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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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アフレイド
わたしは何に怯えているのか?一睡も眠らず朝を迎えた近頃じゃこんな日が増えた薄暗い夜が明けていく平穏な暮らしに飽き飽きして 刺激を求める今日この頃わたしには波乱が似合ってる何かを変えようとする時 人は恐れをなす越えなければならない壁 突き進め 突き破れ自分に秘めたパワーもう少し信じてあげようそして 自分らしく生きてみよう 前に 前に
サクラ さん作 [630] -
噂上等
中学1年の夏休み前、友人に相談された。「妊娠したかも…」私は彼女が妊娠したかも知れない事よりも、たった12歳で、彼女がSEXをしていた事が衝撃だった。 私は平静を装い、大人ぶった。「とにかく彼氏に相談しようや。大丈夫大丈夫」何の根拠も無かった。何の実感も無かった。有ったのは、焦りだった。友人に遅れたくないと思った。まだまだガキだったんだ。SEXをすれば 大人だと思っていた。私にも とうとう そ
ゆう さん作 [480] -
涙の絆 30
やがて沈黙を破るかのように坂木さん、どうぞこちらへと看護士がやって来て診察室の扉を開け家族全員を中に通した。 「どうぞかけて下さい」 看護士に言われるままに椅子に腰を下ろした。 純の座る椅子の前には、デスクがあり、そのデスクの椅子に座っているのが黒髪を後ろで束ねた女医だった。 「私は吉田といいます」 はっきりと吉田先生は言った。 それから、これまでの純の言動などを聞いていくつか検査のようなこと
キャロルの秘密 さん作 [888] -
嘘のない世界 第二章
「さっきからあんたの言ってる意味が全く分からない。知らないおっさんを構ってやるほど暇じゃないんだ。どっか行ってくれ」「まぁそんなに邪険にするな、君の望み通りの世界に連れてきてあげたのだから」「…僕の望み通りの世界?」「そうだ。君の望んだ世界『嘘のない世界』だよ」「そんな訳ないだろ」男が不敵に笑う。「…一体どういうことだ」「確かめてみるか。まぁ実際に体感した方が手っ取り早いだろう」まぁどうせ僕を騙
タバタッチ さん作 [188] -
続 いい加減にしてくれ!?
片平「まだ診療の時間じゃ無いんじゃが..どうかされましたかな」片平は入口の扉を開けた二人は片平など眼中に無いといった感じで無言のまま中に入ってきた。片平「なっ!ちょっと!..あんたらなんなんだね!」細身の青白い顔の男は、片平にはお構い無しに、顔に着けたゴーグルのボタンを押しながら大男に指示を出している。J「ヒダリ二45ド」カブス「了解..階段があるぜジェイ!」玄関付近で微動打にしない細身の
真 さん作 [579] -
ある冬、雪の降る日に
胸にひっかかることがある。一瞬だけ、本当に一瞬だけ、お母さんはドアを閉める直前にあたしを見た。そして泣きそうな顔でそのまま強く顔を背けてーー。お母さん、何がそんなに悲しかったの?あたしを捨てること…?それならどうして…。結局、答えはない。寒い。みわちゃん、ごめんね。お母さん、ごめんね。二人ともにあたしは嫌な思いをさせてしまった。お母さんがあたしを捨てたのにはわけがあるに決まってる。あたしに原因が
春歌 さん作 [381] -
ある冬、雪の降る日に2
昔から怖かった。気付かないふりをしてきたけど、お母さん…。やっぱり、あたしは捨てられた…。隣の家のはなこが笑っている。昨日、今日の晩御飯ははなこの大好物だって嬉しそうに話してた。寒い。昨日の雨よりも今日の風の方が何倍も寒い。手足の感覚がなくなってきた。公園のベンチの下にうずくまる。寒さは全く変わらない。ただ、休みたかった。遠くでどこかの家の中から子供の泣き声が聞こえてくる。あたしは、お母さんの娘
春歌 さん作 [279] -
ある冬、雪の降る日に
あたしは、泣きすがる。今に、過去に、未来に。生きたい。生きたい、生きたい。どうして死ななきゃいけないの?昨日はちゃんと餌もくれた。頭は撫でてくれなかったけど、叩かないでいてくれた。毛布はいつもみたいにやっぱり平ぺったくて固いけど、あたしはそれが好きなんだ。だから文句だってつけてないし、大事に使ってきた。なのに、毛布が捨てられた。あたしは悲しくて、寂しくて、吠えた。毛布が捨てられたからだけじゃない
春歌 さん作 [305] -
顔文字の日常
(´-ω-`)「やあやあやあ。今日から俺の日常を紹介したいと思う。名前はタモ。18歳。実況は川田さん(38)だ」はじめまして。実況の川田(38)です。これから逐一タモ君のことを実況していきますのでどうぞよろしくお願いします。
紅葉 さん作 [307] -
Dream Quiz Show! 〜プロローグ〜
「今日の大阪の天気は温暖前線の影響で雨が降りますので、外出の際には傘をお忘れないようにして下さい――――」空を見れば一目瞭然だった。「あん時もこんな天気やったな…」男の声には覇気が感じられない。畳部屋の上に雑に敷いた布団、壊れかけのテレビ…独り暮らしのようだ。部屋は7畳半で、トイレは別室にある。キッチンや風呂場は見あたらない。男は布団の上に寝転がりながらテレビのチャンネルをいじった。そこにはクイ
黄色い潜水艦 さん作 [201]