トップページ >> ノンジャンルの一覧
ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
-
青き心は遠く、
浩紀はホームルームが終わるとすぐに、「先に行ってるから。校門で待ってる。」とだけ言い、教室を出た。浩紀の相談というのは、バンドを組みたい。というだけのものだ。昌也に言ったら呆れるだろう。だが、浩紀は本当にバンドを組みたかった。浩紀が好きなバンドは、「THE BLUE HEARTS」であった。ブルーハーツを聞いた日からロックというものを好きになったのだ。ブルーハーツみたいになりたい。バンドを組みた
安家 延昭 さん作 [312] -
青き心は遠く、
浩紀は教室に戻るまでの間も、何かぼーっとしているようだった。いつも、多弁とまではいかないが、たわいもない話ぐらいはする。だが今日は昌也の話に短い相槌を打つだけである。「浩紀、お前なんかあったのか。」やはり、黙ったままだ。昌也はそっとしておこうと思った。話たくないことなのだろう。「…昌也」浩紀は小さい声で昌也を呼んだ。「今日の放課後、暇か。話たいことがある。」「ああ、暇だよ。わかった、放課後な。」
安家 延昭 さん作 [281] -
青き心は遠く、
「高いとこが好きな奴はちょっと変わっている」昌也はそう思っていた。そのいい例が今、昌也の目の前にいた。浩紀は昌也など気にしていないといったような表情をしていた。冬の切り裂くような風を受けているが寒がる様子もない。「浩紀、降りてこいよ。俺はもう中に入るぞ。」昌也は大声で言い校舎の中に入った。かじかんだ手を擦りながら待っていたが、来る気配はなかった。…まただ。思いながら、昌也は外に出た。やはり風は体
安家 延昭 さん作 [283] -
よしりん3
「おはようございます」初めての、出勤日。面接の時のような足が、ガクガクとする感じはなかった。度胸がついた、とは言わ無いが、心の整理は出来ていた。「おはようさん。今日から、客を取ってみるか」「こんな所は、ガツンと働いて、パッと辞める事だよ。ダラダラといたって仕方ないからね。まぁ頑張れ」そう言って、今日の部屋に案内してくれた。私で、大丈夫なのかしら。一人で部屋に居ると不安になってきた。「プルルー」呼
百合 さん作 [169] -
PRICE?
ピピピッ「ふわぁー…。」ケースケは目覚まし時計の電子音で起きた。時刻は午前8時を指している。「ん?ユミからメールが来てるな。あと1時間ぐらいか。なにしよ…。」ケースケはむっくりと起き上がると、洗面台に行き顔を洗った。そのあと、ちょっと熱めのお風呂にさっと入り眠気を覚ました。ピンポーン「ケースケ君!!起きてるー?迎えに来たよ。」「ハハハ。相変わらずうるさいな。今行くよ。」ガチャッ「あれ
こう さん作 [200] -
日常 弐
俺の名前は『石嶋 睦(イシジマ リク)』。 人よりも少し背が高くて、運動神経の良い、何処にでもいる様な普通のピチピチ(古)男子高校生だ。 今日も何時も通り、高校に行ってツマらない授業を受け、部活動に励み帰るだけの、最近のパターンと化した日常を過ごす。筈だった。と言うより、途中まではそうだったのに、一体何をどう間違ったら“こんな事”になるのか…。事の起こりは数十分前、いつもより早めに部活が
蒼蝶 さん作 [200] -
日常 弐
俺の名前は『石嶋 睦(イシジマ リク)』。 人よりも少し背が高くて、運動神経の良い、何処にでもいる様な普通のピチピチ(古)男子高校生だ。 今日も何時も通り、高校に行ってツマらない授業を受け、部活動に励み帰るだけの、最近のパターンと化した日常を過ごす。筈だった。と言うより、途中まではそうだったのに、一体何をどう間違ったら“こんな事”になるのか…。事の起こりは数十分前、いつもより早めに部活が
蒼蝶 さん作 [191] -
笑って悲しむ
実際にあった話何処にでもある朝眠たい目を擦ってぼーっとする達也と言う人物特に飛び抜けた才能もなく三人男兄弟の真ん中で何処にでもいそうな23才の男この男の特技…感受性豊かだからかわからないが悲しいニュース等流れてくると自分まで悲しくなって…考える性格そういえばこの男就職活動中である(笑)なかなか就職が決まらず焦っていた…自分のしたい事が特になく、自分自身何がしたいか分からなかったからそんな時達也に
マサイ さん作 [206] -
My…Life
フツーに生活して…フツーに過ごして…フツーに部活して…フツーに恋して…フツーに青春して…フツーに生きたかったな……何もかもフツーじゃつまんないかなぁ?でもあたしは…こんな苦しみ味わいたくなかったなぁ…生きてれば…辛いことだってあるよねっ頑張るかっ…存分に生きてやるっ
みづき さん作 [380] -
幸せ
俺は現在高校生3年生。もうすぐ卒業だ。俺は普通の家庭に生まれてきた。父と母と俺で幸せな日々を送っていたのだ。しかしそんな幸せな生活は、いつまでも続かなかった。母と父は朝早くから夜まで働いていた。そのため俺は家族旅行とか経験したことがない。俺が「ディズニーランド行きたい!」っていうと父と母は「仕事があるからねゴメンね」って必ず仕事を優先してしまう。しかし欲しいものはなんでも買ってくれた。おもちゃと
しぃ さん作 [214]