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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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夏と西瓜 ?
全くつくづく思うのだが、ソウタは変わっている。何と言うか人と目の付けどころが違うんだ。彼の笑うところで僕は笑えないし、もしかして関西人はみんなこうなのか?何て思うこともしかり。何より一番不思議なのは、こんなに地味で何の取り柄もない僕と、何故親友になったのかとゆう事だ。その理由は今でも分からないけど、天真爛漫でクラスの人気者の彼と親友になれた事はやはり嬉しかったし、その事実はほんの少し僕を勇気づけ
リー さん作 [405] -
20歳の夜
寒い それも そのはず2月の一番冷える時期に雨が降っているというのに、傘もささずに歩いているのだから。痛いな親父に本気で殴られたのは、初めてだ。さて、どうしようかとりあえず寝床を探さないと。 財布の中には、お札が8枚と小銭が少し。しょうがないヤツに泊めてもらおうええっと電話、電話ボックスどこだろう。ああ、みつけた。道を渡ろうした時、キキッと派手な音をたてて、見慣れた車が止まる「海、今何時だと思
尾崎みっち美和子 さん作 [206] -
PRICE?
今思うと、いつも5人一緒だった。喧嘩の時も仲直りの時も、ご飯を食べるときだって。もちろん、遊びに行くときも。気が付くと騒いでいた。それは、まるで暗闇の中で、光る電球に群がる虫のようだった。いつからだろうか、ああやって集まりだしたのは。今日のドライブの話に出てきていない、トーマとジュンが殴り合いそうになっていた時だろうか。オレとジュンは最初の頃から仲が良かったけど、トーマはみんなからも嫌わ
こう さん作 [191] -
ありがとう
赤く染まったこの時間。私の好きな時間。ぁの人がもぅすぐ来る。毎日かかさず私のところへやって来る。私の大好きな時間。唯一の楽しみ。あっ、来た!『お待たせ』と、私に差し出した。ん〜良い匂い…あなたの暖かさに毎日感謝。『じゃ、また明日ね』短い時間…あなたとのこの時間、大好き。また明日…。今日も真っ赤に染まった空。そろそろかな。だんだん日が沈み、まん丸のお月様がお顔を出し始めた。どぅしたんだろ…?今日は
こむぎ さん作 [248] -
幸せ-?
高校生活が始まるとどんどんカップルで歩く人たちが増えていった。心の中では青春してるなぁって思ってたけど俺は軽くみんなを嫉妬していたと思う。俺は女に告白されてもOKを出さない。なぜなら俺はゲイだからだ。普通の人が聞いたきっとドン引きされるだろう。それを恐れて誰にも相談したことはなかった。周りからは「また振ったんだって?女泣かしだなぁ」って言われてばかり...
しぃ さん作 [204] -
1命1本 第一話
「おかえり!僕が気付いたとき、となりには小野があぐらをかいて座っていた。「今回はおまえ太い人生本だったもんなぁ。」人生本…生を受けてから死ぬまでの人生が書かれている本。「次は俺、人間が いいなあ。出来れば野球選手でアナウンサー嫁にもらってさ!」人生本は自分で選べないから小野の希望は叶わないだろうと僕は思った。「じゃあ、俺そろそろ行ってくる!おまえの次の本もうロッカーに入ってたぜ!」次はどんな人生
たかちゃん さん作 [234] -
よしりん4
「初めてだって?光栄だね。でもなんでここなの?もっと楽して稼ぐとこなんていっぱいあるじゃない」ピンクのYシャツ学生時代は、サッカーに狂ってたと言う30代位の人だった。意外だった。もっとこうゆう所で遊ぶ人は、女縁のない人というか、冴えないというか、勝手にそんな風に思いこんでいた。たぶん、かなり堅そうな仕事をしていそうだった。「いくつなの?23歳くらいかなぁー」ピンクのYシャツの人がいった。どうやら
百合 さん作 [203] -
My…Heart
あたしって…デリケートだと思う。ん〜…『心』がっ。『ガラスの心』みたいなっひび入ってるし…包帯巻きまくりだし…さびまくってるし……ガラスはさびないか?一言でいうと…傷つきやすいのっ。どれっ。医者にでも行くかっ。
みづき さん作 [516] -
願え盗人!(後)
俺はお前に見つからないよう日々、暮らし、こっそり遠くから見ていたんだ…。そんなお前にも彼氏が出来た…とても感じいい…幸せに…。結婚式も参加せず…。こんな兄ちゃんがいたら、マイナスだし…。久々、嬉しくて泣いたよ…歩美の幸せを考えて生きてきたから…本当に嬉しい!あれから一年かな…?お前のお腹がぷっくり…。赤ちゃんか…幸せな日々だな…いいな…。それに比べ…俺は相変わらず盗人…。ヤバイやまを掴んだから…
キユデヒ さん作 [578] -
願え盗人!(前)
俺には四つ下の妹がいる…。数ヶ月後には分娩室で必死こいて戦ってるはず…。きっと、元気な赤ちゃんを産むに違いない…。幸せな家庭を…いいね〜俺が小1の時に両親が事故で亡くなった…親戚達は俺らを引き取らず施設に預けた…。めんどくさいからか…。中学を卒業と同時に働き出した…。鉄くずを運ぶ…ただただ、運ぶ…。俺の掌は硬く黒ずんで3回ぐらい洗わないと落ちない…。二年ぐらいかな働いたのは…その後は日雇いで転々
キユデヒ さん作 [615]