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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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シャドーオプス9
東京やニューヨークと違って、アフガニスタンのこのエリアのとてつもなく素晴らしい点は、 夜が本物の暗闇を連れてきてくれる事だ。 晴れた夜空に所狭しと散りばめられたら星々の輝きの美しさは言葉では表せない。が、月も星も見えない曇天の空は逆に、僕の任務にはこの上なく有り難いシチュエーションだ。僕は日本の歴史の中で活躍した偉大なる祖先達の知恵を最大限活用し、任務に望む。 その祖先達こそ忍者だ。 彼等の知恵や
ハバネロペッパーさん作 [370] -
子供水先案内人10
どうやら「君の願いが子供に通じたようだ。」え?「どういう事?」男は黙って片手をあげる。赤ん坊が宙に浮き上がり、光に包まれた。暖かそうなその光は、赤ん坊を抱き上げやがて赤ん坊の中へ吸い込まれていった。さぁ「十分だけ時間がある。その間はこの子に触れられる。」ああ「本当?!・・でもさっきはだめだって、どうして?」男は赤ん坊を女に渡し、俺は「この子達の最後の願いを叶え、魂を導く為にいる。これは、この子の願
Joeさん作 [335] -
子供水先案内人9
それから女は数ヶ月、死んだ我が子の為に乳を搾り続けた。「何か、可笑しいわね。」そういいながらも、女は楽しそうであった。もう、いいだろう。「満足したようだ。」あの、「ありがとう。なんだか子供を育てたんだって気持ちになれた気がするわ。」それに、「いい父親がわりのベビーシッターさんを雇った気にもなれたしね。」・・・。何?・・いや、「何でもない。」男は、手にしていた哺乳瓶を消して、赤ん坊を抱き上げた。とた
Joeさん作 [381] -
天罰
少女は空に向かって祈り続けた。父に天罰が下るように。耐えられぬほどの苦しみに苛まれるように。あの日以来、ずっと………。「神様、どうかあの憎き父に天罰を」その日は嵐が街を覆い、激しい雨と強風が部屋の窓に叩きつけていた。そんなことにもお構いなしに、少女は窓を開けて祈り続けた。彼女の父親は二年前、その妻、つまり少女の母親を殺した。少なくとも彼女はそう考えている。殺したも同然なのだ。その日、彼女の父親と母
hiroさん作 [773] -
悪魔さまの言う通り!!『中身のない契約』
意外といい奴かも知れない。 そう思い、私は青年の背中を見つめていた。青年は再びこちらを向いて不快そうな顔をする。 「早く顔を拭けと言ったはずだが何をしている。貴様の汚らしい涙と鼻水が地面につくだろうが!」前言撤回。 やっぱりこいつはただの糞野郎だ。私はそう確信し、顔を拭いて立ち上がる。青年はそれを確認し、ついてこいと手招きをする。私は青年についついき、地下の階段を上っていった。階段を上り終えると大
ホチキスさん作 [451] -
シャドーオプス8
そのパメラからCIAにもたらされた情報は、局員達の興味をひくには十分過ぎる程だった。 自爆テロ犯養成工場とも呼べる程の場所があるかもしれない CIAは局員を向かわせようとしたが、パメラの情報によれば、危険レベルは最高だとの事で、CIAは急遽デブグル隊員を送り込む事を要請したのだった。 そこで、白羽の矢がたったのが僕だった。 僕は夜中に誰にも見られずにパメラの家へと入った。 そして、地下室が僕の作戦
ハバネロペッパーさん作 [370] -
シャドーオプス7
その2ヶ月前 僕はカブール近郊の村のある家の地下室にいた。 この家の主は、パメラという30代半ばの女性で、CIAの工作員として活動していた。 彼女が工作員になったのは、教師をしていた妹がタリバンにより暗殺されたからだった。 タリバンは女性教師の暗殺を繰り返していた。 パメラは妹の身を案じ、教師をやめるよう何度も説得してきたが、子供達には絶対に教育が必要だからと、妹は姉の忠告を聞き入れなかった。 目
ハバネロペッパーさん作 [375] -
感情
ネガティブな感情が支配する 迫ってくる闇 いつもの自分 変われないのかな… つい、楽な方を選んでしまう本当はみんな楽じゃない 本当は努力の先に感動がある 本当は努力の先に幸せがある、楽しさがある
雫石さん作 [394] -
シャドーオプス6
その報せは、基地中を駆け巡り、私達家族をパニックに陥らせた 8月だった 私は週末に開かれるティームメイトの奥さんの誕生パーティーの為のケーキを作っていたところだった 「ユキ!ユキ!」 ドアを激しくノックするその声は、バフの奥さんのリンダだった 「OK!OK!今行くわ!」 私は何を慌てているんだろうと、バターの付いた手を拭きながら玄関へと向かった 「どうしたの?そんなに慌てて」 リンダはいきなり私に
ハバネロペッパーさん作 [361] -
悪魔さまの言う通り!!「契約」
ルシフェル家当主になるために、みんなに認めてもらうために私は契約をこなさなければならない。私が召喚された場所は暗くて狭い地下の独房のような場所だった。そこで私を召喚した青年が言い放った最初の一言は…「なんだ?貴様は?」とんだご挨拶である。なんだ?貴様は?じゃないわよ。 召喚したのはあんたでしょうが。あんたこそなんなのよ。私はこのふざけた青年の胸ぐらを掴んでそう叫びたかった。叫びたかったが、そうする
ホチキスさん作 [429]