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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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たいち
ジリリリリ〜。たいちはまだ目を覚まさない。昨日は夜中まで友達たちと遊んでいた。それから30分後、会社からたいちのケータイに電話が。「吉岡〜。まさか今起きたの?」「あっ!!うっ。やっべ。すんませんすぐいきます!」たいちにはよくあることだ。会社の人達も、またかみたいな感じで、あまり怒ろうとはしない。たいちの仕事は自動車整備士だ。毎日オイルまみれ。そんなオイルは粉石鹸でないと落ちないほど頑固だ。昼休み
タイガー さん作 [221] -
妖怪の街
起きたら妖怪の街にいた。茶色い妖怪が笑ってる。やたら笑ってる。何がそんなにおかしいのか。私はなんでここにいるのか。私は確か…思い出せない。「ほんとおもしろいよね〜愉快だよね〜ねぇエミちゃん」茶色い妖怪が話しかけてくる。やっぱり笑ってる。何言ってんだ、こいつ。しかも私はエミちゃんじゃない。私は…誰?わからない。妖怪は去っていく。フラフラして去っていく。真っ黒な世界。闇に消えていく妖怪。笑ってる。ム
詩月 さん作 [143] -
世界へ
世界へ、今俺はなにができるだろう。世界へ、この先どうなるのだろう。世界へ、この先もずっと彼女と暮らせるだろうか?世界へ、自分で死んでしまう人を止めるにはどうしたらいいのだろうか?世界へ、子供たちはあとどのくらい犠牲になればいいのだろうか。世界へ、今の俺を含め若いバカどもはどこに進んで行けばいいのだろうか。世界へ、戦争は国のトップで相撲でもとらせりゃすむことではないのだろうか?世界よ・・・・・俺達
鈴木雄太郎(?) さん作 [398] -
とある病室の中の少女
青い蒼い空が恋しいこんな澄んだ空の下を優雅に飛べる小鳥達はなんて自由なんだろう私はひとり、箱の中ずっとずっと箱の中この身体に自由は無く、ただ待つのは終幕の時苦しい―――もう慣れた辛い――――もう慣れたカーテンが揺れるそろそろ迎えが近いこんな死の集結地帯には飽きたもう助からない病なら、いっその事、楽にさせて欲しいのにゴホゴホと激しく咳込んだ押さえた手の平には朱い模様が広がってゆく青い蒼い空が恋しい
匿名希望の名無しさん さん作 [232] -
世界って何?人間って?
ここは日本山形(^-^)平凡にくらしているバイクやのせがれです。あっ・・Yahoo!にブログ有るからみてくださいね(^-^)バイク屋さんのせがれのお部屋ででてくるから('-^*)まっ余談はこれくらいにして・・・・・皆さんは今何をおもっていますか?会社の事?家族、恋人、お金、アニメ、まぁ自分の生き方とかそんなところでしょう。 今私は、世界中の子供たちの事を考えています。 あっ、今ロリコンだと思った
せがれ さん作 [405] -
僕を殺した男
僕は生まれた。2007年1月24日…身長12.5? 体重120?…その瞬間に僕は死んだ。僕は父親に殺された。…僕の死体を父親は抱き、といっても僕は小さく、両手に乗せた、そんな感じだ。父親は僕をじっと見つめている…息をしていない僕を。ただじっと見つめている。僕の死体は父親から看護師に手渡され、小さな空になったガーゼが入っていた箱に雑に入れられた。まるで物を扱う用で無機質だ。数日後、僕の体は焼かれ壷
晴太郎 さん作 [208] -
全身整形
母は私に無関心なのではなく、 私をどう扱っていいのか分からないのだ。母に会わずに同じ家で母の気配だけを感じる日々。 今日私が整形した事も母は知らない。 あと何日かで冬休みも終わり、学校が始まる。 必要以上に目を氷で冷やし、 お腹は減っていたが、何も食べずに化膿止めの薬を唾液だけで飲み、そのまま眠った。
和歌 さん作 [271] -
全身整形
人は心じゃない。心なんて磨いても意味がない。あなたが見てるのは、私の皮です。私が始めて整形をしたのは中学2年の冬休みだった、お年玉と援交で稼いだ金を握りしめクリニックへ向かった。 事前に予約とカウンセリングは済ませある。 看護婦と医者は慣れた様子で淡々と話をして、私を手術台と寝かせた。不思議と恐怖感はなく、麻酔をして目を閉じた、 「生まれ変わる」私が手術した
和歌 さん作 [224] -
本当に大切なもの…2
僕はやっとの思いで病院に着いた。そこには、苦しんでいる祖父の姿があった…「お祖父ちゃん、僕だよ!朱雀だよ!」と思わず叫んでいた。そしたら隣にいたお母さんに、「静かにしてあげて」と言われてしまった…それで正気に戻った。その途端に祖父さんが、「幸せや大切なものというのは、すぐ身近にあるものだよ。私はそろそろ逝くよ…けど、決して落ち込むなよ…」と一言を言い終わって、安心したのか息を引き取った…
朱雀 さん作 [593] -
XREMEMBER YoUX
あの日、おはよって行ってくれる君の姿がなかったんだ。休みなんだ。ってがっくりしながら歩いてた。君が居なきゃ、学校なんて行く意味ないよ、とか考えてたのかな。今じゃ笑えるね。でも、やっぱ いつもの廊下じなかった。なんだか、重い空気にが私の周りに充満してた。教室にはいった。私の頭が真っ白になった。頭より足が先にうごいた。彼の机に走って行った。菊の花束が置いてあった。私は泣いた。叫びながら。「だれよ、こ
林檎 さん作 [133]