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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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メランコリー
君は誰を抱き誰を守り誰を想い生きるのだろう
カズ さん作 [194] -
理想
どんなに望んでも。所詮俺は、俺にしかなれない。理想の自分を掲げてみても、すぐに打ち砕かれ、心を折られる。もう何も期待すまい――。強固な意志で以て決めたはずなのに、また理想と現実のギャップに苦しんで涙を流している。悪あがき、悪循環。ほとほと愚かな自分に嫌気が差す。結局行動できないのは自分が傷つきたくないからで。単なる自己防衛に他ならない。ここまでわかっていて、なおも繰り返すのか?ずっと、繰り返し続
勇樹 さん作 [344] -
みらい
ここから先はどんな道が続いているだろう世界は僕らを試すだろうか今も海が青いままだといいな
カズ さん作 [204] -
武士になりたくて七
その頃、山の反対側の麓に陣を張っている軍勢がいた。自国の領土で、悪行を働いている敵国の軍勢に対して、総攻撃するのか、後続の味方の軍勢が到着するまで待つのか…この二つの意見で揉めていた。「むやみに打って出ては敵の罠にはまります!」「今敵の軍勢は油断しているはずです!打って出るのが得策かと思われます!」「味方の軍勢が到着するまでは此処を動かない方がよいのでは!」互いの意見を主張し合って中々話しが先に
けい さん作 [200] -
Childhood
どうしてだろう子どもの頃あんなに欲しがっていたものが今こんなにも近くに転がっているのにもう見ようともしないあの頃の僕なら一晩中抱き締めても足りないくらいなのに
カズ さん作 [208] -
洋灯弐
「洋灯くんは、僕の事好き?嫌い?」「その問いは、ぼくが応えないという事前提で聞いてきてるんだよね?」「質問に質問で返さないの」そう頬を膨らませながら、色羽は言った。彼女の事だ。こんな質問は聞くだけ無駄と思っている筈だ。いくら魂が腐ってしまったとしても、彼女はまだ全てを知っている。今此処で突然人が産まれようが人が死のうがどうしようが、彼女には全てわかっていたこと。 「むぅ…。唯の興味ほんいなのに」
シュガー さん作 [209] -
国道
いっそこのまま何処かへ行ってしまいたいなこのポンコツと体ひとつで自分探しというご立派な動機付けのもとに
カズ さん作 [200] -
斑尾
上辺だけの思いやりにときどき酷くうんざりするけどそれは僕もそうなんだよ人は気付かないうちにきっと誰かを傷つけずにはいられない
カズ さん作 [212] -
お休みなさい
体を押さえつけられて水に沈められていくみたいだこの胸苦しさは何だろう僕は時々思うここにある全てが嘘なんじゃないかって全ては夢物語でいつかは全てのことから目覚めて何もかも作り話だったんだよと誰かが笑ってからかってくれるんじゃないかって僕はしばしば思うこんな風に眠れない夜に君がいない肌寒い夜に
カズ さん作 [206] -
越後の龍2
景虎には諜略にたけ、兵法に秀でた一人の武将が後ろ盾になっていた。名は宇佐美定満。越後の国で知らない者はいないとまで言われた智将である。景虎は宇佐美がいる琵琶島城に何度か行っていた。兵学などあまた学ぶためだ。景虎は琵琶島城に着くなり、宇佐美に相談した。府内の館で引きこもり、父の弔い合戦も、春日山城奪還もしようとしない晴景に、春日山城への出陣の了解をなんとか取り付けた。晴景は出兵には反対だったが、宇
けい さん作 [189]