携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンルの一覧

ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • 空「くう」

    2年前の今頃だったっけ。好きな人が、完璧に私の前から消えたのは。元々、ゴーストみたいで。実際に実在するのか?私の妄想なのか?と疑いをもってしまう程、希薄な関係。私の前から消えたのではなく、元々、私の前には存在しなかった。だから、消えた事を歎く必要は無いのに。それなのに、今くらいの時期はダメだな。思い出す。思い出す。思い出す。虚しい関係。思い出しても、なにも楽しい事はない。思い出せば思い出す程、ど
    エヌ さん作 [423]
  • エレガント…5

    それはそうと今日はせっかく早く仕事を切り上げてエレガントに寄ってる。仕事の事は忘れて智明の顔を一目みたい…そしてまた、明日頑張れる力が欲しい…そう思っていたこの時だった。しばらくすると智明はメニューをもってきた。『どうする?夏子さん。いつもはコーヒーとケーキ頼んでるけど晩ご飯何か食べてくる?』 『買い物の途中なの。今日は久々に仕事が早く終わったから母と食べるわ。』 『そうだね。おばあちゃんひとり
    海城なな さん作 [229]
  • エレガント…4

    『エレガント』にはいって夏子いつもの指定席があいていない為隅の窓際の席についた。 夏子は『エレガント』の常連客だ。週に一仕事が休みの時は必ずエレガントへお茶を飲みにいく。いつも夏子『RELAXセット』を注文してる。コーヒーを飲み放題お代わり自由+好きなケーキをひとつ選んで値段は300円で大変安い。パートだけでやりくりしている夏子にとってはとてもありがたい格安な値段である。『これくらいの値段なら週
    海城なな さん作 [221]
  • 夜に咲く華〜その23〜

    健吾はすっかり変わっていた。人の良いお坊ちゃんから暴力的で狡猾な男に。「紅、すまなかったね。僕の留守中淋しい想いをさせて。これから大丈夫。悪い虫はみんな僕が退治するから」優しく紅の頭を撫でる。が紅は嫌悪した。「ねえ、鶴はどうしたの?」紅の問いに健吾は「あぁ、お義母さんかい?今頃沢山の男達と楽しくやっているよ」と冷たく微笑んだ。「ところで、離れには誰がいるんだい? 明かりがずっと点いていたけど?」
    岬 登夜 さん作 [294]
  • 悪い夢

    「うおっ、ヒロト〜。まだそんなもん持ってんのかよ!早くしまってきなって。金の山分けすんだから。」  まずは、威嚇射撃パァンッ「っっわ!」 「なにっ?」」みんないっせいにのけぞった。なにが起こったの!?という顔だ。「ふ、ふざてんのかヒロト!人目にはつかない場所とはいえ、発砲はまずいって!」俺は、みんなに言う。「この金は全部、俺がもらう。」銃を天井に向けたまま、俺は宣言した。「な、なに言ってんだよ・
    OHレンジ さん作 [342]
  • 夜に咲く華〜その22〜

    傷の確認に着物を開くと辺りは紅く染まった。「どうして…」医者が駆け付けみんなを部屋の外にだし傷の手当をする。連二郎の呻き声が襖越しに紅の耳に入る。「誰がいったい…」鶴と健吾の顔が浮かぶが連二郎が刺される理由がない。物取りか? いや、連二郎ほど強い男がこうも簡単に刺されるわけがない。ともかく助かって欲しい、紅は願った。かなりの時間医者は出てこなかった。襖が開いたとき紅は真っ先に医者に詰め寄った。「
    岬 登夜 さん作 [281]
  • 夜に咲く華〜その21〜

    ヤスから二人の住んでる場所を聞いて連二郎は小屋をでた。二人の住んでる場所はどぶ板通りのさらに奥にあった。「ここか…」小屋の前に立つと気配を感じたのか中から女の声がする。「開いてるよ」連二郎が小屋の中をのぞくと地べたにムシロをひいた粗末な中に女が一人裸同然で横たわっていた。「あんた、いい男だね。こんなところに女買いに来なくてもよってくるだろう」鶴は少し身体を起こして髪を整える仕草をする。「まあ、い
    岬 登夜 さん作 [264]
  • 腐りかけ16

    「カッコさんは少しもこわがらないんだね。初めてバイク乗ったんでしょ?」 「だって…そのまま荷物みたいに乗ってたら…風がアタシを運んでたんだよ」アタシはやや興奮していたのか早口だったし相手が若いとかそんなこんなを忘れていた。「俺、初めてだよ。そのままキャーってシガミツカナイで風を楽しんで乗ってたヒトって…俺がそのまま独りで乗ってるみたいに走れた!」 尚はポンポンとアタシの頭をメットの上
    ソウル さん作 [275]
  • エレガント…3

    夏子の向かった場所は喫茶店「エレガント」だった。喫茶店のすぐ隣先には商店街で賑ている。まだ、その先をいけば夏子の行き付けのスーパーマーケットがある。 買い物帰りや寄り道に茶を一杯飲んで寄る客も少なくない。静かで落ち着いた雰囲気で夏子好みの喫茶店だった。扉をあけ中にはいった。「いらっしゃ…―あれ?夏子さん。平日に寄るなんて珍しいね」 出迎えてくれたのはこの店のオーナーの久野智明である。年齢は20代
    海城なな さん作 [247]
  • 夜に咲く華〜その20〜

    「で、上手くいったの?」紅は興味深々妙に詰め寄る。妙は黙って頷きさらに顔を赤らめた。「さあ、私もお話ししたんですから紅お嬢様も教えてください」今度は妙が紅に詰め寄った。「いや、その…。連二郎と…。くちづけを…ね」しどろもどろになりながら紅は答えた。「まぁ、くちづけだけでこんなに綺麗になるなら最後までいったらどうなるんですか?」と妙は紅を羨望の眼差しでみた。「最後までって…」妙の言葉に紅の頬は染ま
    岬 登夜 さん作 [276]
サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス