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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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空から1000万(2)
俺の布団の周りに10枚…20枚と一万円札が天井から降ってくる。「夢か?」「寝ぼけてるのか?」半信半疑のままではあったが、いつの間にか眠りこんでいた…。重い頭をかきながら朝、目覚めてみると…。部屋中に一万円札が辺り一面、散らばっていた!「夢じゃなかった!」風邪など忘れて、夢中でその金を数えた!一枚…40枚…300枚…。何故か?きっちり!1000万枚…。「いっ…いっ千万!…」驚きと不安と…色々な感情
キユデヒ さん作 [944] -
空から1000万
俺は高校を中退した。酒、タバコ、バイク…そしてドラッグ…ワルがやりそうな事はすべてやったかな…殺人以外は…特別、社会に対して不満もないし、希望もないけどまあ一日一日それなりに生きれたら、それでいい親、兄弟、親類だれも俺の存在が邪魔な事ぐらいバカな俺でもよくわかる。そんな生活を続けていたある日、いつものように深夜のバイトを終えて家に着いた。朝から鼻の奥が痛むんで必殺の風邪かと思い、この四畳半の部屋
キユデヒ さん作 [1,361] -
空に光る ?
知覧に戻った私は、いい加減、堪忍袋の緒が切れ、山本へと詰めより。何回も殴り倒した。「貴様。俺に生き恥をかかせて何が楽しい?」山本は流れる血を拭いながらも、「ふんっ。何のことやら。濡れ衣もはなはだしい。私だって日本国に仕える整備士。落ち度があるわけもない。」彼は否定した。でも私はわかっていたんだ。搭乗前に必ず山本は「4号機にのれ」と言ってきた。しかも必ず、片道分の燃料の半分あたりで黒煙がでたりした
紅 さん作 [425] -
Aマンションの住人達
築30年のこのマンション、戸数100の10階建て、外観も四角いいたって普通の建物です。 昨年大がかりな外壁改装工事をした為、今はまるで新築のように白くて美しい。出入りする住人の顔の表情も、マンション改装工事以前に比べると心なしか明るく感じます。綺麗な家への行き帰りは、それは気持ちがいいに決まっているのでしょうがー。 さて2階の205号室に住む兵頭さん宅。御主人43歳、大手企業にお勤めです。背が高
花畑 みるく さん作 [297] -
空に光る ?
いよいよ今日。私は散る。敵艦隊7隻に対し、我が軍は桜花24機。250キロの爆弾をくくりつけ、燃料は片道のみ。出陣式を済ませ、故郷へと手を振った。敵偵察機にバレないように、かなり上空を飛んでいた。澄んだ6月の空。あえて何も考えずにただ、ただ。憎き敵艦隊だけを考え。飛び続けた。すると無線が入った。私の後ろを飛ぶ後輩たちからだった。「先輩、尾翼から黒煙があがっています。」その事はすぐに隊長の耳にも入っ
紅 さん作 [416] -
夜に咲く華〜華の編6〜
華は幾分頬を赤くさせ、ますます艶っぽくなりながら圭吾に挨拶する。「華です。しばらくは太一さんのお家にご厄介になってます」「圭吾です。太一とは幼なじみで。華さんと言うんですか…」圭吾が次の言葉を発する前に太一が口を開く。「さぁ、余り遅くなると心配するから戻ろう。また、ゆっくり来るよ。圭吾」太一の言葉に紅は頷き頭を下げ外に出る。圭吾は名残惜しそうに手を振った。帰り際太一は華に圭吾の話しを聞かせた。頭
岬 登夜 さん作 [510] -
空に光る ?
私は…。やっぱり正直。死にたくなんてなかった。日々、訓練の中で「死に方用意」を学んで行くうちに、死にたくなかったある朝、上官より、ハワイ沖の敵艦隊が、予定よりも早く動きがあり、我が軍も予定アタック日を早めざる得ないと。通達を受けた。極秘作戦の為に、私達には外出許可などは一切なく。いつも「桜花」のいる整備室にてしばしの休暇をとっていた。そんな夜、山本が整備室にきて、貴重な酒をふるまってくれた。「い
紅 さん作 [419] -
空に光る ?
悲劇のプロジェクト その名も「特別攻撃隊」海は「回天」空は「桜花」私は知覧から桜花に乗り、ハワイ沖のアメリカ戦艦にアタックをかける任務を任された。任務の遂行までは2ヶ月。その間はずっと「死に方用意」の訓練。私の特攻部隊の専属整備士に山本と言う同期で幼なじみがいる、彼とは本当に生まれた時からずっと一緒にいるような気がするほど同じ時を刻んできた。しかし最近山本とは口も聞かずにひがまれている気さえする
紅 さん作 [417] -
ある対話
『先生、教えて下さい。この世界は何なのか。人は何のために生まれて、何のために死ぬのですか?』『じゃあ君に、幾つかの答えをあげよう。何が真実か、その判断は君に委ねる』『世界は、神の創りたもうたまがい物、エデンの影だ。永遠なるものと対を為すよう滅びと再生を繰り返す。エデンが美しく調和を保つものであるように、醜いもの、混沌をもたらすものは全てこの世界にある。神が全知全能である事を証明するために。美しい
ケィ。 さん作 [511] -
特別ではない主婦(37)
私と彼が結婚したのは、その6年後。本人達は、あんまり結婚を意識してなくて。そりゃ、何となく会話になったりはした、けど。お互いに仕事にやり甲斐感じてて、忙しかったけど。時間をやり繰りしながら一緒に過ごすような付き合いが楽しかった。だから、毎日顔を合わすような結婚生活が想像もつかなくて。下手をすれば、全然都合付かなくて。2〜3ヶ月放置。なんて事が当たり前だったから、6年付き合っていた内の半分は有って
紀々 さん作 [267]