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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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MY HEART 4
小学校の頃のゆかは、たま〜におもらしゆかだった。先生は、そのたびに、保健室に連れていってくれた。1年〜3年くらいまでは、学校では、ともだちとも仲良く遊べていたんだと思う。あまりイヤな思い出もないし。だけど、近所の子の嫌がらせはいっぱいあった。集団登下校は、ほぼ毎日、一緒に行きたくないとか言われ、遊ぶときも、おにごっこは、いつもおに。つかまえようとしたら、あっちへ行けって言われ、捕まえられなくて、
ゆか さん作 [209] -
後ろに注意(和喜の場合)9
・・・コキコキッと首を鳴らし、あぐらで自室の床に座っている状態で、溜めに溜めた一発を吐き出す。 「はぁ〜〜〜。」 ドカッ!! 途端に視界の外から強い衝撃が脳を襲った。 「っ!!??」 そのままうつぶせ的に倒れる。 「ご、ごめん!大丈夫!?」 さつきが脇から出て来て、俺を心配そうに、半ばごめんなさい的な表情を浮かべている。 「一体何が起きた?」 何とか元の体勢に戻し、頭を抑え
星空の海 さん作 [177] -
続 音楽のある風景
《前作より》たった一曲に詰め込まれている内容としてはあまりにも重い曲でした。この曲に登場する人々は正に悪者風に描かれてる人達と その街に住むいわゆる善人で、すごい今の日本にリアルだと思わせるのは、善人は決して逆らわず、戦わず、立ち上がらず、ただ自分に被害がないと思い込んで、事件や犯罪を他人事に感じているかの様な詩です。混沌とした世の中になれば便乗して何か悪い事を考える人間も現れる所もリアルに感じ
あさがお さん作 [601] -
消してはならない過去
3月の春休みの夜中、僕らは原付と単車を盗難して、国道を走っていた。毎晩、毎晩・・・ そんなある日とうとう地元の人のが僕らが盗難しているところを写真に撮られ、警察に通報された。僕たちのグループの中に警察にお世話になったことのある奴が警察に出頭した。 当時、僕たちのグループはそいつ以外は高校の入学を控えていた。そいつは、グループの中ではいわゆるパシリ的な存在だった。お世辞にも頭が良いと言えず
みら さん作 [319] -
SK!P-10
みかんはこういう事には気がきくな「他は全然で悪かったわね!」そういや2年にあがった直後か、みかんの過去をきかされたような気がする。まぁああいう体験をすれば嫌でも霧島みたいのが気にかかるようになるのだろうな「もし僕の目が見えなくなったら僕は絶望に押し潰されて、途方に暮れるだろうね。霧島さんは凄い強い人だと思うよ。」と関口それには同意だ。俺も耐えられそうにない。みかんはニコニコしながら「じゃあ誘って
やいせ さん作 [390] -
修羅場
会いたい思いをつのらせて、また出張の予定を立てる。こんな事が何度繰り返し行われたことだろうか。今日もまた仕事を終えて行きつけのスナックの席に着いた。『今日も綺麗だね!』そう言ってホステスの機嫌をとりながら焼酎を一気に飲みほした。『今日はお前に甘えたいんだよ!』と告げ彼女の好きなバラードを唄った。歌に自信のあった俺はそのレパートリーの中でも評判のよかった歌を何曲か唄いしっかりと彼女の肩を抱いていた
パンチ さん作 [184] -
MY HEART 3
ゆかは、ママに怒られるといつも泣いているんだけど、ゆかは泣くと、なっちゃんが泣くから、またおこられる。ある日パパとママがケンカしてた。パパはママにお弁当のカバンを投げ付けていた。ママは泣いていた。ゆかは恐くなって見なかったふりをした。パパはこわい……パパはいつも お仕事で、日曜日もゴルフに行っていた。ママはなっちゃんばかり。ゆかは、幼稚園休みの日は何もすることがなかった。なっちゃんと、遊んでいて
ゆか さん作 [126] -
幕の降ろし方
「不満です。」高崎美玖が呟く。「何が。」その対面に座るは笠木広人。「同じく不満です。」さらに続けるは間宮鈴子。「だから何が。」広人は訳も分からずに嘆息する。「カナちゃんは何気に絡んでたのに。」「作者の気紛れだ、しょうがない。」落ち込んでいる美玖に掛ける言葉は広人には思い付かない。「私は匠の幼馴染みとしていろいろあるはずだったのに。」「普通すぎたからな。由良先輩の方が面白かったし。」鈴子にも同様で
あこん さん作 [276] -
SK!P-9
栞の作成が終った。上原のおかげでかなり遅れた結果。放課後まで押してしまった。帰り道。「いゃ涼しいな。」当たり前だ10月に猛暑が来ら無条件で赤道直下に強制送還する。すると上原は「潟岡は馬鹿だなー地球温暖化で気温が上昇してんだぜ?だから今猛暑がきてもおかしくないんだよ。」と得意気に言ってみせる馬鹿だな上原。地球温暖化ってのはな、温暖化と書くが、夏は更に暑く、冬はもっと寒くなるんだよ。知ったかぶりほど
やいせ さん作 [385] -
素敵な恋の見つけ方29(完)
「なんか前作の補完になってしまったこの作品。」でも、あくまで篤の物語。俺の名は片桐篤。何か、恋愛というものを超越したものに出会った気がして、心が暖かくなっている。夏休みも終盤に入り、我が家に客の訪れを示すインターホンの音が響く。「久し振りだな、マイブラザー。」お前の兄弟になった覚えはない。現れたのはオタクとして立派に生きる久保匠。「帰ってきてたのか。」「あぁ、一昨日帰ってきてたんだがな。昨日はや
あこん さん作 [321]