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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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捨てられ子7
少年と暮らし2週間たった頃だった…僕はいつもの様に仕事を終え、家に帰って来た。「ん…」少年の様子が、何かおかしい。僕は聞きたい気持を我慢し、いつもの用に一緒にご飯を食べ、テレビをみていた。「あの…」少年が、話しかけてきた。「何?」僕は少年の方を見た。「お母さん…何で…僕を捨てたのかな…」少年は小さな声で言い、下を向いた。「…」僕は何も言えなかった。「僕の事…嫌いなのかな…」「悪い子だからかな…」
鷹斗 さん作 [357] -
捨てられ子6
僕の生活は朝7時に起床朝8時から夜6時まで仕事家に帰るとテレビを見たり、漫画を読んだり、だらだらした生活を送っている。少年は、朝6時に起床して何処かに行っているようだ。何をしているかは、聞かなかった。でも、帰るといつも手は泥だらけだった。少年は朝7時過ぎに帰って来ると一緒に朝食を取り、僕の買って来た計算ドリルや漢字ドリルをやってるみたいだった。頭は良い子だ。お昼は、二人で買いに行った弁当やカップ
鷹斗 さん作 [362] -
涙 ...?
6200日あまり過ごした 日々をしっかり記憶している、昨日のコトのように… 疲れた体でソファーに横たわり 寝息ともイビキともおもえる息づかい…安心した姿の寝顔 17歳を迎えた息子の寝姿 17年前の…あの日も真っ赤な顔して泣きながら…お乳を飲みながら…スースー寝ていた姿 小さな指で 私の指をシッカリ掴み温もりを感じながら…満たされた気持ちを与えてくれた悲しいとき…必ず聞こえてくる”母
マメコロ さん作 [169] -
こちら傭兵! 第3傭兵部隊基地に到着。
2000年 軍事大国Aは隣国Bとの不可侵条約を破棄。A国はB国への攻撃を開始2005年 B国はA国の占領下におかれ各地にA国旗が立つ。この5年間の戦いに身を投じたB国傭兵の記録であるA国が不可侵条約を破棄したとの報告はメディアを通じてB国民は瞬く間に知る事となった。そんな中、B国大統領はA国大統領との緊急会談を申し出たがA国大統領はそれを無視。A国は近い内に宣戦布告するという事態に陥った。B国軍
大佐 さん作 [161] -
執着
女は、悩んでいた。自分の異常な執着癖について。 とにかく自分の係わったものすべてに、執着してしまうのだ。あれが、捨てられない、これが、捨てられない。「もし、失ってしまったらどうしよう。」などと、考え始めると、凄まじい恐怖が、襲ってきて、夜も、まんじりともできなくなってしまう。女は、ついに発狂するのでは、ないかという不安に、さいなまれた。そこで、執着しているものを、一つ、一つ、捨てていくことを、決
マリリン さん作 [396] -
感受性
ある人が、友人に言った。色黒だよね、と。私は感受性が豊かすぎると言われるが、思ったから言ってみました的な、容姿を見て思った指摘なんて、良く言えるものだな、と恐怖の面持ちでみやってしまう。言われた友人は、そうかもね、で済ませてしまった。事実ですから…とサラッとしたものだ。私は、他人対他人の会話ですら、当人の立場になって心を痛めてしまう。忙しい、私の心。多少の言動で心がぶれない人になりたい。一方、ど
ゆき さん作 [571] -
捨てられ子5
リリリ〜♪7時の目覚まし時計の音で僕は起きた。横を見ると、少年はまだ寝ていた。起こさないように洗面所で顔を洗っていると、少年は起きて来た。「おはよう」二人で挨拶を交わした。少年は暫くすると、玄関に向かって歩いて行った。「どこに行くの?」少年を呼び止めた。「ありがとうございました」少年は頭を下げ出て行こうとした。「待って!行く所あるの?」少年に問いかけた。「ないです」少年が答えた。「良かったら、暫
鷹斗 さん作 [367] -
捨てられ子3
僕は少年の前にカップラーメンを置いた。「食べよう」少年に箸を渡した。 「いただきます」少年は箸を取り、勢いよく食べ出した。よっぽどお腹が空いてたのだろう。 僕もカップラーメンを食べた。カップラーメンを食べおえ、少年はポケットから泥だらけの100円を取り出した。「いいよ」「寒い中、待たしたお詫びだよ」少年はニッコリ笑った。しばらく二人でテレビを見て、お風呂に入った。「お母さん心配してない?」少年
鷹斗 さん作 [375] -
世界に向かって生きる。
「……また、会えるかな?」「うん。またきっと会えるよ」小さくなっていく後ろ姿を見送る。旅荷物を背負った、三人の少年少女たち。まばらに細い木の立つ緑の平原の中を、くねくねと白い道が続いている。昇ったばかりのギラギラした朝日を半身に浴びて、こちらを振り返ることもなく、彼らは道の上を歩いていく。「――さびしいなぁ」「……。そうだね」「私たちも、いつか、別れたりするのかな?しないよね?ずぅっと一緒だよね
愛美 さん作 [571] -
捨てられ子2
「うわぁ!」部長の頼まれた仕事で、遅くなってしまった。時計を見ると、20時を回っていた。急いで帰り支度をして会社を出る。「見たいテレビあるんだよな…」「近道するか」普通に道沿いを行くと20分かかるが、公園を横切ると10分で着く。 「恐いな…」公園は、街路灯も少なく暗い為に治安が悪い。「あれ?」お昼ご飯を食べた辺りに誰かいる。僕は、良く目を凝らして見つめた。「えっ!?」昼間の少年が居た。僕は急いで
鷹斗 さん作 [438]