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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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携帯小説家 1
私は嘘をついている。 自分のやりたい仕事を心の底からしている訳では決してない。 携帯小説て響カオルというペンネームで、主に中高生、ときに大学生を含む大人までに一目置かれている「携帯小説家」である。しかし、この職業は私の意に反している。 本来、携帯という誰もが簡単にアクセスできる、そんな単純なものではない。 私が物心ついたときには、将来は絶対に小説家になると心に決めていた。
キャロルの秘密 さん作 [863] -
愛のカタチ
中一の春。。ボールを壁に打ち遊んでいる男子。私は通りたかった、、彼は優しく。通してくれた。大したことじゃないただ通れないから彼は気が付いて、通してくれたと思うけど。なぜか胸がキュンとなった彼が気になる存在になったきっかけである学ランの第二ボタンを友達がもらってきてくれた!これって!!しかし、私の友達が彼と付き合っていることが発覚。はじめて、こんな辛い気持ちになった友達に、話してあったのに。。何で
茜 さん作 [192] -
逃避
助けて下さい。僕らは追われているのです。駆ける度、小さな針が幾つも僕らの踵に刺さって、今にも足が止まってしまいそうです。逃げ切れない。逃げ切れない。助けて下さい。地に足を着ける度、針は深く突き刺さります。針の先が肉を貫き、骨をうがつ感触が、怖気と共に神経を這い、僕の脳に伝わります。足を止めてはいけない。立ち止まれば二度と何処にも辿り着けない。嫌だ、嫌だ、もう走りたくない。助けて下さい。奴らは周到
ケィ。 さん作 [450] -
十字路とブルースと僕と俺 25
祖母はオレンジ色の何処か懐かしい光を浴びながらおれに手招きをした。おいでおいでと小さな子供を呼ぶときのようなしぐさだった。木目の板張りに足を踏み入れると縁側の床板よりもヒンヤリとしていたが、橙色のはだか電球の光はそれとは逆にあたたかみがあった。先に入り込んでいたおれの触れる事のできない黒い分身は徐々におれの後ろへと移動していた。「この荷物、ちょっとどかしてもらえる?重くっておばあちゃんは腰がぬけ
ティシュー さん作 [275] -
ピアス
ピアスをあける。穴をあける。それは生きてるって跡を残す事。そこからぬけて広がるアッチ側の世界が私の全てなの。『ピアス』それは生きるって穴。ファーストピアスは中2だった。冬の寒い夜、玄関には2日前に降り始めた雪がしんなり積もっていて冷え切った指先は、赤さを通り越して爪が紫になってた。抱えた膝の間に鼻をうずめて、体はこれ以上に小さくはならないだろうってくらいコンパクトに折り畳まれているのに、風が吹く
eisa さん作 [357] -
母
いつもありがとう。恥ずかしくて言えないけど…。昔から体の弱かった私を、毎日おぶって病院まで連れて行ってくれたね。雪の日も雨の日も…。小学生の頃、イジメられてるのが恥ずかしくて、母には絶対にバレないように家の近くで泣き止んで帰宅していた時も母は気づいて守ってくれたよね。いつもいつも私の近くに居て守ってくれた。なのに私が高校生になって初めての反抗で母を苦しめたよね。母が私のせいで壊れてしまったのに気
かれかの さん作 [344] -
愛のカタチ
私は、基本身内より大切なのは、友達と決めている。恋人よりも友達が大切なのかもしれない、、愛とは、、愛しいの愛なのか??同性愛ではない。理解者こそが、一番そばにいてほしい。体だけの関係ではない。波長が合わないと解り合えない。友達の彼が、私にこういった、「俺が気になるんでしょ」「なにいってんの」相手に出来なかった。嫌いじゃないけど、少しは好きだけど、それよりも、友達の方がはるかに大きい存在で絶対裏切
茜 さん作 [233] -
十字路とブルースと僕と俺 24
ずっと降り続けていた雪はいつの間にかこっそりと止んでいた。目の前にはユラユラと揺らめく湯気が立ちのぼる真っ白い白米にネギがとっぷりと浮かんだ味噌汁、ネギ入りの納豆に自家製の大根のたくわん、数種類の山菜のあえものが所狭しとコタツの上に並んでいた。祖父の形見の品々は広々とした居間の片隅に一緒くたになってかたまっていた。重なりあう品々の頂点には帽子の入った四角い箱が置かれていた。食後、玄関のガラスの向
ティシュー さん作 [258] -
想い。(2)
言い表せない気持ちってよくならない?俺はどきどきある。夜に一人になると、寂しいような、やりきれないような。そんな気持ちになる。なんで、なんで好きな人の誕生日にメールの一つも送れないの?自分に嫌気がする。そもそも、本当に好きなのか?とも思う。話しかける勇気が無い。ホントは謝ってまたメールしたい。けど、その願いは叶いそうにない。そんな自分がもどかしく思う。
A. さん作 [278] -
愛のカタチ
ドキドキ手作りチョコレートを作ってみました私は小学六年生。。気取らない君に。渡せて、良かった受け取ってくれたはじめてのチョコレート。何度となく作ったチョコレート。喜んでくれた人達幸せってなんだろう?愛ってカタチ決まってないよねあれから何年。。手作りは35さいでストップ。心の扉が閉じてしまった扉の鍵をなくしてしまったまた、いつか手作りチョコレートが渡せますように。。愛を込めて。私の愛に気が付いてく
茜 さん作 [213]