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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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学生−あの頃−
あの頃っていっても俺が経験した高校3年間の話。まずは高校入学する以前から始まる秀才の兄の影響で中3の夏から秋に変わり始める夜に微妙な暑さの中、親父から「お前も地元の頭の悪い高校には行かせない、そこに行くなら働け」と時代遅れ、さらに就職難なのにそんな話をされてしまった俺はその頑固な親父に反抗する事が出来なかった↓通ってた中学も田舎で競争社会とは掛け離れてのどかな学校生活を過ごしてた俺にとっては(地
米 和郁 さん作 [222] -
学生−あの頃−?
(寒くなりかけの外に居続けるアホがどこにいる)階段をあがった、犯罪の匂いを漂わせる薄暗い階段。くたびれた照明と先に向かうオカァ。階段を上がり終えるとガラス張りのドアがありそこの社員と思われる人が数人、どうやらこっちに気付いたらしいオカァがノック。すぐに一言「来週お世話になります〇〇ですが」(…お世話になります??)俺は何が何だかわからなかった。でもわずかながらに嫌な予感。ふとガラス張りドアの上を
米 和郁 さん作 [241] -
学生−あの頃−
あの頃っていっても俺が経験した高校3年間の話。まずは高校入学する以前から始まる秀才の兄の影響で中3の夏から秋に変わり始める夜に微妙な暑さの中、親父から「お前も地元の頭の悪い高校には行かせない、そこに行くなら働け」と時代遅れ、さらに就職難なのにそんな話をされてしまった俺はその頑固な親父に反抗する事が出来なかった↓通ってた中学も田舎で競争社会とは掛け離れてのどかな学校生活を過ごしてた俺にとっては(地
米 和郁 さん作 [237] -
虚言癖
彼女は また嘘をつく 嘘で固めた自分を愛してくれたと 抜かしてみる 嘘で固めた身を 脚光に浴びさせてみる悩んでみる信じることや 情など愚か 自分が一番空しいだけ また繰り返す 抜け出せない矛先を向けてみるぐるぐる ぐるぐる彼女は 可哀想な人早く気づいて 悪から救い出して下さい(新約聖書より)
シャロン さん作 [713] -
纏わり付くもの?
医者はデスクに向かい、ペンを走らせていた。私が入ると、はたとペンの動きをやめ、ゆっくりと私のほうに振り向いた。目が合う。途端、いつもの癖で私は顔をしかめ、目を泳がせた。しかし、ここは病院。なんのために此処に来たのか考え直すと恐る恐る焦点を医者の眼球に伸ばしていった。−違う−まるで普通の人を見るような医者の目は、珍しい不思議なものを見る凡庸人とは違っていたのだ。道行く人々は、例外なしに潜かに面罵し
ゆうた さん作 [471] -
纏わり付くもの
湿った淡い匂いが鼻孔を刺激し、静粛の中に殺気だった緊張感を生みだしている。長椅子に座る下半身はひんやりと冷たく、その冷たさは益々私を恐怖へと駆り立てた。「上原さん、2番へお入り下さい」空気に広がりながら、しぼれた声帯が私を呼んだ。蛍光灯の光をたくたくと反射させる、のっぺらの廊下に視線を下げながら、呼ばれた声の方へそぞろに歩きだした。私は一つのドアの前に来ると、酸素を濃厚に含み、肺から気体がなくな
ゆうた さん作 [469] -
昆虫のバラード
これは如何なることなのか。いつも通りに目を覚ますと、どうも体の調子がよろしくなさそうだ。どうやら歳らしい。そこに足音が近づく。聞き慣れた足音だ。身長162cm、体重56kg、年は四十後半の女性の足音だ。予想どおり部屋の前でとまった。それからこう言うだろう。「朝よー、早く起きなさい。おきないと、額に糊を塗ることになるわよ。」予想どおり。しかし当然、体の調子が悪い私は起きない。その後、彼女は部屋に足
カツーン さん作 [180] -
私と春と木漏れ日と
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。 中学2年の私は引籠もりながら、万年筆でこんなことを綴っていた。愚痴と想いをただひたすらに。 私はどうやってここから抜け出せるかすらも考えなかった。ただ、大切な人を目の前で…。。。 だめ。思い出すと、寒気と吐き気がする。喉が苦しくなる。頭痛がする。 だから私は、思い出さないためにも、新しい日常を送ろうと、中学を転校、そして高校に進学した。
雛乃 洸騎 さん作 [327] -
母子家庭の恋愛
2002年、私は結婚した。付き合って半年の、できちゃったスピード婚。7歳上の長身のカレは『俺について来い』タイプの人で当時の私にはそれが魅力的だった。 付き合い初めた時から『絶対この人と結婚する』と根拠のない自信があり、プロポーズされたわけでもないのに、周りにも自慢気に『結婚するから?』と言っていた。その頃、幼なじみのふぅちゃんが子供ができ結婚した事もあり私も子供がほしくなり『もう少ししたら結
りんご さん作 [404] -
学生−あの頃−
あの頃っていっても俺が経験した高校3年間の話。まずは高校入学する以前から始まる秀才の兄の影響で中3の夏から秋に変わり始める夜に微妙な暑さの中、親父から「お前も地元の頭の悪い高校には行かせない、そこに行くなら働け」と時代遅れ、さらに就職難なのにそんな話をされてしまった俺はその頑固な親父に反抗する事が出来なかった↓通ってた中学も田舎で競争社会とは掛け離れてのどかな学校生活を過ごしてた俺にとっては(地
米 和郁 さん作 [263]