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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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ぼくらの金メダル〜3
3月某日今日は、僕らのチーム主催の大会の日だ。3月に入ったというのに、風がつめたく、時折、小雪がちらついていた。朝…まだ暗い内から起き出して、眠い目をこすりながら、ユニフォームに着替える。母が作ってくれた、おにぎりを 少し無理をして、お腹に入れる。外に出ると、朝の冷たい空気で目が覚める。これが、試合の日の朝の光景だ。先日の大会で、予想外に良い成績を残した僕たちは、今日のこの大会で、ぶざまな試合を
Kっち さん作 [347] -
不思議な男「準編」5
いろんな事を考えても仕方がない。 真正面から佐藤に突っ込んでみよう。 自分の携帯から佐藤に電話した。「おう、準君ひさしぶり。どうしたの?」「どうも。またなんか良いバイト無いですか?今日時間あれば伺いたいんですけど大丈夫ですか?」「大丈夫!いつでもいるから。じゃ〜待ってるね」 一応アポは取れた、直接佐藤に事件の事を問い詰めよう。 2時間だけ暇をつぶして佐藤の所へ向かった。 ビルに到着しドアを開
ハック さん作 [207] -
子供水先案内人?
「こっちだ。」突然声をかけられた。振り返ると、見たこともない男の人が部屋の隅の椅子に腰掛けて、手招きしていた。知らない人なのに、怖くなかった。優しそうな人、という訳でもなかった。それどころか、だぶだぶのぼろぼろの服を着ていて、ちょっと近寄りがたい。ただ顔だけはにこにこしている。男が、おいでおいで大きく手招きしているものだから、行かずにいられなくなった。「よーし、いい子だ。」男はゆっくり頭を撫でて
Joe さん作 [490] -
心の叫び
ねぇ…その期待が、どれほど私を苦しめてるか知ってる?その「頑張って」で、どれほど私がストレスを感じているか、知ってる?毎日毎日、そればっか…先生にも、友達にも、親にも…「あなたは特待生でしょ?」って…だからなに?だからって…いい子じゃなきゃいけないの?もう嫌だよ…全部捨て去ってスッキリしたいよでも、ママの悲しい顔を見たくないんだ…だけど…やっぱり辛いよ…もう疲れたよ…いろいろ考えるほど、ぐちゃぐ
優梨 さん作 [312] -
月明かりの下で…<1>
俺は今日もパソコンとにらめっこをしている。すぐ横には課題が積まれており、今にも崩れそうだ…。やらなければ終わるはずもない。しかし、残業続きで疲れが溜まり、集中が出来ずにただ呆然と画面を眺めていた…。
ストライプ さん作 [535] -
次元神話 No.2
[生徒会室の戦い…]生徒会長VSウリエル生徒会長は意味もわからず大天使と戦っていた。「クソォ〜〜〜、なんで役員会で帰りが遅くなった俺がこんな化け物相手にモップ一本で戦わなきゃいけないんだ。ていうかここどこだよ。」ウリエルは生徒会長相手に手加減などしていない。己が持つ剣で目の前の敵を消そうとしているだけであった。会長はモップで目の前の大天使の顔を全力で殴った。「きかねぇ〜〜〜。何で出来てるんだよこ
卓上の馬 さん作 [371] -
許し人
ぶった相手を憎まないで許すなんて、そんな立派なコト、あたしにはできないな。だって憎んで当然じゃん?向こうが悪いんだからさ。でも、そうやって相手にやり返すとさ、ほら、憎しみの……連鎖?とかいうヤツ?あれが二人の間にできちゃうんだわ。ぶって、やり返して、仕返しにまたぶって。 そうやって連鎖は続いていく。いつまでもいつまでも続いていく。だから、どちらかが、またはお互いが、相手を許さなくちゃいけないんだ
よーこ さん作 [437] -
僕らの金メダル〜2
年が明けて、新チームとしてのスタートをきった。最上級生となった僕らは、試合に出られる喜びに沸き立っていた。『この9人で試合ができる』という事が、単純にうれしかったんだ。周りの大人たちは、期待というより、『この子たちを、この1年どうやって盛り上げていこうか…何とか勝たせてやりたい。決勝リーグに上がれるくらいにはしてやりたい…』などと、思っててくれたらしいけど。案外、僕らに不安はなかった。笑うかもし
Kっち さん作 [423] -
心〜5〜
次の日、泣きすぎて真っ赤になった目を見て、また、「学校休みたいな…」なんて思ってしまった。だけどもう決めていた、絶対に逃げないってことを。臆病な私を捨て去りたいんだ。学校へ行ったら、ちゃんと真奈美に話ししよう…私は真奈美がちゃんと話を聞いてくれることを祈って学校へ行った。ゆっくり歩いているつもりでも、もう学校まで10メートルのところまで来てしまった。きっと、クラスのみんなは私をなんて言っているか
優梨 さん作 [306] -
ぼくらの金メダル‥1
僕らは大人になって、それぞれの道を歩き始める。それぞれの道で、その場所で、つまづいたり立ち止まったりするだろう。そんな時、振り返ってみればいい。そして、思い出す。僕らのいた あの場所と、僕ら9人の仲間のことを…。弱小チームの少しずつだけど、成長できた…あの日々のことを…。僕らは、弱かった。とは言っても、全く勝てない訳じゃない。ほんとに野球の好きな奴らの集まりだった。しかし、はたから見れば、のほほ
Kっち さん作 [401]