トップページ >> ノンジャンルの一覧
ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
-
スカバンburn!!〜夢〜 -177- あの日の歌
―――病室拓「翼、お前に頼みがある」そう言って拓朗は背負っていたギターを前につきだした翼「…それ…ギター…?」拓「翼、俺をお前のバンドに入れてほしい」美「?!」翼「な…お前を?…歌で?」拓「いや、違う。こいつで」そう言ってさらにギターをつきだす拓朗翼「ギ、ギター?…でも、お前…」拓「ああ、俺はギターは弾けん。楽器はめっちゃ苦手や。でも…まず聞いてから考えて」拓朗はギターを出し構えた。そんな彼の行動
きゃしーさん作 [335] -
スカバンburn!!〜夢〜 -176- 告 白
――再びワン家聖「熱…大丈夫なん?」秋奈の前に腰を下ろしながら聖二が訊いた秋「…うん、だいぶ下がったから…」秋奈は下を向いたまま顔をあげない聖「…そう。…秋奈」秋「…」聖「こっちを見て」秋「い…いやや」聖「秋奈」秋「…だってわかるもん。聖二が言おうとしてること…それで…そしたら…うちは……うちは…聖二を…」――聖二を傷つけなきゃいけない――聖「…秋奈…」ギュッ秋「…え…?」突然下を向いたままの秋
きゃしーさん作 [352] -
スカバンburn!!〜夢〜 -175- 負けるな、自分
―――一方、病室美「…翼?」翼「…」相変わらず返事はなく、目も合わせてくれない美(あかん…ここでくじけちゃあかん!うちが…うちが翼を支えなきゃ…)美弥は一人で頷いてなるべく明るい声を出すことに努めた美「翼、なんかほしいものとかある?それか、してほしいこととか。今やったら1つくらい翼のお願い、聞いてあげてもええけどなあ〜」翼「…」美「(負けるな…負けるな…)じゃあさ、退院したらどっか2人で行こうか。
きゃしーさん作 [324] -
スカバンburn!!〜夢〜 -174- 一歩前へ踏み出して
―――ワン家猛波「ただいまあ!!」聖「おかえ…秋奈?!」猛に背負われた秋奈の突然の訪問に聖二は目を丸くした秋「…聖二……」猛「大丈夫?しんどない?」秋奈を気づかいながらリビングで下ろすと猛は立ち上がった猛「よし!俺は昼飯作るわ!」聖「え?早くない?」 波「うちも手伝う!」猛「あぁっ、でも材料がないっ!」慶「じゃあ買いに行こう。」光「そうだね、買いに行こう。」猛「じゃあせえちゃんは秋のことちゃん
きゃしーさん作 [349] -
スカバンburn!!〜夢〜 -173- 彼は来ないの?
―――翌朝秋「くしゅんっ」光「ほらー秋奈、上着ちゃんと着て。寒くない?」秋「ん〜…」まだ起きて間もない秋奈は猛に背負われていた猛「まだ眠そうやな。しんどくない?」波「今日だけやで!今日だけ特別やねんからね!!」特等席を奪われた波音はぶつぶつ愚痴をこぼした秋「…どこ行くんー?」眠そうな秋奈の声光「ワン家だよー」やけに優しい4人。最近はずっと自分のこと、ほったらかしだったくせに、と思いつつも嬉しかった
きゃしーさん作 [339] -
皆の無事を祈ります
揚羽さん大丈夫ですかまこりん大丈夫ですかるーさんは投稿してるので大丈夫なようですね未体験な災害に戸惑いの生活もやっと携帯を眺める余裕が出来ましたこの災害時にとやかくはナシよ揚羽さん貴方の勇気は素敵でしたいつか会えると思っております貴方の無事を祈ってますまこりんいつも励ましてくれてありがとう福島も事態は深刻ですね私の福島の家族は無事ですまこりんの無事を祈ります無事を祈りますただそれだけしかできないけ
祈りさん作 [780] -
スカバンburn!!〜夢〜 -172- 物語は終盤に向かって…
ピンポーン――…伸「・・・何しにきたの(-_-;)」扉を開けた伸昭の目の前にはあの4人波「うちら“秋奈を守り隊”です!」猛「です!」ち「あ!慶四郎だ〜!」伸「今何時だと思ってんの。秋ちゃんならとっくに寝たよ」しぶしぶ伸昭は4人を中に入れた波「うわ、ここ狭っ」伸「そんな大人数で来るからでしょ。そんなに俺じゃ心配?」波「…だって、最近こっちとそっちでなんか別々やん…うちらは今聖二が何であんなに寂し
きゃしーさん作 [348] -
スカバンburn!!〜夢〜 -171- 待ってて、秋奈
――ワ ン 家猛「せえちゃん、ええん?秋のとこ行かなくて」リビングでテーブルに広げた問題を睨みながら猛が訊いた聖「…伸昭がおるから大丈夫やろ」隣で同じく問題を睨む聖二波「でもさ!今向こうってカマ男と伸昭君だけやろ?」向かい側に座り2人を眺める波音聖「・・・」波「拓朗も隆ちゃんの部屋にこもったまんまで今日も帰りそうにないし…あの2人で大丈夫なん?」聖「・・・大丈夫。」猛「俺、心配やな」聖「お前
きゃしーさん作 [381] -
スカバンburn!!〜夢〜 -170- 君の好きなうた
「…はい、これ」「うん、ありがとう」CDの入った袋を受け取ると伸昭はまた歩きだした「…つまり、俺はこれからこの曲を聞くたびに秋ちゃんを思い出さなあかんのか」「ん?なにー?」「いや、何でもない」「ふうん…ところであの曲ってなんて歌ってんの?」「あれ?さっき聴いたんじゃないん?」「理解しようと思って一生懸命聴いたんだけど、日本人のうちには英語わかんない。」「でも歌ってるのは日本人だよ」「英語苦手やねん
きゃしーさん作 [410] -
夢跡†(16)
俺も手伝おうか?そう言おうとしたとき、聞き覚えのある声がした。「やっぱりね!そうだと思ってたんだよ僕は。」「う、浦田!?」そこにいたのは帰ったハズの浦田だった。「立木さんと関係ないみたいな口きいてさ。こそこそ放課後に会ってんだもの。腹立つなあ、もう」誤解だ、なんて言ってももう聞かないんだろうな…コイツは。「神田くんのお友達?」旭も会話に加わってきた。「腐れ縁だ」「全く神田は酷いなあ。あ、僕は浦田と
つるさん作 [499]