を二発浴びせる…。「ぐぁっ!!」モーガンは腹を抱えて、その場に崩れた。「キャーッ!
ミッシェル さん作 [481] -
復讐のジャケット?
車を15分程走らせると、目の前に寂れたマンションが見えてきた。間違いなく、あのマンションに奴はいる。俺はマンションの裏の駐車場に車を停め、拳銃を片手にマンションの中へと入って行く。そしてエレベーターに乗り、7階へと上がった。エレベーターを降り、廊下をゆっくりと歩いていく。廊下は静寂に包まれ、自分の足音がやけに大きく聞こえる。廊下を照らす蛍光灯は今にも消えそうな勢いで、何度も点滅していた。やがて廊
ミッシェル さん作 [400] -
不味いステーキ
目の前に分厚いステーキがある。単なるステーキではない、高級なレストランのステーキなのだ。 そのステーキを一口食べると……不味い! 肉は臭味がまだ残っており塩や胡椒、ハーブやソースなどでは全然消えない臭みなのだ。 脂身も油でギトギトしており、とても食べられる代物ではない。 私は、こんな物を作ったコックを呼び出し文句を言った。 しかしコックは悪びれる様子もなく平然とこう言うではないか。 「仕
阿部和義 さん作 [427] -
復讐のジャケット?
新たな肉体を手に入れたのは良いが、奴の居場所が分からない。取りあえず俺は、手がかりを探す為スーパーから出た。だがその時、見覚えのある連中が外の駐車場にいた。よく見てみると、紛れもなく連中はあの時バーで俺を撃った2人の男であった。 スーパーで買い物を終えたのか、2人はレジ袋を片手に車に乗り込もうとしていた。 「丁度良い…」俺は呟くと、2人の元へと歩を進める。 「やあ」俺は陽気に2人に声をかけた。「
ミッシェル さん作 [443] -
キャッチボール 第39話〜友達を信じる〜
夜、健也が突然話した。「オレは、薬の会話を聞いた後、駆け足で戻って、みんなに事情を説明したろ?あっ。陽太にはしてないけど。」健也が話しても誰も黙ったままだ。相当緊迫した空気だ。するとテントから龍吾が出てきた。みんなが息を呑む。僕に一歩一歩と近づいていく。みんなはその光景を見守る。龍吾は「気付いてやれず、ごめんなさい。」僕は下を向く。「オレ、ついみーくんがドラッグやってるのかと思って殴った。だけど
るー6 さん作 [340] -
新築分譲マンションを建てるということ 11
私はその方面に詳しい解体会社の社長に総長の身辺調査を依頼した。調べはすぐについた。「ヤバいね。その人はホンモノだよ。慎重に対応したほうがいいよ。その組は武闘派で有名らしいよ。その人は組長の兄貴で総長と呼ばれているらしいよ。」と解体会社の社長もどことなく楽しげに言った。人の不幸は蜜の味とはよく言ったものだ。
サウス さん作 [144]