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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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スカバンburn!!〜夢〜 -80- 俺らを見ろ!音を聞け!!!
猛波「きた!」ステージに3人が登場し、あたりがざわめいた「え、あれ中学生?」「うそ〜」猛「中学生ちゃうわ!」聖「こらタケ!」3人がそれぞれ準備に入る。いち早くベースを構え、前を向いた伸昭と目があい秋奈は慌てて顔を伏せた翼「こんにちは〜!俺らはついこないだ上京したばかりのバンドです!…といってもベースは今日たまたまいるだけですけど。よかったら聞いていってください!」カンカンカンカン〜♪一斉に音が鳴
きゃしー さん作 [364] -
スカバンburn!!〜夢〜 -79- 汚名返上!!!
「なんか始まんのー?」「どっかのバンドがなんかするらしいよ」「有名人?」「まさか」拓「人増えてきたなぁ」波「大丈夫かな」最前列で並ぶ8人光「あれ?そんな帽子被ってた?」秋「…落ちてた」光「?」* * *翼「よし!お前らええか?」ち「おす!」伸「ん。」翼「はぁ…なんか調子狂うわ。まあいい!軽男、足引っ張んなよ!」伸「それはこっちのセリフ。俺の実力見たでしょ」翼「ムカムカ」ち「頼むからステージで
きゃしー さん作 [353] -
流狼−時の彷徨い人−No.67
「私さえ長尾家に逃げ込まなければ、貴方も居場所を失わずにすんだのでしょう」 奥歯を強く噛み締めた半次郎は更におもう。 そして、後藤半次郎も死なずにすんだのだろうと。 半次郎の言を聞き終えた段蔵は、ただ憮然としていた。 彼にしてみれば、半次郎によって緩んでゆく家風に嫌気がさし、自らの判断で出奔したのである。 さらにいえば、彼にその気さえあれば刺客を返り討ちにして景虎を弑逆するくらい、造作なきことだ
水無月密 さん作 [574] -
スカバンburn!!〜夢〜 -78- 気に入らんけど
* * *光「翼とノブ君…大丈夫かなあ?」波「そもそも今日だけでいきなりベース弾けるんかなぁ…」猛「…ノブ君なら大丈夫やと…思う」美「えらい自信やな」猛「うん…初めてフェザーの演奏見た時、思ってん。この人はかなり巧いって。技術とかだけじゃなくて、なんか空気読んでるっていうか…」波「ふぅん」慶「俺もそう思う。あの人多分ほんまはだいぶうまい。うん、多分やけど」(←光希のことでやきもちやかされたこと
きゃしー さん作 [334] -
続いた世界のある結末 (1)
無意識に足早になる。仕方ないか…、ずっと待ち望んでいたんだから。少し汗で湿った背中も、今は気にならない。早く、速く、あの人の元へ。緩やかな坂を登る。走る事は出来ないから…、とにかく急いで。見えた。かつて長い間過ごした古小屋が。視線を二階の窓へやる。窓は閉めているが、ガラスがついていない。枠だけの窓は風をモロに中に入れ、備え付けのカーテンが煽られている。その時。一際強い風が吹いた。部屋が露になる。
若瀬祥 さん作 [516] -
スカバンburn!!〜夢〜 -77- 俺はやる。
翼「やっと来た!せっかく部屋貸してもろたのに、お前何しとったんや!朝飯の後って言うたやろ!」伸「うん、ごめん」ち「…?」無言でさっと部屋に入ってくると、慣れた手つきで素早く用意をし始めた伸「よし、やろう」翼「やろうって、お前、俺らの曲やったことないのにいきなり出来るわけないやろうが!」伸「いや、できる。てか、やる。譜面貸せ」ち「あ…これ!…一応3曲やねんけど…」翼「3曲も出来るわけないやろーから
きゃしー さん作 [373] -
スカバンburn!!〜夢〜 -76- いつか気づけたら
―――1103号室コンコン光「はいはい」光希がドアを開けると立っていたのは聖二だった聖「秋おる?」光「あ、うん」秋「何ー?」聖「ちょっと来い」* * *聖「なんかあったやろ」秋「べつにぃ」聖「…(-_-;)(またつんつん秋や…)」秋「…(`ε´)」聖「(やっぱこいつ…)秋、ええよ。今日はしょうもないとか言わないから、愚痴ってもええよ。というか、ほんまは自分でも何で悲しいんかわからないんやない
きゃしー さん作 [359] -
寝不足
「僕らは状況に動かされているわけで、状況には絶対逆らえない」突然だが、そんなことをフッと思った。 よこになって続けて考えた…。「だったら努力、未来設計、将来の不安、全て無駄じゃん」「いや無駄な事考えたいから考えるのは意味がある。自分のためにしたことは意味ある」「だが努力が無駄とは深く考える価値がありそうだ…」僕は一人で、こんなふうに考えるのが好きだった。そして疲れて眠るのであった。外は雨が降って
トガシ さん作 [676] -
スカバンburn!!〜夢〜 -75- 無言の朝
――翌朝 広間ち「あっさご〜はん♪はバ〜イキ〜ンぐぅー♪」波「タケ、ブロッコリーがうちを睨んでくる!」猛「よし!俺に任せて!」美「…で、ベースは?」翼「ん。」箸をくわえたまま親指で後ろを指さした。その先にいたのは、ちょうどベースを背負って入ってきた伸昭だった伸「おはよー」拓「朝早くからどこ行ってたん?」伸「隆一君に車乗してもらって、こいつ取りに戻ってた」伸昭がベースを指差した伸「誰かさんが突然
きゃしー さん作 [358] -
スカバンburn!!〜夢〜 -74- 彼はベーシスト
美「あれ?秋、伸昭は?」秋「あー…後で来るって」そう答えながら、秋奈は空いてる席に着いた拓「…?」翼「あーどうしよう!!」秋「なんかあったん?」美「いや、ちょっとね」ち「ねぇ…翼」翼「お!なんか浮かんだか?!」ち「ノブに頼もうよ」翼「…は?」美「あ!そうやん、彼、ベースできるやん」聖「ほんまや!」猛「よかっ…」翼「嫌や!!!」ち「!」美「もう〜わがまま言って!じゃあどうすんの?」翼「…」ち「ノブ
きゃしー さん作 [374]