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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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母へ
お母さん、ありがとう。伝えたくても、もう届かない。母が亡くなって、10年が経とうとしている。私は理恵。28歳。まだまだ独身。介護施設で働いて6年。友人に恵まれ、楽しい毎日を送っている。私が最後に母に会ったのは、1999年1月14日。会話はしていない。どうして、目が覚めるまで待たなかったのかと今でも後悔している。母はその翌々日、1月16日に静かに息を引き取った。母は癌だった。私と妹には知らされてな
かずよ さん作 [202] -
Don't see the room
その部屋は”みるなのざしき”と呼ばれていた。長い廊下を渡ると左のトイルと反対方向に位置していた。”見るな”と言われれば、覗いてみたくなるのが子供心というものである。誰も居ないある日を見計らって覗いてみたが、不思議なもの変わったところは何ひとつなかった。ところがのある夜中妹の「トイレ・・・」の声に連れられるように、妹を前に長い廊下を渡るや否や、妹はいきなり問題の部屋”みるなの座敷”を開けてしまった
健太 さん作 [444] -
いまの学校2
前回の作品をみていただきありがとうございますこないだは理由を書いて終わったと思うその続きを書く そもそも不良は大人達が作ったものではないだろうか? 根拠はまず競争社会となったことが悪いのでは? そういうことにしたのも大人達だろ この小説は学校だから元に戻すと昔の先生達は厳しかったがいまの先生達は甘いとのでは? あんまりしからないと思うまた書きます
白石健太郎 さん作 [230] -
25、鎖国〜国の行方、人の想い〜
渓吾が携帯を閉じ、自分のデスクに戻った時、康則が戻ってきた。『ただ今帰りましたぁ!』声があまりにも明るいのとあまりに大きいので、何人かの社員が驚き、仕事の手を止めてしまう程だった。その時、ちょうど、歩の携帯が鳴った。着メロは歌手の愛沢 心美の「遠い愛」。表示は『古本未来』《フルモトミライ」歩は携帯を持ち、部屋のかた隅にある、談話室入った。その姿を渓吾は目で追ってしまった。「渓吾!」歩の姿が掻き消
絹服誓愛 さん作 [201] -
噂上等ノンフィクション?
それから私の不倫生活が始まった。奥さんと4歳の男の子と生まれたての女の子が居る彼との不倫生活。私は彼に言われて風俗店を辞めた。彼の言う事なら 何でも聞いた。聞きたかった。風俗をやめた私は、彼の薦めで 彼の働いている病院の、受付事務をする事になった。彼は その病院のレントゲン技師だった。それからの私は 他人から見たら どうだったかは解らないが、生き生きとしていた。彼と同じ職場。バイト料金は安かっ
ゆう さん作 [270] -
鉄パイプとピストル
第一生。鉄パイプ 『くそっ!』あの頃ただ…ただ…真っ白いもやのかかったナニモナイ腐った世界にいた。 『くそがぁ!』叫んだってなにもでてきやしねぇ………誰が俺をここに連れて来たのか?誰が俺をこんなんにしたのか? 「おいっ!」 『うぜぇ…』まただ……またリアルに戻された…「お前やべぇくらいに寝てんのな。」 『うぜぇって』「まじ死んでるのかよと思ったぜ…ま
カート・カーティス さん作 [241] -
夜明け前の出来事 3
どうやらお金が入っていないらしい。 大男は5、6人の警察官を振り払い表へと出て行ってしまった。 私は床に落ちている財布を拾い上げた。免許証が入っているのが見えた。それを見ると住まいは、この近くらしい。 少したち警察官と大男が暑内に戻って来た。 大男は私に向かって言った。 「お兄ちゃん。さっきは悪かった」さっきより落ち着いた口調だ。 「煙草でも吸うかい?」私は言ってみた。 「その一言は余計だ
キャロルの秘密 さん作 [824] -
夜明け前の出来事 2
長椅子から立ち上がり場所を変えた。 長椅子に警察官が大男を座らせた。 「とにかく、落ち着くんだ。まずその血を拭かないとな。ちょっと救急箱を持ってきてくれ」別の警察官に指示した。 「ゆっくりでいいから、何があったか話してくれ」 「飲み屋で飲んでたんだ」 「それから」警察官が促した。 「よく覚えてない。ただ店を出て歩いてたら、後ろからクラクションを鳴らされたんだ」 「それから?」 「確かに俺はちど
キャロルの秘密 さん作 [829] -
夜明け前の出来事 1
義理の兄による、私に対する暴行により、私は暑に被害届けを出した。 まだ夜明け前にだ。この県に37ある警察署のうち、1、2を争う忙しさだ。 私は一人の警察官に長椅子で話しをしていた。 その日は得に忙しいように私の目には写った。 朝方に110番通報が何件か入った。 まず近くの学校での小火騒ぎ。次に別の学校では、校舎の硝子が割られたとの通報。三人の警察官と鑑識が出向いた。 私は暑内で暖をとっていた
キャロルの秘密 さん作 [884] -
噂上等ノンフィクション
高校生活が7ヶ月で終わった私は 当たり前のように 水商売の世界に入った。飲めないお酒、酔っ払いのオヤジ。初めて 客と飲みに行った。アフターだ。「一晩、付き合ってくれたら次から指名したるわ」お金が欲しかった。アフターをする度に客と寝た。16歳だった。もっともっと お金が欲しくなった。何気なく 家で見てた広告に風俗の募集広告。迷わず面接へ。もちろん年齢はごまかした。稼いだお金は 遊びですぐに無くな
ゆう さん作 [459]