携帯小説!(PC版)

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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • 続 いい加減にしてくれ!?

    車のスピードをあげる誠一。カブスは卒倒しているジェイを見て、「こぉ〜ら!ジェイッ!起きろッ!」足で蹴りあげる。《アレだ!!》カブスは診療所の駐車場に停めてある【片平診療所】と書かれた軽ワゴン車をみつける。駆け寄るカブス。鍵が付いたままである。カブス「よっしゃ―!ジェィ!早く乗れ―!」カブスはジェイを車に乗せ車を急発進させた。カブス「くそっ!どこ行きやがった!..はやく検索しろ!ジェイ
    さん作 [624]
  • 渇空

     アレが現われたのはいつだったろう。 その瞬間、真っ青な空が一面の砂漠になって、わたしを圧倒した。静かに広がる蒼い砂漠に白い月がぽっかりと浮いていた。 美しく、妖しい虚ろの世界がそこにあった。 まるでわたしの心のようだと、小さく嗤う。 心の底から笑うことなど忘れてしまったわたしは、ただ虚しく嗤うだけ。 そのことを傷むことも今ではなくなり、感じるすべてに現実味がなかった。  そうして今日も仰ぎ見る
    ひめ さん作 [234]
  • 支配するように人の心を全部知ろうとするなんて

    支配するように、その人を全部知ろうなんて、宇宙がどんなに広いかを知るような物だと思った。「どうしよう、Tがいなくなるなんてうそや」仕事中、地元にいる大学時代の友人IとMからの着信履歴があった。何かあったんかなぁ。「気になって仕事できへんわ〜!」とメールで送ると、「仕事終わってから電話するわ、気にせんと仕事に集中して☆」数時間後、大学時代の友人Aからメールが入った。見てはいけない気がしたが、気にな
    ぴぃ さん作 [210]
  • アナタへ

    きっと世間ではアタシ達は幸せなカップル一緒に住むようになって、もう時期2年結婚も決まり、何だかんだ言っても楽しく準備して過ごす日々誰が思った?こんな事になるなんて…。アナタはよく頭が痛いだの、お腹が痛いだの体調不良を訴え仕事を休む事があって自分に甘すぎる、ダラダラしてるからそうアタシは怒っていたね今回もどうせ、いつもと一緒そう決めつけていたアタシは、ちっとも優しくなんてなれなかった…
    しゅん汰 さん作 [213]
  • 借金の女王

    結婚は早かった。23さい。職場で一回り上の人と。もちろん運命的な出会いを感じたわけだけど、何よりもこれで家から逃げ出せる喜びのが大きかった。両親は小さい飲食店を経営していたけれど、父親は麻雀に明け暮れ店を放置し何日も帰宅しないこともしばしば。そのたびに長女の私は中学生のときにはすでに夕方から明け方までその小さい店の手伝いをしていた。それから寝ずに学校へ通っていたんだからその後の人生少しご褒美があ
    雨のち晴れ さん作 [214]
  • キズナ ?

    美佳の思い「ほんとは…行くの迷ってたんだ…」「え…?って、どこに行くワケ?」「あたしの…彼氏が入院してる病院…」「その彼氏って…神崎大地…?」「そう…」神崎大地 カンザキ ダイチ小学校の時、一緒のクラスで美佳が片思いしていた。そして四年生の時、美佳が大地に告白して、付き合うことになった。でも五年生になって、美佳が転校してしまい六年の秋、大地は学校に来なくなった。「転校したくなかったのに…大地
    奈緒 さん作 [303]
  • 噂上等ノンフィクション?

    私は不安と期待を持ちながら、彼に言った。「妊娠した」「…」複雑な彼の表情。当たり前だ。彼は既婚者。そして 二人の子供が居る。「産んでいいよ」「!!」やっぱり 彼は私の事を本当に大切に思っていてくれている。でも、その直後 彼は言った。「認知は出来んけど、お前が産みたいんやったら。お前の好きなようにしたらいいよ。俺は反対せえへんよ。お前の気持ちを大切にしぃ。」優しい、穏やかな口調。優しい笑顔。私は
    ゆう さん作 [257]
  • 続 いい加減にしてくれ!?

    《ママ!たすけて!......ママ―!》いつからだろう..私が私じゃなくなってる...夢?..そう、きっと夢なのね..私は永い夢をみてるんだわ....私が見てるのは現実なんかじゃない!すべて...そう..私じゃない....《わたしじゃ..ない》...女は緑色の液体が入っているピストル型の注射器を肩に押し付けた。プシュ―――ッ打ち込んだ女「ふぅ――――ッ!あぁしんど!」グラマラスな裸体の女その
    さん作 [574]
  • 十字路とブルースと僕と俺 23

    母と姉は、遅い朝食の用意を手伝いに、台所へとむかった。おれと父は、思い出の品漁りにまだ没頭していた。おれは、約四半世紀、誰にも被られていないであろう帽子を、入念に、穴があくほど見ていた。「それ、親父がすごい気に入って被ってやつだ…」そう言った父の顔には、懐旧の念が色濃く見受けられ、それは一種の男の哀愁のようにも感じられた。からだ中からいやが応にもほとばしる、アルコールのにおいも、その哀愁の一部な
    ティシュー さん作 [210]
  • color change

    お腹の中に鈍い痛みを感じる。何でかは分からない。真夜中に冷蔵庫の中の光だけが部屋を照らす。青白い少しだけ眩しくて目を細めた冷えすぎた烏龍茶を流し込んだ。痛いぐらい冷たいくて喉から胃まで通過するのがよく分かる。意味もないため息をつきただボーッと次の行動をあまり活動させていない脳味噌で考えた。何もやる気が起きん。軽い鬱だな、最近何もかも嫌になってしまったんだ。いや何もかもではないな、ただ自分に嫌気が
    ts さん作 [186]
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