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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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恨まない
長い人生 ある日ある時ある場所で色んな人に色んな辛い目に遭わされた泣いたり怒ったりその時その時がどん底今は人生最大にどん底だけど恨まない誰一人恨まないあらゆる能力に自分は負けているけれど人間力だけは負けてはないだから絶対恨まない恨むに能いしない人の気持ちを傷つける最低最悪だから決して恨まない
寒椿 さん作 [288] -
摩天楼 その11
それから毎日マーチは顔を出した。リリィは彼がやって来る度に笑顔で迎えた。固い座席に疲れてしまったらクッションを敷いてあげた。食事も用意してあげた。そんなある夕方静かな街にピアノの音が響いた。廃車置き場からだった。そこから酒場は比較的近いのでピアノの音はわりとはっきり響く。入り始めた客と一緒にココも聴き入る。やさしい音。「なんて曲だったっけ、これ」「さぁ…音楽には疎いからなぁ」廃棄されていたピアノ
river さん作 [372] -
人間の闘争心が地球を破滅へ導いて来た
はじめに… わたしは,38才の年収200万円以下の,世の中をはみ出してる独身の男である。 そんな私が日々感じてきた世の中の矛盾やエゴ… 戦争,環境破壊…そして地球温暖化による人類の未来,否,地球の未来。 そして私なりに,ある1つの結論に達した。 それを私なりの解釈と言葉で,日々,書き残していきたいと思います。 皆様の色々な意見や考えがあるでしょうが,こういう考えもあるということ…を理解し,地球の
二代目 さん作 [329] -
サンニン
「しょうがねえなあ。」しぶしぶ、俺は同意した。 ぼーっとしていた。頭の中が空っぽだった。青い空が見える。カラスが飛んでる。あいつは、いつもなにして毎日を生きてんだ・・・・・? ドンッ背中が思い切りよくぐらついた。 この感じは、いつも味わう・・・・いつも笑顔でやる、あいつの・・・・ カオルの・・・振り替えるとカオルの笑顔がそこにはあった。「え、カオル・・・?」カオルのそばにはカオルと仲の良いタイ
兄さん さん作 [342] -
タイムテレフォン5ー現在ー
「おーい。昼食まだか?」と、兄の声が聞こえた。ちょうど、受話器を下ろしたところだった。「もう5時だよ。夕方だって。」「ああ、寝ぼけてた。って、おいおい。」「どうかした?」「何で泣いてんだ?」「ああ、これは、目が痛くて…」そこで、玄関から音が響いた。父が帰ってきたのだ。父がソファに腰を下ろした。昼間のことを思い出したが、すかさず肩を揉みにいく。「おい、いきなり何だ。何の風の吹き回しだ?」父は、怒鳴
hiro さん作 [622] -
タイムテレフォン4ー未来ー
「おーい。夕食まだか?」と、兄の声が聞こえた。ちょうど、受話器を下ろしたところだった。「まだ5時だよ。それより、この電話すごいよ!」「おお、届いたのか。オレにも使わせろよ。」「だめ!これを買った目的は、今終わったんだ。」「そうか、自分は元気だったか?」「まあ。だけどこれ以上この電話は使用禁止!」「分かってるけど、もったいないな、5000万も出したのに。」「これ以上、過去に触れてはいけない。」オレ
hiro さん作 [586] -
年下の彼 ?奈落
「ソープで働いてみないか?」その男は、放心状態で、微動だにしない理子に、もう一度、同じフレーズを繰り返した。 それでも、何も反応しない理子に、「お前、どうしたんだ?」と不審そうに尋ねてきた。風俗勧誘の男にしては、なかなか良心的な人間だったのかもしれない。奇妙な取り合わせの二人は、深夜のガードレールに腰掛けて、二言三言、言葉を交わした。その時間と空間までは、全く縁もゆかりもなかった二人が…理子が、
マリリン さん作 [411] -
神様
私はずっと、一生の『悲しみの量』と『幸せの量』は同じだと信じてた。 だから、この悲しみの後には必ず幸せが待っていて、流した涙と同じだけ笑えると…。 両親が離婚したのは、私が5才の時。 5才なんて、本当に小さな存在で、どうしてパパとサヨナラなのか? どうして家を出て行くのか? 両親からは何の説明もないまま…。ただ、『どうして?』と聞いてはいけないのだと!小さな私は思った。 その日の夜は、ママの
れい さん作 [251] -
タイムテレフォン3ー現在ー
最初、何が起きたか分からなかったが、無理矢理納得した。それにしても信じられなかった。だからそのまま、「それにしても信じられない。」と言った。また、未来の自分が笑った。「それより、何か訊きたいことないか?」と、未来の自分が言ってきた。一応先輩だから、敬語を使うことにする。「え、何をですか?」と、間の抜けた声を出してしまった。頭が真っ白だ。「例えば、未来の自分はどんな人になってる、だとか。未来はどん
hiro さん作 [581] -
魔法のらんぷ
僕は魔法のらんぷを拾った。本当だよ。話せば少し長い話になるけど…僕は会社員でまだ社会人三年生ってとこかな。それで普段のストレスを解消するために車で海まで来てみたんだ。だけど海に入るには寒いから潮風に当たりながら海岸を歩いていたんだ。そこでふと足元に金色に光るらんぷが埋まっているのを見つけたってわけ。らんぷは埋まっていたにも関わらず汚れておらず、怪しげに光を反射していた。そして、蓋には魔法のらんぷ
あげは さん作 [428]