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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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明日
僕は、天国の入口にいました。いや、地獄の入口かも知れません。とにかく、僕は、裁かれるのだと思いました。 僕は、この世に神様などいないと思っていました。本当の事を言うと、今も信じていません。だから、あれは夢なのかも知れないと思っています。僕がいたのは何処か分かりません。暗闇の中、スポットライトがあたるように、僕のまわりだけ明るいのです。おまけに地面がなく、宙に浮いた感じです。「お前はどうして自殺
宮本聰太 さん作 [157] -
バンドブーム〜15〜
さっき、昼休みに会った“かわいい先生“ことトモコ先生はやっぱり男子に大人気だった。俺の隣の席の女は“ブリッコ教師“と言って嫌っていたがモテない女のヒガミだと思う。まぁどーでもいいか。「おいアケミツ〜。」ギターを差し出す。「???今日はもう練習しないでしょ?もう放課だよ?」首を振る。「違う。このギター貸してやるから家で練習しな。」・・・本当アケミツの笑顔は無邪気でかわいい。「大桑く〜ん、海山く〜ん
こう さん作 [267] -
償い
僕は、天国の入口にいました。いや、地獄の入口かも知れません。とにかく、僕は、裁かれるのだと思いました。僕は、この世に神様などいないと思っていました。だから、あれは夢なのかも知れないと思っています。僕がいたのは何処か分かりません。暗闇の中、スポットライトがあたるように、僕のまわりだけ明るいのです。おまけに地面がなく、宙に浮いた感じなのです。「お前はどうして自殺などしたんだ?」突然、何処からか声が聞
宮本聰太 さん作 [158] -
Sky Blue?
『おはよう』と学校に着くと笑顔で私は友達に言う。しかしその笑顔ですら本当に自分の本心なのか最近ではわからなくなってしまった。同じことの繰り返しでただ日課としてやっているのかもしれない。『優どうしたの?そんな真剣な顔して。』『えっ!?そんな顔してた?朝ごはん食べる暇がなかったからお昼までもつかなって考えてただけだよ。』『何それ(笑)優ってばそんなこと真剣に考えてたの?心配して損したよ。』『ごめん!
りり さん作 [173] -
夏の木漏れ日
ジリジリ…ミーンミーン…ザァザァ。虫がなき、山が騒ぎ、風が唸る。ここは街とは無縁の小さな田舎の村。『あちぃ〜m(__)m…なぁ山行こうぜぇ〜、あのでっかい木の下は日陰だから涼しいよ?!』と、活発な少年。『えぇ〜(*_*)俺、家で涼んでたほうがいい〜』こう言うのは内気な少年。『いいから、いいから、今日はその木がある山で、クワガタ取んだ!』『クワガタ?!俺虫苦手〜(>_<)』『じゃっ、一回家帰って、
夏美 さん作 [109] -
Sky Blue
いつもと同じ朝。いつもと同じ制服。いつもと同じメイク。いつもと同じ時間。いつもと同じ風景。毎日毎日同じことの繰り返し…そんな毎日に私は嫌気がさしていた。とは言っても自分から何か変えるのにはそこまでの勇気はない。そんな臆病な私を誰かが変えてくれるのをただまっているだけなのである。『いってきます。』誰も返事をしてくれない家にそう言って毎朝学校に行くのが私の日課である。真っ青に晴れた空を見上げて、今日
りり さん作 [244] -
バンドブーム〜14〜
障害物のない日当たりの良い屋上にギターの音色が鳴り響く。(誰が弾いてるんだろう?)音に釣られ屋上へ向かう。ガチャ扉を開けると行き場を失った音が風と共に入ってきた。同時に音の主がわかった。(・・・大桑くんと・・・海山くん・・・?)確か職員の間では“大桑が海山をイジメてる“と囁かな噂になっていたはず・・・。♪♪♪♪⌒♪♪♪⌒♪♪(・・・!!!)凄い綺麗な声。驚きが体外から出てしまったのか、海山くんが
こう さん作 [317] -
テレビ
私は平成生まれの都会人。親もそこそこ若いと思う。なのに、うちにはテレビがない。家計が厳しいのだ。いまどきテレビがない家など、考えられないだろう。小学生四年生まではなんともなかったが、やっと自分の遅れているとゆう現実をまのわたりにした小学生五年生。「ねーねー。昨日のテレビ見た人?」「見た見た。テレビ最高。」「テレビがなくちゃ生きていけんよねー。」テレビを連発する友達。「あんた見らんかったん?」うち
古野 さん作 [169] -
涙の後に…
涙の後の話し…私は結婚して子供が出来たと言う終わりだったがまだまだ続く…子供は主人の子ではない結婚して何年目だろう…とうに家庭内別居だった頃私は中国人のKと出会い瞬く間にお互い恋に落ち主人と離婚してKと結婚する事を決めていた。そこでKとの子供が出来た、Kは瞬く間に姿を消した、きっとKとの子供と信じられなかったのと最初から一緒になるつもりは無かったのだろう…私は悩んだ。 前に病院で妊娠する確率1%
ミケル さん作 [171] -
1R
指先だけが年を取り始めているユニットバスの湯船は温度が下がるのが早い。指先を見つめながら実年齢との差を考えていた。「あと、どれくらいだろう。」冷めきったお湯が抜ききるまでそこにいた。お湯が無くなるまでまだ、しばらくは時間がある。
ポッポ さん作 [278]