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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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11、鎖国〜国の行方、人の想い〜
渓吾と私がシェーキを飲んでいる時、『けいご〜』と渓吾がを呼ぶ声が聞こえ、その声の方を見ると、黒色のショルダーバックをかさばらせながら走って来る男『佐藤 康則。31歳。既婚者。記者。』2児の父親で私の元記者パートナーで康則の奥さんで『旧姓、高波 まりん』の夫だ。まりんは康則との結婚を機に退職したけど今でもよく遊ぶ。「どうした?ヤス」と渓吾。「お前ら取材はいいのか?!」とショルダーバックを下ろし康則
絹服誓愛 さん作 [214] -
再生歌。
風が唸る夜も どんよりと曇り空の昼も朝焼けが綺麗な朝も僕は君を想って唄うだろう世界がどんなに冷酷無慈悲で暗く見えても僕は希望を捨てたりしない 小さなやさしさにすがってでも生きていくだって君が教えてくれた生きることの喜びを死ぬことの悲しみを僕に、唄を。だから僕は唄いたいすねた目をした少女のために誰にでも輝くような笑顔を向ける少年のために怒りに怒りでしか答えられない悲しい人のために誰かのために命を差
よーこ さん作 [640] -
天能手?
女は手をあててニッコリ笑いながら口をゆっくりひらいた。 「ゴメン、君死んで。」 女がそう言うと幻はその場から〔ヒュン〕という音と一緒に消えていった‥‥‥ 《8:55》 〔スパッ〕 幻は物が切れる音で目を覚ました 「ここは何処だ?」 幻は今自分が何処にいるのかを確認するために立ち上がった。 「なんで俺はこんな山の中にいるんだ?」 そう思っていた幻の背後から、また物の切れる音がした。その音にきずい
SKY さん作 [197] -
同窓会hell。?
一体俺が何をしたんだ?静まった空気のせいで、外の雨がうるさく聞こえる。うろたえる佐々木だけが脂汗をかいている。「滝がいないハズがない。嘘をついてる奴は誰だ?」俺は何もしてない。危ない事に手を染めた事なんて一度もないし、ましてや消される理由なんて。後ろの紗耶が不意に立ち上がる。「ジッとしててね…」してる。震えてはいない。と、思った瞬間、意識が途切れた。数十秒の空白。何が起こったかはわからないが…い
あちぇ さん作 [402] -
続 罪と罰 ?
「まるで血の色だわ・・・」 一歩、その部屋に入った瞬間、思わず、私は呟いていた。というのも、そのホテルの部屋中の装飾品は、ほとんど赤色で、構成されていたからだ。カーテンも、ベッドカバーも、テーブルも、ソファも・・極寒の真冬の海から、2時間後、彼と私は、場末の今にも壁が崩れ落ちそうな安ホテルの部屋に居た。肌を突き刺さすような寒さの突風が、吹き荒れる海岸では、いくら彼の腕の中とはいえ、やはりいつまで
マリリン さん作 [467] -
コンプレックス
くわんくわん…。ふわふわとしていて、でもちくちくとした何かが、からだ中をかけめぐるようだった。カスミの、何も捕らえていない空虚な目が微かに潤んだかと思ったら、次の瞬間につつ…と苦しみが頬を伝った。部屋は四畳半。狭い一人部屋には二面に窓があって、電気カーペットやヒーターをつけても冷え冷えとしている。今もカスミはピンクのカーペットに横たわり、膝掛けを被ってうずくまっている。けれど耳や足先は冷た
さち さん作 [194] -
あたしの闇
あたしは「違う」仲間じゃないよ君たちの仲間じゃ、ないだってあたしおかしいもの頭イッちゃってんの異質なの 異常なの他の人みたくはなれないの……どうして?胸が痛いよ苦しい 息、できない……あたしは、違うんだ 違う 違う 違う 違う……嫌…………も、ヤだあたしなんか消えちゃえばいいのに死ねばいいのにここは何も許してくれない逃げることも、立ち向かうことさえもだって立ち向かおうとしたら殺されるあたしの勇気
アサヒ さん作 [692] -
ソメイヨシノ
夕食時、無口な父がいきなり「明日桜を見にいかないか?」と言った。私は「嫌だ」と答えた。母は無言だった。昔よく家族で桜を見に行った。でも、いつから行かなくなったかは忘れた。何故今になって、言い出したんだろう?父は仕事人間で日曜日も仕事をしていた。だから父との遊んだ記憶は何もない。唯一の思い出は桜を見た事だ。秋になり父はいきなり会社を辞めた。しかし母は知っていたので、私は何も言わなかったし、聞きも
セコイヤチョコレート さん作 [213] -
天能手?
幻は何回も怒鳴られて頭にきた 「ちぇっ、遅刻がなんだよ! やっぱ学校はつまんねーな。」 そう言うと幻は『バンッ!』と大きな音がでるくらいドアをおもいっきり閉め教室を出ていった 「ア〜つまんねー、やることも無いし家に帰って寝るかな。」 《8:40》 幻が学校を出て家に向かって歩いてる頃、名の知られていない、ある所で争いが繰り広げられていた‥‥‥ 〔グサッ〕 「くっ、だっ誰か助けてくれ。」 この争
SKY さん作 [229] -
今死にたいと思ってる人に
ねぇ知ってるあなたがいなくなって淋しがる人がいることをねぇ気付いてる今あなたを必要としてる人がいることを人と比べてしまうあなたは自分の不幸ばかり見えてしまう。だけど探してみようよ。きっとあるはずだよ。 あなたにしかできないこと。あなただけにしか出来ないこと。この小さな小さなこの星に小さな小さなな僕らは生まれたんだ。僕ら大きな大きな夢をみんなみんな必死で探してるんだ。失敗だっていいさ転んだっていい
ミヤビ さん作 [413]