携帯小説!(PC版)

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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • 年下の彼 ? ギャンブル依存症

    哲也は、他人には、なかなか、本心を見せない青年だった。その彼が、理子にだけは「君は、僕の心の一番奥……誰も入ってきたことのない暖かい場所に、初めて入って来た女性だ。」と打ち明けたのだから、彼にとって、彼女は、本当に特別な存在だったのだろう。理子は、非常にクールな一面を持ちながらも、クリスタルのような透き通った印象をもたれる女性だった。実際、非常にピュアな人間であることは間違いなかった。それ故、真
    マリリン さん作 [448]
  • ユカとチサト?

    「いつも笑ってるよね」「うん。だって楽しいじゃない」ユカの言葉にチサトは答える。なんとも苦い気持ちがユカに込み上げてくる。何が楽しいの?こんな辛くて、寝られないし、遊べない…こんなに……―――チサトと私は何が違うの?鼻がツンとしてきたので、奥歯を噛み締めた。喉に詰まっていた言葉が押し出されてくる。「……何が楽しいの」少し声が震えていた。でも、聞かずにはいられなかった。今の私にはどうしても解らない
    ちゃき さん作 [291]
  • とうとうこの日が来た最終話

    とうとう僕一人になっちゃった。ゆりちゃんに捨てられて、あの家から追い出されて、あのおじさんも死んじゃって。もう僕の存在意義って何?誰か必要としてくれるのかな?誰かの為に吠える事もないんだね。人間って勝手だよね。自分の都合がいいときだけ可愛いがって。忙しい時は色んな事に理由つけてかまってくれないし。最悪は虐待するやつもいるし。無駄にいっぱい飼うやつもいるし、なんとかランドとか作ってほったらかすやつ
    めためた さん作 [301]
  • 未設定ー23ーキミは誰?カツミとアフターとアユムの世界

    (この日のアフターは出来れば避けたかった。ノル気じゃないのだ、自分でもよく分からないのだが…。)返事のない相手に、旅行に行こうとメールした時から、自分自身が現実から離れて別世界へと入りこんだ気分になっていたからだ。いつになくハイテンションで、気がつくとお客様が二名もアフターを希望!!だという展開にカツミはめまいがしていた。 さりげなく夜の関係を迫ろうとする美女二人組を、食事とカラオケだけに抑え、
    未伊子 さん作 [361]
  • mirror

    鏡を見たくない。こんな気持ちになったのは初めてだ。 笑うのが大好きだった。可愛い訳じゃないけど、笑顔でいる自分が大好きだった。 でも同じ位に涙も流してた…。 そして笑顔が私の顔から消えた。 『顔面神経麻痺』 きっと、笑えるくせに泣いていた私に神様は、罰を下したんだ。 毎日見る鏡。 表情のない私が移る。 毎日毎日。 心のない私が移る。 鏡は教えてくれた。笑う事の、笑顔の大切さ。
    さん作 [451]
  • 壊れた携帯…

    思ってないのに、いつもママなんて嫌い!パパが欲しい!私には思い出がないの!なんて駄々をこねる、ごめんねそんなママが大切に大切に、宝物のようにしている壊れた携帯がある。これが謎なんだなぁ…今日ママの帰りは遅い、今しかない! 写真立ての後ろにある傷だらけのシルバーの物体。恐る恐るボタンを押してみる、偶然にも受信フォルダが開いた。動くじゃん!そこには子供には恥ずかしい位の愛の言葉が…、キャー。と
    青い鳥 さん作 [304]
  • 夏風

    それぞれ事情があるみんな苦悩の中 泳いで ため息するどこまでいこうか?今を越えられるかな?自分の選択 間違ってないかな?これで満足?何かを失うこと とても恐くて 変化を拒む自己防衛 幸せって何かな?わからなくなるわからなくなる
    サクラ さん作 [581]
  • 月への階3

    山間の小さな町は、ひっそりと夜の闇に沈んでいた。完全に眠りについた世界を、青白い月光が優しく照らしている。紺碧の夜空に、白銀色に輝く階段が伸びていた。遠くから見るとそれは白い虹のようにも見えた。その階段を、一心に上り続ける少女がいた。淡いブルーのパジャマのままで、白い光の階段を一歩一歩、裸足で踏みしめていく。不思議なことに上れば上るほど、月はみるみる近づいてきた。でこぼことした表面がしだいに鮮明
    一月 さん作 [228]
  • 月への階2

    それはよく晴れた満月の夜だった。ふと真夜中に目が覚めた。開けっ放しの窓から、煌々と青白い月明かりが少女の顔を照らしていた。ひんやりとした外気が音もなく入り込んでくる。少女は窓を閉めようとして、思わず目を見開いた。階段が伸びている。しかも少女のいる窓辺から、真っすぐ月へ向かって。こんなことは初めてだ。いつもはだだっ広い場所にぽつんとあるだけなのに、こんな所に現れるなんて。階段は無言のまま、まるで少
    一月 さん作 [215]
  • 月への階(キザハシ)

    その少女には昔から不思議なモノが見えた。よく晴れた日に、何もない空間に目を凝らしてみると、空へと続く透明な階段が見えてくる。他の誰にも見えない。少女にしか見えない、不思議な階段。ある時少女は試しに階段を上ってみたことがある。プラスチックのような素材で出来ていて、意外に丈夫なのがわかった。しかし地上が透けて見える上、手摺りも何もないために、二階程の高さまで上ったところで足がすくんでしまい、それ以上
    一月 さん作 [220]
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