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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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待ちわびて…
例えば、この沢山の人の中で私はどれほど幸せだというのだろう。例えば、このドアが開いたら私はどこへ向かえばいいというのだろう。例えば、このまま人の流れに身を任せたら楽なのだろうか。ずっと覚えていられのは姿だろうか、声だろうか、それともぬくもりだろうか。例えば、この階段を一段とばしで登ったら、私を待つものは何だろう。簡単に吸い込まれていくたった一枚の紙切れに、私の想いがどれほど詰まっているかなんて、
タカ さん作 [196] -
教えて欲しい
どぉして人は産まれてきたの?人は何の為に生きればいいの?愛って何?幸せって何?どぉして誰も教えてくれないの?答えは一つじゃないだから…けど、自分だけの答えを見つけるとするでもそれは他人から見たら間違ってる事なのかも知れないそれでもいいの?考えると考えるほど解らなくなる考えたくないのに考えてしまう愛とか幸せって何なのか解らないのに求めてしまう…
sherry さん作 [427] -
居眠り姫の起こし方7
昼寝を邪魔され、不機嫌の極みにいる由良に、和真はぽつぽつと語り始める。「昨年末、あの子いろんな所の掃除手伝ってたろ。」学校行事の大掃除の時であった。「とにかく一生懸命でさ、なんかいいな、て見てるうちに気になっちゃって。」「…そんな赤裸々告白聞かされてあたしはどうしろと。」由良は細めた目の端で白木の姿を捉える。廊下で女友達と話しているようだ。「…お前が聞いたんじゃないかよぅ。」和真は顔を赤くして俯
あこん さん作 [245] -
居眠り姫の起こし方6
ぴぴぴぴぴっ。和真の部屋で、目覚時計が鳴り続ける。ぴぴぴぴぴっ。和真は熟睡しており、起きる様子を見せない。ぴぴガスッ!時計は、実妹の手によって和真の顔面に叩き付けられ、その鳴動を止めた。痛む鼻を押さえながら、和真は早目に家を出た。近所の飼い猫が散歩してるのを眺めながらいつも歩く道を行く。辿り着いた場所は、由良の自宅。携帯を取り出し発信履歴の一番にかける。そもそも履歴全て由良の名だが。3コール。い
あこん さん作 [235] -
それでも負けない?
私に対する態度どは対照的に小さい弟に対しては余りの可愛がりように私もイライラの矛先がまだ幼い弟に向かってしまう事もあった!誰より姉たん姉たん と甘える弟でさえ素直に可愛いと思えなくなる自分が嫌だったが祖母が可愛がる姿を見ると弟さえ居なければ初孫であるはずの私をもっと愛してくれたかもしれない?と、弟をうとましく思う日々だった。そんな中である日から突然、祖母の嫌みや嫌がらせの対象が私から違う人物に変
未来 さん作 [120] -
居眠り姫の起こし方5
だらだらと、脂汗もかいたような錯覚に陥る和真であったが、コーヒーを飲む事で自分を落ち着けようと試みる。「しっかし、あたしと和真が付き合ってるわけないじゃんね。」由良は緑茶で団子を流しながら、「和真は白木さんが好きなんだから。」「ぶふっ!?」本日二度目のコーヒー噴射。「汚いわねぇ。」由良も二度目の台詞を口にする。白木さんとは一番前の席のおとなしそうな女の子。男女関わりなく人気がある子だ。和真は雑巾
あこん さん作 [208] -
居眠り姫の起こし方4
教室に入ると由良はさっさと机に伏して眠りに就く。「じゃ、先生来たらよろしく。」真後ろの和真に一言そう残すと、数秒後には夢の中。起こす時は肩を軽く叩くだけで目を覚ますので、和真はさして苦労を感じない。今日一日も、いつものように目覚時計として自分の責務を果たす和真であった。寝ては起こしてを繰り返し、あっという間に放課後。余談ではあるが、由良は授業中は一切寝ない。「由良、もうじき下校時刻だ。起きろ。」
あこん さん作 [226] -
まいにちを
がんばれ、って時々つらいよね。だけど、誰かに励ましてもらうのって、すごくうれしい。先の見えない時や落ちこんでる時、不安な時そんな時に、大好きな人たちから、励ましをもらったら、ちょっと勇気わきませんか?がんばって!って。本当は、そう言ってほしいのかもしれません。自分が大変な時こそ、前向きな言葉を実はかけてほしいのかもしれません。まいにちを一生懸命な人たちへ。がんばって!必ず、道はひらくから。
ひめ さん作 [223] -
なって
「暑苦しいなぁ…。」安アパートの一室で青年はそう思った。季節は夏、クーラーはない。頼りの扇風機はぬるい風を送るだけで、全く役に立たない。「暑苦しいなぁ…。」アパートを出た青年はそう思った。車道には車が、歩道には人が入り乱れて行動している。太陽の光がビルに反射し、体に突き付けられる。「暑苦しいなぁ…。」電車に乗り込んだ青年はそう思った。駅のホームで電車が来るのを今か今かと待っていた人々が、我先にと
スルメ さん作 [140] -
September
いつも通りの平日の朝、外は曇り。雨じゃなきゃいいやと私は思う。テレビでは、お天気お姉さんが親切にも「曇り後雨で夕方から強く降るでしょう」と教えてくれた。余計なお世話だ。私、傘ないんだけど??と、また愚痴をこぼす私。 仕事行きたくない…そもそもこんな気分になったのは他でもない、新人山本と一緒にやることになったプレゼンのせいだ。部長もホントやってくれるよ…。朝から溜め息ばかりの私はダラダラと支度をす
タカ さん作 [169]