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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。

 
  • 続いた世界のある結末(4)

    なんとなく、深く突っ込めなくて話題をそらす。「…翅さん、呪いはどうなの?」「解けてないよ。五年三ヶ月も経ったけど、何も分からない。専門の友達を訪ねたけど、解く術なんて元から無いって言ってたし」呻くように彼女は言った。諦めてはいないのだろう。でもどうしょうもないから。だから無気力になってしまう。「結局、万能薬なんて噂も嘘だった…。腕の良い魔女でも手を出せないって」クソッ と机を殴る。軋む音が部屋に
    若瀬祥 さん作 [459]
  • スカバンburn!!〜夢〜 -86- 叶った夢と叶わぬ夢

    ―――ワン家美「翼!起きて!!」翼「んー…何や…」美「言わんかった?今日“ワイルド・ワン”が出るイベントに行こうって言うてたやん!」翼「イベント?」* * *翼達が訪れたのは様々なバンドが出演する野外フェスだった猛「人いっぱーい!!」波「いっぱーい!」光「ステージ大きいなぁ」ち「ドラムがめっちゃちっさく見えるで!ノブ達も来たらよかったのに」美「はよワイルド・ワンでぇへんかな〜…翼、このバンド
    きゃしー さん作 [342]
  • スカバンburn!!〜夢〜 -85- 別に

    ―――翌日\rピンポーン伸「よっ(^O^)/」拓「何しにきたん(-_-)」伸「秋ちゃんはー?」拓「聖二と買い物」面倒くさそうに拓朗は伸昭を中にいれた拓「秋に用?」伸「いや、別に〜」拓「……」そっけなく答えた伸昭の様子に拓朗はにやりと意地悪く笑った拓「あ〜お腹すいた。はよ秋、帰ってこんかな〜」伸「?」拓「早く秋の手料理が食べたいな〜昨日はカレーやったし〜今日は何やろー?」伸「…」拓「…顔、不機嫌に
    きゃしー さん作 [380]
  • 続いた世界のある結末(3)

    え…?耳を疑う。聞き間違い?でも幻聴にしては、随分はっきりと…「設楽君?もしかして無視とか?」「翅さんっ!」嬉しくて嬉しくて。勢いよく振り返る。彼女、翅がそこにいた。「はい、翅さんです。…お久しぶりです設楽君」「……お久しぶり」安心というか、色々限界だったのだろう。頬が緩み、気力がなくなる。それでも何とか彼女に返事をしたが。「あら、泣いてるのかな?設楽君。…苛めすぎた?」そう言って、ちょっとバツ
    若瀬祥 さん作 [430]
  • 続いた世界のある結末(2)

    返事は…無かった。薄暗い室内に埃が舞っている。視界は悪いが、ここに彼女の姿が無いことは、分かった。「……ッ」無意識の内に当たり前だと思っていた。彼女が自分を待っていてくれると。いや…、待っていない訳がない、なんて。目の前が暗くなるのが分かった。絶望? 動揺? 感傷? すべてをぐちゃぐちゃに混ぜた感情が、青年を襲う。膝が震えだし、立つことすら危うい。「翅…、翅…」口から溢れたのは彼女を呼ぶ声。その
    若瀬祥 さん作 [417]
  • スカバンburn!!〜夢〜 -84- 赤い封筒

    ――翌日 ワン家波猛「たっだいま〜」隆「お!おかえり〜。楽しかったか?」波猛「うん(^O^)」隆「なら良かった。…あれ?秋奈と聖二は?」光「また拓朗ん家」波「そんなに拓朗の家って快適なのかなぁ」美「なんかあの3人がおらんとツッコミが足りなくて疲れる(-_-;」光「え?うちがおるやん」美「みっきーは最近ボケやん」* * * 一方 伸昭の家1人家に帰り、郵便物を確認していた伸昭は手を止めた伸(差出人
    きゃしー さん作 [371]
  • 状況判断

    きしょく悪い生き物がいました。その生き物は、他の生き物に嫌がらせをして楽しんで、騙したり、甘えたりしていました。その生き物は反省する事はしないで、思い通りになる生き物を探していました。そんな生き物を愛している別の生き物もいました。愛してもらっている生き物の前では、とても素晴らしく、全ての生き物の見本といっても良いくらい本当に心の優しい生き物でした。
    トガシ さん作 [543]
  • スカバンburn!!〜夢〜 -83- 仲間からライバルへ

    ―――1101号室翼が部屋に居ると拓朗がやってきた拓「タケらは?」翼「広場で花火が見れるって、出てった」拓「お前は?行かんの?」翼「なんか疲れてん」拓「張り切ってたのに、終わったら疲れたって。…なんかあった?」翼「……」拓「…なぁ、翼。…まあなんとなくでいいから、聞いといて」翼「………何」拓「…俺な、バンド解散してから、全く音楽やってへんかってん。なんかもういいやって思ってて。ほら、俺、楽器もで
    きゃしー さん作 [351]
  • スカバンburn!!〜夢〜 -81- わからない気持ち

    「ノーブ♪」片付けを終えところで声をかけられた。慌てて振り返ると先ほどの帽子を被ったままの秋奈がいた伸「…何なの、その呼び方は(-_-;」秋「昨日の子の真似してみた。似てた?」伸「なんか胸が痛むからやめてくれへん?(-_-;…もう喋ってくれへんかと思った」秋「…何でー?」伸「俺もわからんけど」秋「一緒。うちもなんかわからん」伸「何が?」秋「何かが。でも1つわかった」伸「?」秋「ノブ君、ほんまはあ
    きゃしー さん作 [376]
  • スカバンburn!!〜夢〜 -81- 晴れのち曇り

    「お疲れ〜」「君たち見てたよ」楽器を片付けていた翼達のもとに若い人達が寄ってきた翼ち「あ!ありがとうございます!!」「なんかちょっと鳥肌たってんけど!」「お前ら若いのにやるなぁ」翼とちひろは顔を見合わせて笑った「何、上京ってことは夢追ってきました、みたいな?」翼「はい。まあ…」「へー…」「今どき居ないよね。夢とか言える若者なんて。かなり厳しいんじゃない?」翼「え…まあ確かに…」翼の表情がたちまち
    きゃしー さん作 [344]
 
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