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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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スカバンburn!!-202- 光 希 へ 〜あれから〜
――あれから数年後――『…では、慶太郎さんにとって、今のバンドだけでなくかつての仲間達も大きな存在だと』『そうですね』『今日は貴重なお話ありがとうございました。…さて、1週間に渡ってお送りしてきました“ワイルド・ワン”特集も今日でお別れ。来週は…』――そこで光希はラジオをとめた。PC画面をメール画面に移すとずいぶん前に猛から届いたメールをまたひらいた―――To:みっきー久しぶり!元気にしてる?
きゃしーさん作 [402] -
流狼-時の彷徨い人-No.70
半次郎は完全に段蔵の姿を見失っていた。 だか、その意識とは裏腹に、彼の身体は右側面へと反応していた。 その刹那、彼の右腕を激痛がおそう。 表情を歪める半次郎。 彼はすぐさま苦無を抜き捨てると、鋭い視線を段蔵にむけた。 その瞳には、動揺の色が僅かにうかがえていた。 うけた傷は浅くはないが、それでも右腕は自由に動く。 致命傷ではない。 だが、今の苦無に毒が塗られていたとしたら。 忍者と呼ばれる種の者
水無月密さん作 [542] -
スカバンburn!!〜夢〜 -201- 僕らの夢 2
波「秋奈は?」秋「…うん…し、幸せになりたい!!」猛「あれー?あの時言ってた夢とちょっとちゃうやん」伸「??」翼「ひゅーひゅー♪」秋「うるさい」美「ほら、伸昭は?」黙っていた彼に美弥が声をかけた伸「いや…俺はいいよ。そういうの」翼「何言ってんねん。お前もすっかり俺らの仲間に入っちゃってんねんから、空気乱すようなことすんなよ」猛「そうそう」にやにや笑いながら、伸昭を見つめるメンバー伸「じゃあ…まあそ
きゃしーさん作 [403] -
スカバンburn!!〜夢〜 -200- 僕らの夢 1
聖「もう〜無理!!俺一生分走った!」猛「俺も〜」波「うちも〜」拓「お前ら最後だけやん走ったの」波「そういう自分はもっと走ってないやん」翼「そうやぞ!」美「そういうあんたは1番走ってないでしょ」全員息を切らし、誰からともなくその場に倒れていきケイドロは終了した美「…あ、そろそろ時間が…」その言葉に黙る11人翼「あ!鬼坂覚えてる?もう一回あの時みたいに夢、叫ばへん?」ち「何するのー?」翼「とにかく俺
きゃしーさん作 [412] -
感謝ですッ!
ようやく普段の生活を送れるようになったこの頃…余震もかなり少なくなり 落ち着いて過ごせるようになりましたホッとしていると直下型のドドンッという揺れに ビビる私心臓に悪いょ〜(泣)原発から32キロ地点の自宅は 微妙な被害で済んで幸いだったけど、地元の報道が全くつかめず 不安の日々でした地震…津波…放射能…風評被害…雷…突風…竜巻…いったい どれだけ襲ってくれば気が済むんだろガソリンスタンドに何時間も
まこさん作 [759] -
スカバンburn!!〜夢〜 -199- 俺は…!
ち「わ〜ノブ達も捕まったよ!どうする?!」拓「美弥の奴、俺より足速いしなあ…どうしよ」聖「…」美弥と翼は聖二達を探しに秋奈達のそばを離れた。その様子を見つめ、捕まった秋奈達に目を向けた後、聖二は立ち上がり拓「…せぇちゃん?」聖「うおぉぉおお!!!」叫びながら走りだしたち拓「せぇちゃん?!」聖(くそっ!!悔しいけど…でもお前になんて言われようが俺は何度でもお前を…お前だけじゃなくてお前が選んだ男さえ
きゃしーさん作 [373] -
スカバンburn!!〜夢〜 -198- 泣き虫な君へ
伸「も〜ほんまに大丈夫かよ。お前はほんま泣き虫やなあ」自分に抱きついた秋奈の髪をくしゃくしゃと撫でた伸「あ、そうや」突然思い出し伸昭はどこからかあのぬいぐるみを取り出した伸「ほら、これ」秋「わっ…どっから出しきたん?」伸「まあそこは気にすんな。ほら、いるかが言ってへん?僕をおいてったら寂しいよ〜って」秋「言ってへんもん」いるかを受け取ってぷいと頬を膨らます秋奈がおかしくてまた伸昭はくすくす笑う。そ
きゃしーさん作 [377] -
スカバンburn!!〜夢〜 -197- これからは君に
――伸「…zzZ」また別の場所で横になってすっかり眠っている伸昭伸「zzZ……うっ!」突然自分の体の上に感じた重み。何か落ちてきたんだろうかと首をもちあげると、すぐ目の前に頭らしきものが見える伸「…秋奈?」秋奈は伸昭の体にしがみつくようにのったまま顔だけこちらにむけた伸「…どーしたの?俺を押し倒すなんていい度胸じゃねえか」秋「…もともと倒れてたやん」伸昭は秋奈の背中に手をまわし支えたまま体を起こし
きゃしーさん作 [389] -
スカバンburn!!〜夢〜 -196- 後悔
拓「せぇちゃん、こんなとこにおったんや!俺も仲間に入れて!」聖二を見つけた拓朗は彼の隣に腰をおろした聖「…」拓「見てや。みっきーらも捕まったわ。あとは俺らと…せぇちゃん?」下を向いて黙ったままの聖二ち「2人とも〜!僕も仲間に入れて!…あれ?せぇちゃん?」ちょうどやってきたちひろも心配そうにうつ向いたままの聖二を見た拓「どうか…した?」聖「……秋奈がさ…今までありがとうやってさ」拓「え?」聖「もう…
きゃしーさん作 [370] -
スカバンburn!!〜夢〜 -195- 僕らの幸せ
光「あ!で、でも、これからお互いもっと忙しくなっても頑張ろうね!慶太郎!」慶「…うん」暗くしてしまった空気を少しでも変えようと、光希はなるべくつとめて明るい声を出そうとした。しかし相変わらず慶太郎は気難しい顔をしたままで、光希はさっき言ったことを後悔した慶「…」光「…」慶「…なあ、光希」光「…?」慶「いつか…光希がピアノ弾くのにも疲れてもう満足したって思える日がきたら、その時は一緒に暮らそう?」光
きゃしーさん作 [340]