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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • メルヘンとロマンチスト

    第三話 「ヒーロー」「さあ反撃開始だ!」胸を張りながら天使は高らかに言い放った。けだるそうないつもの天使と違って少し戸惑った。「おらああ!」若者が天使に殴りかかった。「いくぜ!」天使も応戦した。鈍い音が公園に響いた。倒れたのは天使だった。鼻血が出てきて涙目になっていた。「弱ッ!」つい言ってしまった。「痛い…やばい…もうやだ」「天使なんだろ?強いんじゃないの?」「いや別に天使だからって強くないから
    東雲 さん作 [339]
  • lilys?

    町に戻ると、ちょうど下校時間くらいだった。見たことのある顔と時々すれちがいながらも、お互いが関わらないように、目線を合わせることなくすれ違う。しかし、今日は違った。里西がいるからだ。同級生だけでなく先輩、後輩の奴らも里西に話しかけてくる。里西は常に笑顔で対応している。やっと人の波を抜けた。登「あんたってほんと人気者やね!」里「人気者かぁ〜そう見えるんかね?ほんとに仲良い奴なんて1人もおらん気がす
    m710 さん作 [192]
  • 十字路とブルースと僕と俺 30

    午後8時。おれは十字路にいた。手にはギターの入った革のギターケースを持っていた。雪こそ降ってはいなかったが、寒さのほうは相変わらずだった。日中にほとんど溶けてしまった雪は、遠い山の上のほうに白くみえるものと、影になって陽の当たらなかったところにいびつな形で残っているものとが、所々に見られる程度だった。十字路を四方から照らす外灯の一つがチカチカと一定の間隔で点いたり消えたりしていて、そのたびにジッ
    ティシュー さん作 [238]
  • 未来に向かって

    今日も1日変わらない。私は仕事を辞めてしまってプー子ちゃん…。収入はないけど、1つだけいいことがある。彼氏が帰ってくる前にご飯を作って待っててあげられる。今までは(甘えかもしれないけど)できなかった。世の中の共働きの奥様方、ホントに凄いと思う。偉いよ!!女だから当たり前!!とか…そんなの私は古い考えだと思う。
    みんすけ さん作 [220]
  • 夢猫

    なんだ猫か、驚かせるなよ―\r普通の人ならば、目の前に突如現われたこの獣に対して、そういう反応で胸を撫で下ろすことだろう。だが、僕は違った。正確に言えば「今の」僕は、だ。こともあろう、黒猫でいる僕の前に突然実物が現われたのだから。僕は猫だ。猫も猫だ。二匹は、束の間おそらく遮断しているであろう空気や大量の水の粒たちや雑音や街の霞みが混ざった匂いやその他一切なにも隔てるものはない状態で対峙を試みた―
    慰吹 漣 さん作 [245]
  • ガムシャラ?

    監視してる様で無関心教師も業績?進学率&就職率イコール業績。彼らに何が諭せる?レール上のルール。そんな大人になりたくない。そんな背中は、追いたくない。目指す者も手本もなく…だ、ただ、突っ走る。走るしかないんだ!今、出来る精一杯でガムシャラに。生まれたからには、生き抜くしかないんだ。ガムシャラに。そんな私も2児の母。ただ突っ走った結果…想像も付かなかった感情を満ている。人生悪くない…。育児と仕事の
    未来のイルカ さん作 [262]
  • lilys?

    目に入ってきたのは、隅にある小さなテレビから流れる映像。外国の少年達がスケボーを乗り回している。自分の体の一部のようにスケボーでトリックを決めたかと思うと、次は坂道を車よりも速く急降下している。目を奪われていた。店長「すごいっしょ、それ」急に話しかけられた。うなずくことしかできなかった。店長「この映像あげるよ。イメージトレーニング用に」と言って彼は一枚のROMをくれた。成「…………あざ
    m710 さん作 [216]
  • lilys?

    店に入る。妙に緊張する。登美雄もなんとなくそわそわしているのがわかる。しかし里西は堂々としたものだ。ほんとに同い年なのかと疑うくらい、大人びてる奴だ。店に入っても、いらっしゃいませの挨拶もない。店員は一人だが、彼の風貌は間違いなく店長だ。壁一面に並べられた板、ショーケースに並べられているウィールにトラックにビス、他にもウェアやバックパックや小物で店の中はごちゃごちゃ溢れかえっている。しかし
    m710 さん作 [211]
  • lilys?

    そんな俺たちを見て、里西は持っているスケボーを差し出して、言った。里「じゃぁ、成にこのボードやるわ」成・登「!?」里西は何気ない顔をしてるが、本気っぽい。成「いや…いいよ」里「いやいや、よかよ。俺もう一ついい板持ってるし。こっちは練習用やったけん」登「よかったやん!成!里西様々やなぁ〜てっっげいい奴!」 俺は困った。でも、ここで断ったら俺が空気を読めない人間であることは間違いない。成「……
    m710 さん作 [205]
  • lilys?

    登美雄はノリノリだ。登「スケボーってよ、いくらぐらいすると!?」そう、俺たちは何にも知らない、完璧な初心者だ。里「普通にいいやつを全部コンプリートしたら2〜3万くらいやね〜」里西は当たり前のような顔で言った。登「えっ!?そんなすると!?ってかコンプリートって何なん!?」俺も目が点だ。そんな2人のための、里西スケボー講座が始まった。里「スケボーはよ、板(ボード)とこのトラックってのと
    m710 さん作 [272]
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