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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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摩天楼 その29
「何してる、早く逃げろ!」警官もリリィの体を取り押さえて逃げさせようとする。「いや!タビト!」市長は娘の口から出た名前に目の色を変えた。「誰だ?そいつがお前にそんな馬鹿なことをさせるのか。連中にろくな奴はいないぞ」しかしリリィは聞く耳を持たない。怪獣が吠える。その度にヘドロが飛ぶ。「タビト、そこに居るの?」怪獣は再び吠える。まるで返事するかのように。それから怪獣はリリィや市長達めがけて襲ってきた
river さん作 [397] -
摩天楼 その28
リリィはとにかく走り回った。どこに行っても悲鳴の嵐である。目の奥が熱くなってきた。お父様は?マーチは?みんなは?ひたすら走っていると、市長や警官と出くわした。もうどうにでもなれと思ったが、父親の無事が確認出来て安堵した。「ど、どこに行ってたんだ」命からがら逃げ出した市長は気が動転している。「ごめんなさい、無事でよかった!」するとすぐに市長はリリィの手を掴んだ。「さぁとっとと此処から出よう」リリィ
river さん作 [386] -
摩天楼 その27
始めのうちは大人しかった怪獣は、警官を一人また一人と掴んでは飲み込んでいった。その姿に市長や警官、野次馬までもが悲鳴を上げた。とうとう怪獣は暴走し始め、誰かれ構わずドロドロの口に放り込んでいった。市長は命がけで怪獣の手から逃げた。人間だけでなくパトカーも飲み込んだ怪獣はどんどん巨大化していく。摩天楼のように巨大になった怪獣の体は重さに耐えきれずに倒れ、数個の塊に分裂した。嫌な声が聴こえる。リリィ
river さん作 [381] -
摩天楼 その26
リリィは街の人々を心配していた。警察なんかに捕まったら…マーチ…、タビトは?リリィは立ち止まった。しかし、マーチが今一体何処に居るのか分からないからどうしようもない。戻ったら連れ戻されるし、計画が台無しになってまた嫌われる。その時だった。リリィの背後に巨大な影が立ち上がった。何者かは分からないが、気味の悪いドロドロで、目がギョロギョロした生き物だった。すぐ近くかと思ったが、広場の方である。銃声が
river さん作 [391] -
摩天楼 その25
朝だ。ゆうべ降り続けていた雨はとうに止んでいた。リリィが目を覚ました時には既にマーチの姿はなかった。いつの間にかタオルケットを掛けてくれていた。バッグを持って外に出る。空気は湿気を含んでいる。昨日の雷鳴が嘘のように、辺りは静閑としている。酒場や商店街の向こうから来る。ではその逆方面に向かえば良いことだ。逆方面に向かう途中、人が酒場の方に向かっていくのを見かけた。どうやらやって来るのを見に行くらし
river さん作 [367] -
夜に咲く華〜その25〜
紅の顔はひきつる。この男は全て判っていたんだ。判って騙されたふりをして心の中で笑っていたのだ。「もう、この身体に彼は触れたのかい?」健吾の手が乱れた襦袢の胸元に入り込む。冷たい健吾の手は襦袢の胸元を大きく広げ紅の形の良い二つの乳房が剥き出しになる。「そういえば今日、おもしろい話を耳にしたよ。なんでもどぶ板の女郎が血まみれの包丁持っているのが見つかったらしい。その女郎ってのが鶴…お義母さんだって」
岬 登夜 さん作 [346] -
呑む 買う 完
それでも この2ヶ月男の性を調べたり 読んだりした今の時代いろんな所に風俗はあるし 携帯もどこかとつながっていたりで 行かないでと言う方が無理僅ながらお金に縛られなくなって来た時には尚更遊びたくるのでしょう珍しい話ではない事も知った 俗に言うお金で買う女には愛情は無い 彼女達にすればお仕事お客はブランドのバッグや洋服やもしかして返済に用立てるお金だし一人でずっと悩んで突き抜けた所にあっ
あん さん作 [238] -
呑む 買う 5
訳なんて言えない愛してるよって言われて貴方に抱かれる度に思うの綺麗なプロポーションの裸体にどんな風に舌を這わしているんだろう?口の中は 舌使いが巧い?女の子を抱いているつもりで私を抱いているの?ずっとそんな事考えててさ一人で耐えて 笑ってるのが辛くなっちゃって なんてさ一旦終わった話だもの話せる訳無いじゃん!!携帯のチェックを今もしてる話になるけどびっくりしましたお気に入りやらブックマー
あん さん作 [232] -
腐りかけ18
お寺の境内でアタシはミニバイクを乗っていた「カッコさん、肩にちから入りすぎ!行く方向に視線を向けてねって…ワァ!!大丈夫かぁ」 バイクはウイリー状態になってしまい、バイクは前に跳んでいってしまい…アタシは見ごたえのあるころびかたを披露した「吹かしすぎや!もっとゆっくりクラッチ繋げて!」案外に熱血コーチの尚で思わずクスクス笑った「何が可笑しいの?大怪我したらどうする?カッコさんだけの身体しゃあな
ソウル さん作 [251] -
呑む 買う 4
夫は私以外の女の子の体を指で遊び 唇や舌で楽しんで 彼女らの口の中で果てているんだろう それを考えるといたたまらないまた夫が健康診断で休みをとった日があった小遣いから3万円抜いて車の中に高速を10時に降りたレシート2週間でまた?と・・聞けばゴルフクラブが欲しくてあちらこちら見たが買えなかった話私の用事を13時過ぎにこっちで済ませているお昼はお弁当買って14時過しかし昨夜から食べていないのに普段は
あん さん作 [194]