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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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アームレスリング 完
田村の言葉に俺は怒りをあらわにした。「何だお前! 戦いもしないくせに偉そうなこと言うな! 原田クンはすごい一番なんだ、その原田クンに挑戦できるのは二番の高橋クンだけなんだそ!二番にもなれないお前には何も言う権利ない!」意外な人物の言葉に教室は静まりかえった。 「ごめん・・・ 俺つい・・・」高橋に謝った。「別にいいよ、二番の高橋ねえ・・・」高橋が言った。「あっ、やっぱり怒って
しいたけ さん作 [288] -
私の半生
27「三色パン」遠足でお昼にリュクを開けお弁当をみんなでひろげだした。私もリュクを探った。中にあったのは三食パン一つだった。三色パンとは、イチゴジャムとクリーム、チョコパンが一つにくっついているパン。それを黙って食べようとすると先生が気付きクラスのみんなに大声で声をかけた。弁当箱のフタの裏におかずを一品づつ私にあげるようにと。三色パンにおかず…私は恥ずかしさでいたたまれなかった。そっとしといてく
せい さん作 [284] -
幸せ探し
あなたは幸せですか?私は幸せを探しています。幸せとはいったい、どの様な物なのでしょう。裕福な家庭の子供がいました。父親は実業家。母親は会社経営。お金には不自由しません。子供は言いました。「両親は仕事が忙しくて帰って来ない…寂しい」貧乏な家庭の子供がいました。父親は儲からない自営業。母親は専業主婦。家族はいつも一緒。子供は言いました。「家は貧乏だ…欲しい物が買えない」この2人はどちらが幸せなのでし
てと さん作 [220] -
いくつもの恋?
ぶらぶら歩きながら向かったのは彼の家。 彼の家は学校の近く。 初デートは彼の家。 たわいもない話しをしていた時、彼の手が私の肩にそうっと伸びてきて私は固くなってしまった。 彼は私を優しく抱きしめてキスをしてくれた。 初デートにして初キス。 私は彼に夢中になってしまった。それからというと毎日のように彼の家へ通うようになった。 体の関係もなんの迷いもなく受け入れる事ができた。 ある日、彼との交わりを
SAYA さん作 [228] -
私の半生
27「孤立」いつも人と自分が違うのに戸惑った。何か行事があるたびに、何故みんな一緒の用な物を揃えれるんだろうと戸惑っていた。一緒じゃなくても良いとか、個性だとか言う人もいるが、やはりみんなと違うと疎外感や、仲間ハズレや、いじめにつながり孤立する。それも、みんなが羨むような特別なものではなく、親が子供に無関心に持たせたものだと特に孤立する。私の場合スキー合宿だと、みんながニットの帽子や、ナイロン系
せい さん作 [262] -
学生−あの頃−
あの頃っていっても俺が経験した高校3年間の話。まずは高校入学する以前から始まる秀才の兄の影響で中3の夏から秋に変わり始める夜に微妙な暑さの中、親父から「お前も地元の頭の悪い高校には行かせない、そこに行くなら働け」と時代遅れ、さらに就職難なのにそんな話をされてしまった俺はその頑固な親父に反抗する事が出来なかった↓通ってた中学も田舎で競争社会とは掛け離れてのどかな学校生活を過ごしてた俺にとっては(地
米 和郁 さん作 [234] -
いい加減にしてくれ!10
ピピッ!ピピッ!ピピッ..【ハイアット・リーズナブルNAホテル】..の一室携帯が鳴る....「ハロー!..イヤー..フフン..オウッ!ノオゥ!...サイなら!」「ノリちゃんが脱獄したんだっテ!」シルバー髪が大男に話す。大男 「!!」これから起きることを察知してか、一瞬にして大男の顔から血の気が引いた。「カブスく〜ん!………ソユコトで、アトはヨロぴくネ!」カブスは、素早く荷物をまとめると部屋を
たかし さん作 [672] -
イキガイ 〜第1章〜
2007年4月。某SNSに入会した作者、慶太は『鉄道』という新しい趣味を見つけ、一緒にSNSに入った友達と春休みに伊勢まで行った。日帰り旅行ではだったが近畿日本鉄道の撮影を十分に満喫できた。そんな心の中が鉄道で満ち溢れていたとき、大きな機会、オフ会があった。いきなりの参加希望で自分も緊張した気持ちがあったが集合場所であるJR岸辺駅に行った。行く途中に車内から見た景色、車両などと何もかもが新しく感
急行銀河 さん作 [229] -
アームレスリング2
「別にこだわってるわけじゃねーよ。上には上がいることも分かってる。ただ原田だけは許せねーんだよ、アイツにはぜってー負けたくねー」高橋はさらに怒り口調だ。俺は鍛えた。腕立て伏せ、鉄アレイ、腕の力になることなら何でもやった。ジャージを着ているせいでみんなには分からないがすこしだけど筋肉もついてきた。帰りのホームルーム前にクラスメートの田村が言った。「この前の続き見せてくれよ、みんなも見たいよな」「見
しいたけ さん作 [290] -
アームレスリング
思春期を向かえる男子にとって、「力」こそがステイタスなのだ。 中学二年の俺にとっても状況は同じだ。クラスでは早くも誰がこの中で一番の腕力をもっているかを探りはじめていた。俺はすでに誰かに負けていた。その誰かも負けた。まさに論外、そんな言葉がお似合いだ。最後に残った二人がいる。原田と高橋だ。すべてにおいてライバル関係にあるが、原田の方が若干上回っていた。
しいたけ さん作 [318]