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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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大 人 の 階 段 〜序章
この世は闇だ。人の心は儚くてもろい。なんで私はこんな世の中に生きているんだろう…なんで死なないんだろう…違う…死なないんじゃなくて死ねない。ちょっとだけ…ほんの少しの勇気を踏み出せば世界が変わったの…ーーーダレカオシエテヨここはマンションの32階。ここからだったら死ねるかな。ちょっとの勇気を出して飛び降りた。未練はない。こんな世の中に。ただ、誰かに愛されたかった。飛び降りた時の星空がきれいだった
遥 さん作 [156] -
…ここにいる
…満月だ。身体がふんわり浮かんだ。ふと、さっきまでの自分が背中から声をかけてきた…。「どうするの?」「どうしようか…?」「馬鹿じゃない!ありえない事なんだからね!」そう、わたしはありえない事にはまって行ってしまったんです。この先を何も考えず、考えようともせず先のない嘘で固めればすむと思った世界に酔い痴れ様としたのです。「どこまで取り繕える?ねぇ…どこまで?」「…うるさい!疲れてるから、もう寝たい
みぃ さん作 [146] -
人
僕は…僕は今までの人生を、生き方を間違っていたのだろうか?今からでもマイナスかな?と、思う自分を、自分の人生を変えていき、かけがえのない、やりがえのない、生きててよかった、生まれてきてよかった、誰かを愛し、誰かに愛され、たとえそれが周りの人にとってみたら、当り前のことかもしれない、小さなこと…。いや、逆に…、周りには大きすぎることなのかな?僕や僕のまわりにいる人、決して僕の近くにいなくても、僕を
みーく さん作 [174] -
×3
あたしことともえは34歳ですでに離婚歴三回高校生の息子二人と四人目の旦那と現在生活中息子二人は最初の旦那の子供で最近やたらあたしに対してお小言言ってくるまぁ彼等にしてみたら何回結婚するんだ?という疑問といい加減落ち着けという気持ちが半々であるのは間違いないと思うまぁそもそもなぜ三回も?と聞かれたりするけれどあたし自身も最近要約その理由が解析できたばかりなので息子達には大変申し訳なく思うけれどもや
TOMOE さん作 [185] -
バンドブーム〜2〜
「・・・それにしても最近の曲、よくね〜よな」暖かさの中に寒さが混じる風が吹いた。「あ?急にどした?」大桑は下唇を尖らしている。「だって今昼の放送でながれてる曲って今一番人気の曲だろ?」「そーじゃない?確か2週連続一位の曲だよ。」納得のいかない顔をする大桑。「なぁ杉原。お前はこの曲いいとおもうの?」「まぁ、今流行りだし、いいんじゃねーの?」ため息が風に流された。ガチャン。屋上の扉が開いた。「おう。
こう さん作 [304] -
バンドブーム
「そろそろ時間だ。」「ノルマはたしか300人だったよね?」「あぁ。このワンマンでノルマに達しなかったらたぶん・・・いや、俺たちクビだな。」「野外ライブだからきっと集まるよね?」「さぁな。でもやるしかねぇだろ。俺たち二人がバンドブームを起こさなきゃならねーんだから。」「うん。」「よし、いこーぜ。NOW LOADING 初のワンマンライブだ。」2003年 秋「おい海山。だれがメロンパン買ってこいっつ
こう さん作 [546] -
風は淡々と勢いを消した。
だから、落ち着いてくれないか。そんなに厳ついたところで、何を訴えたいんだ。それを見る身にもなってごらんよ。突然空しくなったり、不意に同感したり、意識がどこか吹き飛ばされているみたいだ。一方じゃ、自分の心を模倣されているような気分がして恥ずかしいよ。もちろんそうだよ、外見は平然と振る舞って冷視しているよ。だけど、頑なに自分を閉じこめるのにもエネルギーが必要なんだ。想像つかないだろうけど、沢山の圧迫
f→ve さん作 [166] -
ヌケガラ
「ミキちゃんは誕生日いつなの?」その問いかけに笑顔で、「今日なんです。」* 私は毎日が誕生日。今日は誕生日で、明日も私は誕生日。私は毎日死んでいます、1DAYのコンタクトレンズのように使いきりの自分でいるから次の日に起きたら私は私でなくて生まれたての私でいます。ただ、残念なことに使いきりのコンタクトレンズとは少し違って「使いきり」であっても使う人の意思で同じものを次の日に繰り越すなんてことは絶
415 さん作 [227] -
?BREAK TIME?
木漏れ日の光に目が覚めた 今日の午後。緑の濃い匂いが心地よい風と共に鼻孔をくすぐる。ベッドから降り、今日という新たな1日を向かえることが出来ることに感謝する。…なんだか気分がいい。窓から見える景色に癒される。特に小鳥のさえずりが一番 自分の中に新鮮味を与える。ヒノキでできたテーブルに椅子、まずは腰掛けよう。毎日嗅いでるせいか、目の前のテーブルに置かれた白いコップに入った 煎りたての珈琲の匂いが、
colorful さん作 [327] -
Happy Life
「とうとう来たよ。憧れの東京へ」彼は『柊 悠史』上京してきた15歳の男の子。「えーと、確かこの辺りのはずなんだよね・・・・・あ、あったあった。『水無月荘』 はー、凄い造り」悠史は驚いた。高いビル街の真ん中にとても古風ある造りで『水無月荘』は堂々と建っていた。悠史はドキドキ緊張しながら玄関を開け中に入っていった。「すみませーん。今日からここで住むことになりました柊ですけど」悠史の声は水無月荘全体に
☆ララ☆ さん作 [564]