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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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シャドーオプス5
会いたい …今すぐ会いたい… なんでもいいから彼に会いたかった… 日本から戻った私は,無性に彼に会いたかった 彼のぬくもりを感じたかった 彼の優しい声を聞きたかった 会いたいのはいつもの事 でも、普段とは比べものにならないくらい彼が恋しかった 震災後の日本では、女性の結婚願望が高まったという 私にはその気持ちが痛い程わかる 「どうしたの?ユキ」 彼のティームメイト、ウィの奥さんのメリッサが心配気に
ハバネロペッパーさん作 [372] -
Salamander City 2
ハシモト君の容姿はかおりがノートに描いていたものそのままだった。コートのような真っ黒で妙なパーカを着た、たれ目でひょろひょろした少年だった。背丈もそんなに大きいとは言えない。子供だった。「もしもーし」なんて声をかけてくる。が、かおりは依然固まったままである。「…私おかしいみたい」かおりは気の抜けた顔でそうつぶやくと、ハシモト君を無視して歩き出した。無視されたハシモト君はきょとんとしている。 (疲れ
riverさん作 [340] -
悪魔さまの言う通り!! 「プロローグ3」
昔は妹のように可愛がって二人でよく遊んだ。リムルも姉のように慕ってくれていた。でも、今はそういうわけにはいかない。淡い赤色の髪、翡翠の瞳。その美しい容姿もさることながら、リムルは勉学、運動、戦闘能力におけるまで他を圧倒する成績を修めている。強いて欠点をあげるならその悪魔らしからね優しい性格くらい。 客観的にみたら彼女のほうが当主にふさわしいのかもしれない。でも…。「イリス姉様のお気持ちもわかります
ホチキスさん作 [449] -
悪魔さまの言う通り!! 「プロローグ2」
「それでは親族会議を始める。」一族のものたちが集まる中親族会議の開始を告げたのは、現在ルシフェル家を取り仕切る分家のじじい…もとい父の叔父である源三だ。なんでここで日本名がくるかは置いておいて、このじいさんは私が当主になることを一番反対している。「やはりイリス様に当主は無理ですな。勉強、運動、戦闘能力すべてにおいて当主になるには不十分です。」いきなりこのじじいは言いたいことを言ってくれる。落ちこぼ
ホチキスさん作 [390] -
Salamander City 1
今にも雨が降り出しそうな夕暮れ時椿屋かおりは青ざめた顔でバス停に立ち尽くしていた。ない。ひみつノートを紛失した。友達が少ない彼女にとってそのノートは大事な物だった。というのは、そこに彼女の大事な「友達」がいるからだ。お世辞にも上手とは言えない絵として存在する「架空の」友達。確かに学校からバスに乗るまでの間はバッグに入っていた。バスに乗る直前に取り出して眺めたのがいけなかった。かおりは激しく後悔した
Riverさん作 [389] -
シャドーオプス4
そういえば、ちょっと いとおかし…な?話がある。 ある時、ティームの仲間とPMC(民間軍事会社)に関するDVDを見ていた時の事 そこには凄まじい場面が映し出されていた。 ファルージャというところで、元シール隊員が創設したブラックウォーター(現ズィー)の社員…一般には傭兵と思われている…が、武装勢力の襲撃にあい、血みどろで焼かれ、吊される映像がそのまま映し出されていた。 彼らは元アメリカ陸軍特殊部隊
ハバネロペッパーさん作 [362] -
流狼-時の彷徨い人-No.73
『五感に頼らず、オーヴで相手の気配を察知する戦術に切り替えたか。 オーヴの存在が五感の延長線上にある事に、気づいていたようだな。 …正しい判断ではあるが、それでもあの男の動きはとめられまい」 冷静に状況を見据えるノアは、段蔵の身体能力の秘密に見当がついていた。 それ故に、この男の動きに常人がついていけないことを理解していた。 半次郎が即座に戦術を切り替えたことで、段蔵の闘争本能はさらにかきたてられ
水無月密さん作 [487] -
シャドーオプス3
僕が日本の惨事を知ったのは、アフガンのとあるエリアだった。 僕は単身でのテロリスト追跡任務の準備をしている最中だった。ティームメイトのジェイクが急ぎ知らせに来てくれたのだ。 「JJ!日本が大変だぞ!」 因みに僕はJJと呼ばれている。 本名は日本人そのものだが、僕の部隊は米軍の中でも秘匿性の最も高い部隊で、任務のほぼ全てが極秘扱いとなる。 故に、隊員達もニックネームで呼び合う。 JJの由来は…いつか
ハバネロペッパーさん作 [351] -
悪魔さまの言う通り!! 『プロローグ』
21世紀ともなると私たち悪魔の世界も変わってくる。徹底された子供悪魔の教育機関に民主主義の社会。昔はどうであれ、今はほとんど人間の世界と変わりない世界となっている。ただ一つ違うのは召喚と契約があることである。私たち悪魔はすべからくルシフェル、ベルゼブブ、マモン、ソロモン72支柱など有名な悪魔の子孫であり、その家系に別れる。その家系で最も有能な悪魔はその一族の当主に選ばれ、祖先である悪魔の名を引き継
ホチキスさん作 [416] -
生戦
「おつかれさん。」「ぁ…あ……あぁ……」またこれか。慣れないな。「ごめんな…。」『ビーーーーーーー。』『武器をしまい、所定の位置に戻りなさい。本日の清掃1011〜1015です。次の模擬戦闘訓練は......』うるせーな、しつけーンだよ。あーあ。なんでこうなんのかな…。疲れた。2014年3月2日、ある法律が可決した。内容は自殺で死んだ者は犯罪者とし、家族や親戚も同罪とする。たしかこんなかんじだった。
佐伯 臨さん作 [381]