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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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ライムライズ?
有紀は目を覚ました。どれくらい意識を失っていたのかは分からない。《もしかして夢だったの?》携帯を見ると5、6件の着信があった。有紀は留守電を再生した《……警察署の加藤ですが……大丈夫ですか?..峰崎和彦さんの件で報告がありますので署までご足労願いませんでしょうか……》《………勿論、峰崎さんの、え〜.いっ.い.ご..ご遺体をご確認されてからで結構ですので………》他のメッセージも同じような内容であ
真 さん作 [555] -
バンジャマン・ウォー(12)
彼女が登校しなくなって1ヶ月…。どうしたんだろう?お母さんの事…かな…。無性に恋しくて会いたくなった…。ギター…勉強…。色んな事に手がつかなくなっていた…。元気がない俺を気づかって母親と姉が外食に誘いだしてくれた…。「なんでも好きなもの食べなさい!」俺はオムレツを頼んだ。数分後…。店員がテーブルに食事を持って来た。何気に店員を見ると彩音だった…?「あれ?鳴見さんだっけ?」(名前知ってるくせに…俺
キユデヒ さん作 [482] -
バンジャマン・ウォー(11)
あ〜あ…ダメだったかな〜とステージを降りた。全ての出場者24組が演奏を終え、またステージに集められた…。なんか偉そうな人が「皆さん、お疲れさまでした…実は本日の演奏はすべてラジオの電波に乗ってオンエアーされてました!」一同「え〜!?」会場がどよめいた…。話は続いた…。「本日のオンエアーからリスナーに投票していただき上位、8組のみ本選に行く事ができます!」複雑な反応…。「まさに今日から1ヶ月間番組
キユデヒ さん作 [462] -
暗殺者
曇天の下、男はビルの屋上に立っていた。全身をおおう薄汚れたフードコートが強風になびいている。屋上の縁に立つと群衆に混じってターゲットが目に映る。その瞬間男の顔に不気味な笑みが浮かんだ。男はコートに隠すように持っていた狙撃銃の先をターゲットに向ける。胸の高鳴りもなく、トリガーは引かれた。パシュッサイレンサーを経て撃ちだされた弾丸は一瞬にしてターゲットのコメカミに黒い穴を開けた。男はそれを確認すると
吉尾ヤスハル さん作 [261] -
守るよ。
君『青空はいつだってきれいだ。下で何が起きても変わらない。そう思わないかい?………君。』そう言って君は、こっちを振り向いた。君『泣くの、やめたら?』私『す、すいませ…、』君『不穏な輩は駆除してあげたというのに…、君は何でまだ、泣き止んでくれないのかな。』「君」は「私」に問いかける。君『からまれて、恐かったの?かなしかったの?』私『くや、し…。』「君」は不思議そうに「私」を見る。私『私はダメな子で
さえら さん作 [271] -
バッチ キス 接吻
どうも俺は、最低10年に1回は他の生命体とバッチ…、接吻?しないと、死んでしまう人種らしくて。なんて言うと冗談だと思われる。冗談とは違う。それに私には、案外深刻な問題だ。8才の頃は、近所の猫に口を付けて、命をつなげた。ちなみにその2秒後、吐いた。バッチ。キス。セップン。それをするのは、私には、とてつもなく困難なのだ。体の生き物の体内に居た細菌が口を通して入ってくる、気持ちの悪い行為だ。と、感じて
さえら さん作 [241] -
バンジャマン・ウォー(10)
俺の予感は的中した…。彼女の家も母子家庭だったでも母親が昨晩、他界したようだ…。だから深夜まで働いてたのかな…。彼女の涙はウソでも…。夢でもなかった…。紛れもなく事実…。その4日後…。歌詞を付けた曲は補欠選考に残った!締め切りギリギリだったがなんとかセーフ!初めて達成感を味あった!そして二次選考…。三次選考も通過し奇跡的に本選に残った!本選はラジオの公開オーディションとなって審査員と会場のオーデ
キユデヒ さん作 [474] -
バンジャマン・ウォー(9)
なんかそっけない態度…。まあ、いいか…。その夜…。結局、何も言葉は浮かばずベッドに入った…。そのまま朝…。昨日、夢の中で彼女が何度も出てきて「大丈夫?」の言葉をリフレイン…。なんであんな夢を…。その日から彼女が気になり始めた…。物理の授業中…。窓側の俺は何気に校庭の方を見た…。彼女が歩いていた…。ってゆーか3時間目なんだけど…。するとヒソヒソ話が…。「アイツ隣のクラスの鳴見 彩音じゃない?」「ア
キユデヒ さん作 [479] -
君も…
人に泣かれるのって辛いよね。お前は、大丈夫だと思っていたの…だから、お前には安心していたの……お前は、私を決して顧みないんだと思っていたから………───でもそう。お前も泣くの。………そう。
さえら さん作 [220] -
無限地獄
「私」の中には違う「私」がいる。その違う「私」の中にも違う「私」がいて…おわりのない、「私」の無限地獄…。一体、本当の「私」はどこなんだろう…?見当もつかない。家族の前での「私」が本当の「私」?それとも、親友の前での「私」が本当の「私」?それとも、愛する人の前での「私」が本当の「私」?「私」がたくさん…。ねぇ…本当の「私」はどれ?「私」は「私」がわからない…。言わば「私」の無限地獄………。
さえら さん作 [257]