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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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ランドマーク/黒いネコ
人間はそれを「平日」と呼んでいるのだけど、君はそんなこと知らない。君には平日も休日も祝日も盆も正月もない。そんなこと、君は知らない。 人間はそれを「昼休み」と呼んでるんだけどね、君はもちろん、そんなこと知らない。君には時間なんてない。 君は歩いている。線路に添って続いている塀の上を、君は四本足で歩いている。 人間達は今、「平日」で「昼休み」で、そんで…。今日は快晴だった。陽気が街全体を包
ハル さん作 [359] -
高層ビル から スクランブル交差点 へ
ノアの箱舟。それは聖書の中にかかれた1つの逸話。俺はキリスト教信者でもなければ、熱狂的な聖書ファンでもない。だからなぜ神様が地球を一度洗い流したのか、その理由は知らない。調べようとも思わない。だが‥こうして人込みの中にいれば大体の想像はつく。何よりも、ウザったい。五月蝿い。気持ち悪い。神様もそうだったのだ。気持ち悪いぐらい増えた人間達を洗い流す。それは至極当然なこと。誰もが思いつく最良の手立て…
LL= さん作 [330] -
ケガレタアクマ?
ルアは友達のリザと一緒に家から30分程かかる学校へ向かっていた。毎日通っているはずの道なのに何故か地が、空が、世界が狭く感じられた。…………………『ここは何処だろう…』何時から記憶がないのだろう…全くわからない…『あなたを闇へお連れいたします。さぁ、ついてきてください。迷子にならないように…』『あなたは…誰なんですか?ここは何処なんですか?』『静かにしてください。あなた様は我が世界の魔王。ディガ
シエラ さん作 [249] -
『君達へ』5
『嘘だろ・・・』電話じゃ何にもわからない!俺は急いで病院に向う。病院に着いて何も考えず受付で部屋を聞いた。怒鳴り口調で・・・部屋の前に立つ。中から妻らしき泣き声が聞こえる。中に入るのが恐かった。そっとドアを開けると、先生と看護婦さんの背中その奥に妻がベッドに寄り掛かって体を震わせていた。ゆっくり入っていくとすれ違い様に先生が軽く会釈をする、そんなのはどうでもよかった。真っ白なシーツがあって真っ白
六式 さん作 [207] -
『君達へ』4
『突然』そんな何でもない幸せな日々が続いたある日。携帯が鳴った。妻からだった。いつものように携帯を取った俺の耳に普段は聞いたこともないグチャグチャな声で「そら、死んじゃったよ!」と・・・尋常じゃないその声は冗談や嘘には聞こえなかった。「えっ?」ハッキリなんて言ったか聞こえてはずなのに俺は聞き直した。「そら死んじゃったよ!!どーしよお!」妻はおかしくなったみたいに泣きながら繰り返した。俺は、一瞬声
六式 さん作 [202] -
『君達へ』3
『日々』俺の朝は早い。大体は夜中のうちに家を出るから家族の寝顔を見ながらまだ暗い町を会社へ向かう。妻も働いているから朝は普通に起きて子供を保育園に預けて会社に向かう。朝の様子はほとんど知らないんだよね・・・その日もいつもと何にも変わらない一日の始まりだった。何か変わった事といえば、朝方に寄った自販機でジュースが一本当たったくらい「嬉しかった。」俺の仕事は朝が早い分仕事はお昼くらいには終わって後は
六式 さん作 [205] -
『君達へ』2
『今』家族を紹介します。妻のりえは俺より4つ下、しっかり者だけど家事が全般苦手なのが弱点で仕事が大好きだ。将来は妻が稼いで俺が家事をする!なんてのが俺んちの目標?長男のそらはおっとり系で5才、気が優しくて時々親に気を使い過ぎじゃないの?なんて思わせるくらいで俺にはもったいないくらいのいい子なんだ!「親バカかな俺・・・」長女のひめは二番目だけあって長男とはまったく反対だね、お調子者でいつも怒られて
六式 さん作 [205] -
『君達へ』
始めに。俺には妻と子供が二人いる。今のところこれといって悩みもない、まぁちょっとしたお金の悩みとか子育ての悩みなんかはあるけど幸せだ。ただ、人って完ぺきにはなれないから幸せが続くと何が幸せなのか判らなくなっちゃうんだよね。だから俺は仕事の都合上ぼ〜っと考える時間があるからいろいろと想像するんだ。その中で、ニュースなんかで見る突然の子供の死。もしも自分の子供がそんなニュースの一コマになっちゃったら
六式 さん作 [203] -
悪魔
僕は悪魔なのかもしれないドキュメンタリー番組を見ると感動どころかイライラしてしまう。そういう番組はムシズが走るほど嫌いだ。泣いている人を見ると、もっと苦しめ もっと悲しめいや、いっそ死ねばいいこの世に正義はないそんなものは見たことがない。これを見て警察は正義だと思う奴はバカだなぜか?悪がないと警察の存在価値はない。だから悪を一番必要としているのは警察だそして警察は生活の為の商売だ
マッスー さん作 [613] -
一人
これはある一人の物語。[友達欲しいなー更に言えば心友も欲しいな、それで自分を分かってくれる人は一人でいいと思うのよ]主人公の名前は黒崎音色23歳だ 勿論男なのだが実はバイセクシャルで知的障害がありとても本が大好きだ。 [自由が欲しい縛られたくないし好きな物に沢山お金使いたい]要するに不器用なのだ、何故なら友達が一人もいないからだ。友達も欲しい、欲しい欲しいと いつもゆう。[あたしを必要としてる場
クレア さん作 [217]