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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

  • 花葬(2)

    1月10日 18:33学食の窓際の隅の正方形のテーブルの席。ちょうど4人がけのそこは最近俺達のお気に入りになっている。というか、テスト期間はいつもここで夕飯を食べている。「あー、彼女欲しいー!!」腕を上に伸ばしながら、叫ぶように言うのはタイキこと宇佐川大樹。決してモテないわけじゃない。男の俺から見てもタイキの顔立ちは整っていて、カッコイイと思える。彼女ができない理由として、この大学の環境があげ
    澤野数奈 さん作 [126]
  • 飛び続ける紙ヒコーキ

    今もきみの声を覚えてる。暑いあついあの夏の、ほんの少しの間。      ただじっと僕が折るヒコーキを見ていたきみ。名前も知らなければ、どこから越してきたのかも知らない。ただアスパラみたいに白くて、馬鹿みたいにまつ毛が長い、女の子みたいな奴だった。きみいつも公園の木陰で一人でつまらなそうにしていた。いつもなら遊びに誘っても無視するくせに、きみはなぜか俺が一人で紙ヒコーキを飛ばすときだけはとなりに
    バージニア さん作 [386]
  • 花葬

    ヨシノへ今年も桜が咲き始めた。校門の桜並木は相変わらず綺麗だ。お前はこの桜を見ているのだろうか?1月17日 20:11「じゃーな。」友達のタイキ、シュン、マキと図書館の前で別れを告げ、雪のぱらつく通り慣れた薄明かりの帰路、あいつらとテスト勉強を終えた俺はいつものように辿っていた。大学の図書館から写真屋を越えて、車が一台がやっと通れる幅の身長より少し高いコンクリートの壁に挟まれた道を5分くらい歩く
    澤野数奈 さん作 [219]
  • 私の半生

    18『さくらあめ』 お祭りの屋台。かき氷やタコ焼きなど全国から沢山の屋台が集まる。地方にしかない屋台も色々ある。富山には、どんどん焼き、あんばやしなど。私が、大好きでもう一度食べたいのは、さくらあめ。おじいさんが、割り箸に巻いてくれる飴。夫婦で屋台をしていて、隣の屋台では、お婆さんが 花火を売っていた。おじいさんが屋台に出なくなって、お婆さんの屋台もいなくなった。あの飴が無くなってどれくらいたつ
    せい さん作 [282]
  • 平日戦記

    友達の芝山と昼過ぎのY町の路地裏を歩いていると、突然芝山が腹痛を訴えはじめた。トイレを探して歩いていると「ラムダヤット」という名の喫茶店らしき店があったので、すぐに駆け込んだ。店内に入り「あの…トイレを借りたいんですけど」と芝山が声を発すると店内から、緑色のタンクトップを着た七十くらいのおじいさんが現れ、「なんじゃ貴様らは!」と歯茎を剥き出しにして大声で叫んできた。僕達は驚いたが、芝山がもう一度
    アカウント さん作 [617]
  • あの時の僕

    僕は陸上部に所属していて、県内ではトップクラスの速さだ。 僕は、幼少時代から駆けっこだけは誰にも負けたことがなく、それは小学生、中学生の時も変わらない。 いつからだろうか、走ることにこれほどのめり込んだのは?走る前のあの心臓の高鳴り、位置に着いたときの周りの静けさ、スタートのピストルと同時に一斉に走りはじめ、誰よりも先にゴールを目指す。地面を蹴り上げ、風を耳でとらえる、何も聞こえない、すべてが静
    永野ひかる さん作 [432]
  • あの時の僕

     いつものように目覚ましが鳴り、僕は目覚めた。朝食を済まし、チャリンコをとばして学校(高校)へと向かった そして、一時限目から七時限目という長い時間を一睡もすることなく終えた。授業のあとは待ちに待った部活だ!僕は陸上部に所属していて、県内ではトップクラスの速さだ。 僕は、幼少時代から駆けっこだけは誰にも負けたことがなく、それは小学生、中学生の時も変わらない。 いつからだろうか、走ることにこれほど
    永野ひかる さん作 [356]
  • あの時の僕

     いつものように目覚ましが鳴り、僕は目覚めた。朝食を済まし、いつもの道程を自転車をとばして学校へと向かった。  僕の年齢は17才、家族は五人で、父、母、姉、祖母、そして自分だ。 いつものように学校へ行き一時限目から七時限目までの長い時間を一睡もすることなく終えた。授業が終わると部活が始まる。僕は陸上部に所属している。幼少時代から駆けっこだけは誰にも負けたことがなく、中学、高校レベルでも県内では負
    永野ひかる さん作 [331]
  • スカイスクレイパー 第一章 ?

    友莉が自分の目を真直ぐに見つめて言った。「明日も仕事、遅くなるの?」「今日も同僚に任せて来たからな。君は明日は休みなんだろう?」そう答えると、友莉は思い出したように、突然不満そうな顔をした。「君じゃなくて、友莉って名前で呼んでよ」「ごめん、友莉」謝ると、彼女の眉間に皺がよった。
    摩天楼 さん作 [117]
  • 私の半生

    17『同居』これが本当の地獄の始まりだった。私が小学四年になるころ母が家に男を住まわせた。色々男を連れて来たが住まわせたのは初めてだった。最初はよかった。釣をよくして、それをおかずに母も食事の支度をするようになった。最初はちゃんと結婚し父親になってくれるのかと私も弟もなつき甘えた。今でも思い出したくないから吐き気がし、思考回路が停止する。なにもかも夢ならよかったのに。
    せい さん作 [349]
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