携帯小説!(PC版)

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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • 悪いものが溜まって、吐き出せないでいる。いったりきたり、自分の尻尾を追いかけますように、同じ所をぐるぐる回る。ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐると。変わらない。2年前も今も、あの男と出会った9年前も。ずっと同じだ。2年後も今も、あと9年経ったとしても。きっと、変わらないだろう。同じ所をぐるぐるぐるぐる、回っているのだろう。あの人は、私を捨てた。「俺は一番の理解者だ」とか「俺は、同志だ」とか。それ
    エヌ さん作 [414]
  • 呑む 買う 3

    でも 聞かなきゃ言わなきゃ わたしの気が済まないチャンスが来た酔っ払って高イビキ よし!ねぇ 代休の日 女の子と会ってた? 会ってねぇよナビの履歴にラブホ残ってたけど 行ったの?悪いけど携帯も見ちゃった風俗利用してるの?・・・・・見たのか! 見ればいいやと携帯を投げつけられた・・・ぜーんぶチェック済みなわけね!・・・それはどうもすみませんでした と切れた言い方切れられたってとこっちも更にムカつ
    あん さん作 [230]
  • 呑む 買う 2

    そういえば最近やたらと夫の携帯が着信を示して光ってる・・ いつだったか 夫がメールを打っている時に私はテレビを見てる振りして それを見ていたら フ◇ラとか セッ◇スとか 最近打った文字が変換文字で残って出ていたっけ 普通じゃ打たない文字なに?キッチンで身震いした 携帯がまた光っている マナーじゃないから サイレントなんだ これなんなの? ついやってはいけない事 携帯見ちゃったそこに見
    あん さん作 [208]
  • 呑む 買う 1

    一枚のレシート これが夫を疑うきっかけになった明日は代休だからと話す夫に普通に「はーい」と返事をした私は翌朝普通に子供を学校へ送りながら会社へと急ぎ 5時までのフルタイム夕方家に戻れば昨日頼んでいたお風呂場の修繕をしていてくれていた 今頃?と思ったが もつ煮が出来ていたし お昼用にと簡単に揃えてあった物がそのままにあったから「お昼はどうしたの?」と聞く 「回転寿司って事にしておくよ」 はい?
    あん さん作 [205]
  • 夜に咲く華〜その24〜

    「私はこれくらいなんともありません。それより紅お嬢さん、お嬢さんこそ…。せっかく連二郎さんと…」紅は辺りを見回した。健吾の姿は無い。「け…旦那様はお出かけになりました。夜には帰るそうです。お嬢さん、連二郎さんに今のうち会ってらしたほうが…」妙の言葉に紅は頷く。幸い医者も健吾のいないうちに往診に来てくれ紅は安堵した。が、依然連二郎の意識は戻らず危険な状態にかわりなかった。「紅ちゃん、面倒は私が看て
    岬 登夜 さん作 [253]
  • 腐りかけ17

    かみこぼしキレナイ欠伸がついこぼれてしまっていた「お疲れみたいだねぇ…」田中のばあちゃんが心配そうに採血の手元を覗きこんだ「ごめんね…ダラシナイよね…失礼しました」ばあちゃんの腕は皮下出血のあとでマムラサキにあちらこちらなっていてなかなか針が刺しにくいってナース泣かせなんだけども、なぜかアタシは相性が悪くない…これ以上はないという指先に針が入り赤黒い静脈血が試験管に採取された「…はい…終わりで
    ソウル さん作 [246]
  • 天国と地獄

    緑が広がる広大な大地。男は不思議そうにそいつの話を聞いている。「やっぱ地獄に行く奴って悪いことしてた奴だよな。」男「うん。」「んで、地獄には鬼がいたりしてさ、手をもぎ取られたり腹を引き裂かれたりして行き場のない苦しみを味わっていくのかな。」男「そりゃあね、地獄だし。」「まあ、そーだとしてもとりあえずはよかったな。」男「?」「だってうちらはこうして晴れて天国にこれたわけだし、地獄に行った人間がどう
    かねけん さん作 [240]
  • 摩天楼 その24

    マーチの手の冷たさが染みてくる。マーチは黒い目をゆっくりリリィに向けた。リリィは不思議な気持になった。さっきまでの嫌悪感も消えかけている。「ねぇ、あなたは誰」マーチは固い手をほどいて言った。「僕は…タビトだ」予想していなかった返答にリリィはきょとんとした。「あれっ、答えが変わってる」「…君だってそうだろ、ゆりちゃん?」「『ちゃん』なんてやめてよ」「ラジオで言ってたよ」とマーチが言おうとした時、リ
    river さん作 [371]
  • エレガント…6

    『え……?』 夏子は聞き返した。『結婚したいと思う子がいるんです……僕の忘れられない人です』夏子は頭の中が真っ白になって言葉が出なかった。何をしゃべったらいいのか分からなかった。『あっごめん夏子さん。そんな悩み聞かれても困るよな』 『いや…そうじゃないの。智明くんはそういう事は全く考えてないと思ってたから…その子の事もっとくわしく教えてよ。』 智明は真剣な顔をして話した。『その子と僕は幼なじみな
    海城なな さん作 [224]
  • 十字路とブルースと僕と俺 6

    辺りをぐるーっと見まわした。右手にひろがるのは雑木林。最初に音を聞いたあの林だ。正面には田畑がどぉーんとひろがっている。左手には道幅のさほど広くない悪路がある。その道を300メートルほどじゃりじゃりと歩けば、その先は舗装されたアスファルトにかわって、そこからは人工的な光が道を照らしている。ただ、その道のまわりにも木々はもじゃもじゃと茂っているため、玄関の近くから見る分にはだいぶ遠くのアスファルト
    ティシュー さん作 [373]
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