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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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Y字第二話
その後俺は無難に仕事をこなし、二ヶ月ぐらいたって仕事にもなれてきたある日のことそれは起きた。いつものように電話がなる。依頼人:あの〜荷物を一つ頼みたいんだけど。俺:はい!その日もいつもとかわらない電話で男は場所、時間、荷物の大きさを言うと手短に電話を切った。内容は、東京駅内の西側の公衆トイレ前に午前8時時間厳守、荷物は黒のリュック一つ。受け渡し人は青いTシャツを着ているとのこと、会ったら、合図と
ワイ さん作 [123] -
自分と空
空を見上げると空はとてもおおきくそしてとても青い空には上も下も右も左もない規則や囲いのない空を自由に飛びたい...空を見上げるといつもそんなことばかり考えていた...
sn さん作 [318] -
Y字第一話
名前は竜之助。歳は20。ニートをもうかれこれ三ヶ月になる。話しはさかのぼり三ヶ月前、俺は ある物の運び屋をしていた。始めたきっかけは、地元の先輩に楽して稼げるという甘い誘惑だった。ただ物を運ぶだけでいい金になるとのことだったので、マジですか!っと金に困っていた俺は多少のリスクがあるのはわかっていたが飛び付いた。今思うと世の中楽して稼げるほど甘くないということを…。俺は先輩からプリペイドの携帯と一
ワイ さん作 [130] -
ありがとうが言えなかった
情けないことに、この歳(22)になっても、僕は好きな女性に面と向かって話しをできないでいる。 ついこの間も、゛ありがとう″の、ただ一言が言えなかった。 それは半年間の教育を受けて、昇進して帰ってきたときだった。 僕は前方から歩いて来る彼女に気付いた。彼女が一歩近ずくごとに、僕の心臓は大変なことになっていった。だけど彼女は男の同僚と一緒だったので話しかけられる事も無いだろうし、こちらか
たけくま さん作 [153] -
時の傍観者
家に帰っても誰もいない学校に行っても誰もいない街を歩けど歩けど誰にも会わない時間という時間を感じる事が出来ないここを例えるなら白無を色で例えるのなら白か黒を思い浮かべるだろう辺りは白色は確かに付いている。白一色じゃない当たり前の町並みだが連想するは白しか無いそう自分の中にもう色と言う概念は存在しない自分はもう二度と人と交わる事は出来ない何時しか存在としても存在しない存在に変わってしまった―――我
匿名希望の名無しさん さん作 [157] -
19の私へ
19の私。あんたが今やってることは最低なこと。すごく怖いこと。怖い目にも合ったよね?わかってんのかな〜?なんでそれ、やろうと思ったの。きっかけは?バイト?テレクラのサクラ?友達もやってたし。で、一回したら平気になった。簡単にお金手に入るもんね。欲しいものいっぱいあるしね〜。友達と遊ぶお金必要だしね〜。そっかぁ。でもね、それ知った時の親の気持ち考えたことある?妹の気持ちは?27の私が言えること。妊
匿名 さん作 [486] -
ばかな女
コトが終わって気付いた。あぁ、あの頃とは違うんだ。もぅ戻れないんだ。手を伸ばせばここに、隣にあなたがいる。体に触れられる。でもね、あなたの腕を今は温かく感じない。言葉も。瞳も。すべてが冷たい。「好きだよ」そう言って私を抱いてくれたあなたはもういない。心のないセックスがこんなに虚しく寂しいものだと、私は一体どこで覚えてきたんだろう。この人は、心が無いのにどうして私を抱くんだろう。どうして私はこの人
匿名 さん作 [423] -
蜘蛛
空に手を伸ばす伸ばしても伸ばしても届かないそれでもいいんだ風が吹けば家ごと飛ばされそう雨が降れば水びたし季節によって色々不安な家だけど、おいらにとっては城なんだある日、蝶が家に来たおいらが近づくと逃げ出そうともがいたおいらは一本一本糸を取り蝶を逃がしてやった何故そんなことするかって?べつにいいじゃないかここはおいらの城なんだから夏が来て秋冬おいらはもう動かない空に手を伸ばす、蜘蛛になりきれなかっ
クロコダイル さん作 [162] -
親衛隊長
「おせん、悪いが行って来る。」齢、四十になる親爺が兜を脇に抱えて軽快に駆けて行く。「愛」の前立てがキラキラ輝きを放つ。「与六、あんた町内会長でしょ!今日の愛染明王祭開催の会合は?」「ウッセー!今日はそれどころじゃねー!」近頃江戸の英別楠っていう音楽座に、町内会内で「直江状」呼ばれるものに申込んで、今日、米沢から福島は白河の革籠原野外来武場に向かった。「よっちゃん、捕りたての兎だ持ってけ」与六は慶
尾花沢肥後守入善 さん作 [198] -
妖怪の街3
私はいつからあの奇妙な夢を見るようになったんだろう。あの日だ。一ヶ月前タクと最後の電話をした日からだ。彼はその時、すでに私としゃべる事すらおっくうそうだった。私は泣きながら笑っていた。「なんであんたの方が被害者ぶった感じなの」「はいはい、もういいって」唇が震える。言葉が出ない。口の中が苦くなる。瞬きすらできない。闇が広がる。モワモワ…モワモワ…「クククク……エミちゃん、怒ってるの〜?泣いてるの〜
詩月 さん作 [112]