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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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嗚呼!大学生!?
泉しげるの朝は、パチンコ屋に並ぶ事から始まる。並んでいると、彼の友人達が『学校来るの?』と声をかける朝の風景。彼は『出たら行かない・・・』いつもと同じ返答。勝率は半々。実家からの仕送は十万円。一年生でバイトは、まだしていない。というよりも、する気がない。パチンコを覚えたのは、高校一年の時。悪友に誘われ、おっかなビックリ入ってから。生活は親に支えられていたから、負けても何とかなる。しかし、大学生で
しげきち さん作 [142] -
嗚呼!大学生!
朝9時半・・・。大学近くのパチンコ屋にいつもの顔触れがあった。新聞・缶コーヒーを手に並んで、オープンを待つ青年。毎日の日課である。大学に行くのは、負けてから。大学に出勤しても、授業に出る訳でもなく、喫茶店で時間が過ぎるのを待つだけ・・・。そんな生活を三年間続けた、『泉しげる』という青年のお話。
しげきち さん作 [242] -
誘拐(前編)
午後8時過ぎ。いつも通りの帰宅時間だ。マンションの二階にある自宅のチャイムをおす。結婚前は、東京の一人暮しの部屋ではもちろん、神奈川の両親のいる実家でも、チャイムをおす習慣ってなかったな、と思うと、くすぐったいような気持ちになる。チャイムの音がしてしばらくすると、鍵を開ける音がし、ドアの隙間から付き合って7年、結婚して1ヶ月の妻が顔を覗かせる。いつもは料理が途中なのか、おかえり、と声をかけるやい
ちいすけ さん作 [195] -
×3<5>
ソープランドで働いているときから旦那に対する気持ちはさめきっていったその頃の旦那は子供の面倒も見ずあたしの収入があったからだと思うが自分の趣味に自分の給料全部使ってしまう有り様であたしも文句言おうにも母親のトラウマ?と子育てと家事と仕事で毎日二時間寝られればよい状況だったのでとにかく気力がなかったのであるそんな環境の中で毎日色んな異性(お客様だが…)と知り合っていると当然目移りするわけで仕事初め
TOMOE さん作 [150] -
×3<4>
長男妊娠した頃から父親の会社の雲行きがあやしかったらしくあたしが束の間の幸せの真っ最中に倒産してしまった当時父親は大型トラックの運転手だったので月給は50万そこそこあったのだが失業が発覚した途端母親は発狂しはじめた母親はギャンブルに狂っていて1300万の借金を父親に内緒で作っていたからであるあたしの旦那もまだ20歳そこそこだったし借金もあったので助ける事がとても困難な状況だったから家族会議を連日
TOMOE さん作 [153] -
Hourglass
あぁ?また朝だ・・・携帯の目覚ましが枕元で鳴っている。またいつもの憂鬱な1日の始まりだ・・・。私ことはな、34歳バツイチ、コブつき、彼氏なし。「また生きてたか・・・」と自分に対してお早う的に言ってみる。自然な死ははなにとって唯一の夢物語なのだ。とはいえ、はなにはこの世に産み出した命に対しての責任がある。それが後10年くらいで任務が終わるのである。息子達を学校へ送り出し、はなはどうでもいい仕事にく
月 さん作 [256] -
×3
そんな毎日の異様な生活の中年頃になって受け入れてくれる異性が表れてくれたら誰でもよかったのかもしれない母親から逃げたい気持ちが強すぎて結婚に逃げてしまったと今は気づけたけれど三人の旦那に対しては申し訳なく思うがまぁ今となってはあとの祭りである…。話がそれてしまったが長男妊娠発覚後すぐに切迫流産になりかかってしまったため実家に妊娠3ヶ月から居候?するはめになってしまい毎日また牢獄のような環境でお手
TOMOE さん作 [228] -
×3
本人たちはままごと生活と現実の生活のギャップ?でほぼ毎日喧嘩していたような記憶がある結婚して半年ですでにお互い毎日別々に遊びほうけていたので当然の事ながらお金が続くわけもなく借金を作ってしまい気がつけば二人あわせて400万近くになってしまって親に相談したあげく離婚になる予定が子はかすがいということわざがふさわしいかどうかは???なのだが妊娠している事が判明してしまい結婚生活続行となったわけである
TOMOE さん作 [226] -
とうきょう
東京に来て三度目の春が来た。この街にもなれ、生活にも余裕ができた。休みの日に久しぶりに公園を散歩した。桜並木、風が春の香を運んでくれる。ベンチに座り空を見上げる。空は青く、広く、雲一つなかった。自分の中のもやもやが突然押し寄せて来た。このままの生活でいいのだろうか考える。もう一人の自分と向き合う。ここ三年間頑張ってきた。別に仕事が嫌になったわけでもない、ただ、疲れていた。実家に戻ってゆっくりする
コーム さん作 [224] -
バンドブーム〜3〜
「明光、今日の学校どうだった?」「うん。楽しかったよ。」「そう。それよりどう?この唐揚げ!うまく揚げれちゃった!」女手ひとつで育ててくれた母にイジメられてるなんて言えない。心配させるわけにはいかない。「お母さん、僕、卒業したら働くよ?」母は笑顔で言った。「ホームドラマみたいなベタなセリフは言わなくていいの!あんたはちゃんと高校出なさい。お金はなんとかなるから。・・・てお母さんもベタだなぁ。」風が
こう さん作 [306]