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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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ミノムシ一家の生活
千葉の繁華街にある居酒屋の軒先に小さな小さな一家が住んでいた。 繁華街の居酒屋という事で沢山の人が行き来するが そういった環境でも強く生きているミノムシ一家の物語です。トントントン・・・・・『よっと』パスッ 『ただいま今帰ったよ』と帰ってきたのはミノムシ一家の大黒柱であるミノジだ『あら、今日は早かったじゃない?』と一家の癒しであるマドミは言った 『今日は仕事が早く片付いたから早めに帰ってきたんだ
テラメ さん作 [247] -
タイムマシン
今は西暦2235年、私はもう72歳の老年になってしまった。だが、やっとここに完成した。夢にまで見たタイムマシンが。少年の頃に観たアニメや映画、でも科学の発達に空想の物語ではないと信じ、大変な苦労はしたがここまでやって来た。必ず、時空を超えられると思っていた。信じていた。周りの人は変人扱いだったが、私は気にもしなかった。代々の財産を全て注ぎ込むに値する事だと思って…。それが、やっと完成した。見た目
さきざき ひろ さん作 [533] -
創作された流れ
私は特に他人の目を気にするほうだ。人並みならそれでよい。そう思っている人はたくさんいるはずだ。それが人並みだから。人間は人の数だけ人生があり心がある。それを人並みだとか世間なんて言葉に収束するわけがない。そう思うのだがどうしても大きな道からはずれたくない。いつしか本当にみなければいけないものを見過ごしてしまう気がする。いやすでに、私は間違っているのかもしれない。私は外国に行ったことがない。だがだ
黒風呂 さん作 [547] -
自分だけ満足
頭が痛い少し心持ちが悪い吐き気がする僕はこの自己満にみちた世界が大嫌いだ 陰口たたくやつ堂々と悪口いうやつお前ら一体なにしたいの??それで満足?どんだけお前ら腐ってんの?お前らの心どんだけ腐ってんのかわかってる?僕はそんな世界をたたきなおしてやりたい …こんなこと言ってる僕も腐ってるよなそう…ただの自己満ねぇ希望の光っといつどこに行けば見つけられの?
無道 さん作 [247] -
猫とお婆さん
今年で米寿になる私も長い間生きてきた…でもそろそろお迎えが来る立派な門構えに厳格漂う屋敷の庭先で腰を掛けているお婆さんの隣には猫が日向ぼっこをして気持ち良さそうに眠っている「そろそろなんでしょ?」「ああ、明後日には迎えに逝くよ」お婆さんは10年前に亡くなった旦那と喋っていた「最近じゃお粥さえ喉を通らなくなって顔もげっそり痩せてしまってねぇ」「ああ…」「もうそろそろ来る頃だと思っていたのよ…」満月
ライダー さん作 [435] -
女の戦い
恵子は洗濯物を干していた時電話のベルがなった ♪♪♪〜 「はい、木下です」 「あらぁ、恵子さん 今日弘之の誕生日だから買い物してたの 今からそっちに行くわね」ガチャ…義母からの電話だった何かあるたびに電話をしてくる厄介な存在だ恵子は結婚6年目、子供は3歳になる男の子がいる特に不満もなく平凡な日々を過ごしていたひとつ不満といえば義母の存在 なにかにつけて恵子に注文をつけて嫌味を言ってくるピン〜ポ
ライダー さん作 [541] -
冷たい小人のうた
これは、誰かが拾った手紙……。《大きな人間へ。どうせ信じないだろうけど、私たちは身長が10センチしかない。それに比べて、お前たち人間は私たちより10倍以上も大きい。それなのに頭が悪い。お前たちを見ると、いつも嫌な気分になる。だから時々、お前たちを懲らしめる。例えば、道路に落ちている『岩』。あれは私たちが協力して仕掛けたんだ。直径5センチもある岩も仕掛けた。踏んだりすると痛いだろ?あとは、『花の密
hiro さん作 [777] -
異物
「パパ、この星でもう548個めだね!」「そうだな、今までいろんな星があった。まだ生まれたての星から、我が星のように文明が発達している星、…我が星の10歳の大人として与える研修旅行で、沢山の面白い観察が出来る事はお前にとって、寿命500歳と言われているこれからの生活に役立つと思う。だから、しっかり覚えておけ!」「うん。わかった。549番目はここら辺で地球って呼ばれてるみたいだよ。楽しみだなぁ!」「
さきざき ひろ さん作 [511] -
月に問う
まんまる月夜にベランダに出て あの子を想うねぇ 今どこにいる?ねぇ 今なにしてる?昔の人が言った通り死んだら夜空のお星様になるんだったらあなたはその中のどれなのかな私を少しは見守ってくれてたりするのかなこんな都会の空を通してじゃ、見えないかなねぇ帰っておいで帰っておいでそろそろ淋しいでしょあなたの居場所はいつだってココにあるんだからね帰っておいで帰っておいで姉ちゃん 寂しくてどうにかなりそうだよ
日向あさひ さん作 [219] -
夢枕
「やっと完成したぞ!」そう言って博士は助手の私の所にやって来た。思えばこの研究を始めて10数年、やっとこの時が来た。ここは精神医学療養研究所。博士の研究は、夢を自由にコントロール出来る枕の開発だった。楽しく、いい夢を見て精神に活力を与えようと言うものだった。今の世の中、辛い事ばかり。せめて夢で希望を持つ事が出来れば…と思って始めた研究だった。「助手の君には大変苦労をかけた。完成したこの枕を使って
さきざき ひろ さん作 [504]