携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンルの一覧

ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • 涙の絆 29

    病院に着いたのは、すでに太陽が西の水平線に沈み、街は夜の闇に包まれてた。 紹介状を持ち病院の玄関をくぐると受け付けがあり、普通の病院と同じようなロビーだった。 たたなぜか目に付くのは大きな鉄扉がいくつかあることだ。 受け付けで父に代わり京子が紹介状を出し、これまでのことの成り行きをはなした。 純は、自分のことでこの精神病院に来ているとは感じていなかった。たた頭には何故という思いがあるだけだっ
    キャロルの秘密 さん作 [804]
  • 続 いい加減にしてくれ!?

    某所シティーホテルの一室黒のレザーソファーに横たわる下着姿の女【大画面TV】女「....」ブーン..ブーン..ブーンしきりにチャンネルを変える女「....ニュースなし..生きてるネ」《結花ちゃ〜ん!》すかさずどこかに携帯を掛ける女。繋がる。J「...ハイ..」女「ククッ!..ジェ――――イッ!!!!!おまエは!こんノやロぅ!..ノリすけを二がシやがっテぇ〜!!!!」J「..モウシワケア
    さん作 [571]
  • 彷徨いの音

    もしもあなたが人の心の声が聞こえたらどうしますか?私名前は富藍栄恵生れ付き人の心の声が聞こえる面白い事ばかりならいいただ、悪口や悲痛まで聞こえるそんな私の力を買ってくれた人がいた「君の力は心の病にかかった人を救けられる」あの人のおかげで私は生きている私は今日初任務を迎える患者は鈴鹿真里亜(すずしかまりあ)心理病名は[二重人格症候群](ダブルハートシンドローム)孤独が蓄まると話相手を探し自分の中に
    歌音 さん作 [205]
  • 子猫につけた鈴 1

    南zebre学園では、不思議な遺伝子を持つものだけが入れる不思議な学園。不思議な遺伝子とは、人間の体に特殊な動物の遺伝子が混合されていて、人間とは思えない耳やしっぽがはえ、あるいは一定の時間はその動物になれたりする。そんな厄介な遺伝子をもつものは皆、この学園へと連行されるのだ。学園の分担は主に3つ。まず、猫科、ウサギ科、犬科、だ。だが、どれにもあてはまらない生徒はその他科へいく。学園に入れば国の
    空豆 さん作 [340]
  • ライムライズ?

    有紀「そのまさかを調べて欲しいのよ!」誠一は呆然と窓の外を眺めている。《峰崎が死んだって?...嘘だろ》有紀は誠一の背中に向かって話す。「探偵さん?..いやっ片平さん?..」誠一「..あいつが死ぬ訳がないだろ..しかも自殺だぁ!..有り得ねぇ..絶対有り得ねぇ..アイツは俺のたった一人の親友だったんだ..」有紀《え?..初耳だわ》誠一「アイツ最近親が死んでしまって心配したんが..大丈夫だと言っ
    さん作 [577]
  • 十字路とブルースと僕と俺 19

    頭ん中と腹の中がぐるぐると廻っていた。「ちょっとトイレ」と言ってコタツから這い出た。小便がしたかったわけではなかったが、いざトイレに入るや否や、勢い良くそいつは出た。おれは用も足し、居間から出たことで冷たい空気にも触れ、酔っぱらって足元はふわっふわっしているものの、頭の中は少しばかりスッキリしていた。居間に戻ると、開口一番、姉が「ゲロ?」と言った。「ちげぇーよ」と否定し、スカートのように垂れ下が
    ティシュー さん作 [228]
  • 中央の動脈

    時計を見るともう九時半をまわっている。あさってからのセールの準備に案外と時間がかかってしまった。店の戸締まりを確認し、外へ出ると、50メートルほど先にあるバス停にはもうすでにバスが止まっている。「タイミング悪っ」いつもこうだ。夢中で仕事をやっていると、時間のことをすっかり忘れてしまい、帰りが遅くなる。遠のいていくバスの姿を見送りながら、トボトボとバス停まで歩いていく。不器用な自分にがっかりだ。き
    まるみ さん作 [214]
  • 十字路とブルースと僕と俺 18

    母は、真剣かつ絶妙なあいづちを打ちつつ、祖母の話を聞いていた。姉も母ほどではないが、似たような身振り素振りで祖母の話を聞いていた。やっぱり親子だな、と思った。父はこの手の話を何回か聞かされているのか、半ば呆れ顔のような表情でうつらうつらとし始めた。というよりは、もうグロッキー寸前なだけかもしれなかった。「お義父さんの夢?初めて聞くかもその話。ナニナニ?」母は向かい合った祖母に、グイッと近づかんば
    ティシュー さん作 [225]
  • 十字路とブルースと僕と俺 17

    「仗之助さんがいま此処に居たら、さぞかし喜ぶだろうねえ」仗之助…。それがおじいちゃんの名前だ。おれが赤ん坊のときに亡くなっている。おれにおじいちゃんとの思い出はまったくない。ただ、一枚だけ一緒に写っている写真がある。満面の笑みで赤ん坊に頬ずりをするおじいちゃん。やられているのは猿のようなさして可愛くもないおれ。その写真と、仗介という名前の名付け親ということが、おれとおじいちゃんの繋がりだった。て
    ティシュー さん作 [214]
  • 十字路とブルースと僕と俺 16

    コタツには足が十本入り込んでいた。父、母、祖母、一番上の姉(出戻り)、おれの五人分の足が詰め込まれていた。次の日には二番目の姉夫婦とその子女、父の妹夫婦も合流した。五人とも酒にはどちらかというと弱くない方だった。特に祖母に至っては自他ともに認める大酒飲みで、いくら飲んでも顔色ひとつ変えず、さらにその飲み方ときたら、とても80歳を越える老婆とは思えないものだった。ハイペースで鬼のように酒を飲み干す
    ティシュー さん作 [229]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス