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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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進む意味
どんなに進んでも掴みきれないなにかがあるだからこそ進め掴めないからこそ進んでしまえそれで何かが得られるのなら、進んでいる意味なんかない何も得られないから、自分は進んでいると思え
:: さん作 [369] -
青い空は青いままで
青い空は青いままでこどもらに伝えたい燃える、8月の朝影まで燃え尽きた父の 母の 兄弟達の命の重みを肩に背負って胸に抱いて
:: さん作 [370] -
長崎の鐘がなる
ああ長崎の鐘がなる今年も迎えた8月9日あの日、全てを焼き尽くした原始爆弾が今日の長崎の鐘をつく。こんなものが落とされなければ長崎の鐘は鳴っていないああ長崎の鐘がなる
:: さん作 [362] -
少女1
『私の気持ちなんてわかるわけない!』少女は玄関を飛び出した。靴をつっかけ。階段を走りおりた。二番目に近い公園のブランコまで走った。幼い頃は良く日が沈むまで母といた公園。一番近い公園よりも夕日に照らされた二人の長い陰をたくさん見ながら帰れるから好きだった。しばらくブランコを漕ぐとその単調な動きにすぐ飽きてしまった。ブランコをとめ、顔をあげ、気付いた。『何かがない』無かったのは ブランコを
おさむ さん作 [290] -
ただ平和が欲しかった?
こんなことを考えていたのは確か中学3年の頃だった。昨日までの5日間の休み、GWが終了し、俺はだらけきった体を学校に向けて動かしながら、そんなことを思い出していた。ほんとに突然に。「全く、俺も夢見がちなものだな。」いくらなんでも現実離れしすぎているのも考えものだ。日本を壊すなんて無理にきまっている。どこにでもいる一学生に国家を打倒するなど不可能なこと。実際いくつかものテロ組織があるのにもかかわらず
デル さん作 [433] -
ただ平和が欲しかった?
俺の望みは何なんだろうか。不意にそう思うことがある。望みと言ったってそれは人によって千差万別だろう。あれが欲しい、これが欲しい。彼氏、彼女が欲しい。あるいは、将来あれになりたい、これになりたいといった望みだってある。人間は決して望みを捨てることなんてない。現状に満足できず、新しいものを求める。望みなんてきりがない。俺だってそうだ。だけど、俺はそんなのを求めていない。そんな利己主義的なものでもない
デル さん作 [432] -
仄かに香る夕焼け3
何も見えてこない。自分自身の何かが音を立てて腐れていくのがわかる。『ごめん、ちょっと用事あるから、帰るね。』『ええ、久しぶりに会ったのに。しょうがない。また近いうち飲みにでも行こうね。』わたしは独り、歩いた。捜し物をしているかのように、込み上げたものを堪えるように、『わたしは挫折者だ』と一歩一歩踏みしめながら、ひたすら歩き続けた。いつしか南にあった太陽が西に見え、見上げた空は華麗な朱に染まってい
薔薇 さん作 [100] -
仄かに香る夕焼け2
ちょうど今、あの時の気持ちがわからないように。人は孤独と戦うと聞いたことがある。友情、愛情、何をとっても自分を完全理解してくれるのは自分であり、孤独から脱却するのは不可能だ。わたしがこの満たされない気持ちに悩まされるのは、孤独をより強く感じやすく、戦う気持ちが弱いせいなのかもしれない。孤独をわたし以上に過剰に感じてしまえば、心の病に陥る事は言うまでもない。わたしは今孤独感に悩んでいるのか。そうだ
薔薇 さん作 [87] -
仄かに香る夕焼け1
寝ている。ちょうどコスモスが咲く季節、わたしは、あの頃と同じようにここに寝ている。同じように寝返りをうち、空を仰いだ。あの頃みた空はなかった。そこには、ただの空があった。あの頃のわたしはこの空をどんな気持ちで眺めていたのか、わかりそうで、わからない。穴が空いたようで、ひどく悲しくなる。ひとつ明確なのは、わたしが今見ているのは『ただの空』だ。南中した太陽が額に射し、コスモスから蜜蜂が離れる。空がゆ
薔薇 さん作 [97] -
虹の向こう側へ
「ソウヒ〜会いたかったにゃん」馬鹿かこいつ。この女、風俗嬢。「ねぇ、次はいつあたしを抱いてくれるの?」さぁな…「なによそれ!あたし頑張るのに!!」なにを頑張るんだよ…「もぉ〜」エリカは頬を膨らませて怒ったそぶりを見せた。それで自分が可愛いとでも思ってんのか?どう考えてもデブスだろ。女は俺の顔が好きなんじゃない。弟の顔に似た俺の顔が好きなんだ。「あの人!向井遥にそっくり!こっちに呼んでよ」遠くから
火見レイ さん作 [119]