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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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いくつもの恋?
父親は母親以上に厳しく叱り、そして叩かれた。 風邪をひいたからと嘘の電話を学校にかけ、隣町の産婦人科へ母親と向かった。 もうすぐ夏休みだったので中絶手術は夏休みに行うという事で帰宅した。すぐ済むだろうと思っていた手術はお腹の子供が大きくなっているとの事で二日に分けて行われた。今思い出しても体が震えてしまうくらいハンパじゃない痛みだった。 もう二度とこんな思いはしたくないと思った。 でも私はこれま
SAYA さん作 [196] -
いくつもの恋?
妊娠してしまった私は、誰にも相談できず、ましてや親になど相談できるはずもなく一人悩んでいた。彼にだけは話さなければと思い打ち明けた。彼は「堕ろしてくれ」と当たり前のように平然と言った。高校一年で妊娠、出産なんて私でさえも考えられず彼からのその言葉は想像どうりだったがでもその言葉を聞いた途端彼への気持ちが一気に冷めてしまった。 仕方なく私は母親へ妊娠している事を告げた。 母親は「なんてことしたのよ
SAYA さん作 [186] -
自分の記憶
「はぁ〜はぁ〜……………。」震えが止まらない………………………………やっちまったんだ………………………………ついに奴らを……………… ガタン!「!?」物音がしたほうを見ると、2つのライトが俺を照らし出していた。「君、木村雅也君だね?」見つかっちまった。逃げるか…………いや、今逃げたってどうせ捕まっちまう。それにこんな震えた足じゃ逃げれっこない。「見つかって良かった!」…………ん?なぜそんなに嬉し
UT さん作 [242] -
あんたら誰だよ!?
トキミ?トキミ、、、あぁ!時に実って書くトキミ君??よく考えればそんな人知らない。ケド、、、そうです。うわッッ!的中かよ!?久しぶりですね。自分就職決まったんでミイさんとの約束、、その、彼女になってくれるって。そういえば!約束したよねぇ!いや、約束した覚えはない。そんなこんなで、車は走っている?すると、またまた、まてっつってんだろ!!Σ!?あいつ、しつこい!!!!てかホント誰だよっ!あんたら!!
トゥーー さん作 [196] -
あんたら誰だよ!?
フ、と目が覚めた。隣には知らない男と女の人が寝てる、、、!?てか、ここ何処?と、いきなり隣の男が抱きついてきた!!!!!!えぇーーー!隣に女の人もいるし、こんな所で抱きついてこないで!いいじゃん。どうせ気付かないよ(笑)いや、気付くだろ!!だって起きてるし!平気平気!平気じゃない!!ピンポーン。ガチャッッ、、、またも知らない男が入ってきた。じっと私を見てる。そんな中抱きついてきた男といえば知らな
トゥーー さん作 [226] -
コードB
僕は中東にいた。社会民主主義国家の大統領が相手だ。メールはいくつもの国を経由して日本の千駄ヶ谷まで送られてくる。そして逆周りでメールを返信する。『NO』飛行機は嫌いだ。すぐに返事が返ってくる。『潜水服を用意した。』『オイオイ…せめて船だろ……。』大丈夫、酸素はたっぷりある。スクリューの出力を最大に、途中の海岸沿いの街に立ち寄りながら。僕は、今中東にいる。顔は骨格の似た大統領の側近に整形した。バ
ともぅ さん作 [199] -
嫌い
同じような毎日の繰り返しが嫌いだ。そこから動こうとしない自分が嫌いだ。突然やっくる用事が嫌いだ。そして僕は思う。嫌いなことが多すぎる。もし自分は誰とも結婚せず、40歳で死ぬことが約束されているならば、その日までの道筋をはっきりと見ることができるだろう。しかし実際は、ある日突然結婚するかもしれないし、おそらく40歳になっても死にはしないだろう。世の中を嫌いとばかり言ってはいられない。僕がこんな風に
はこもの さん作 [202] -
コード
コンクリートで囲まれた無音の部屋で僕は火薬の入った鉄の筒を磨いていた。あの時の事が忘れられないまま…。 存在の無い自分。名前のない自分…。僕はNo.0623。 人に認知されることを許されず、存在することを許されない。ただただ指定された人間の存在を消していくだけ。10年、20年先に邪魔になる人間を選んで。 なぜ分かるのだろう、そんな事を考えてもしかたがない。時折響く、メールの通りに。 次で18番目
ともぅ さん作 [177] -
コード
コンクリートで囲まれた無音の部屋で僕は火薬の入った鉄の筒を磨いていた。あの時の事が忘れられないまま…。 存在の無い自分。名前のない自分…。僕はNo.0623。 人に認知されることを許されず、存在することを許されない。ただただ指定された人間の存在を消していくだけ。10年、20年先に邪魔になる人間を選んで。 なぜ分かるのだろう、そんな事を考えてもしかたがない。時折響く、メールの通りに。 次で18番目
ともぅ さん作 [187] -
陸の上の魚 1
いつの間にか、人の顔色ばかりうかがっていた。そのほうが楽なことに気が付いたから。私は幼いころに捨てられた親の記憶さえ残っていない 世の中なんて、理不尽な事ばかりだと思う。大人はいつも、自分を中心に動く。その犠牲者は私達、子供なのだ。ここにいる子供達は私と同じ。ここは、世間でいう孤児院だ。どこかの偉い大人が作ったらしい。“らしい”というのも、実際に作った人を見たことが無いのだ。その人は、どこぞの資
如月 音 さん作 [187]