トップページ >> ノンジャンルの一覧
ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
-
炎のクリスマス・ライオン ?
りゃ、オレたちゃ、ネコ科。ネコといえばネコ舌。つまり、熱いのにゃチョー弱ぇ!「パイさぁぁぁぁん、助けてぇぇぇぇぇ」「隊長、熱さのあまり、山下くんがぶっ倒れてしまいました!」「くそぅ、どうしたら……」 パイペイは、アフリカ時代に戻り、ガオーと叫びたい気分になったが、ここで取り乱すと隊の士気にかかわる。うーん。うーん。 彼は、調教師の若菜さんの言葉を反芻していた。仲間のライオンが殉職して辞表を提
ごはんライス さん作 [505] -
炎のクリスマス・ライオン ?
「パイさぁぁぁぁん」 憂雅は、叫ぶ。すでに逃げ道はない。「熱いよぅ、熱いよぅ。わぁーん」 今宵はクリスマス・イブ。みなそっちの方で忙しいのでヤジ馬はなし。なにしろ、このデフレ不況のせちがらい世の中。街じゅう、日々のイライラによる放火だらけで、もーウンザリ。のんびり火事なんて見物しとるヒマはない。少しでもいいから、恋人といっしょに心をあたため合わば凍え死んでしまう。「くそぅ、これじゃ憂雅が……
ごはんライス さん作 [536] -
言葉
人は善になり人は悪にもなる言葉は助けになり言葉は武器にもなる言葉は使う人によって幾通りもの感情を現す私たち人間にしか与えられていない道具なのだ。
はぁ@@ さん作 [507] -
歌舞伎町の女王
暑い夏。蝉が声を枯らす事もなくずっと鳴いている。私は蝉の声を聞く度に九十九里浜が目に浮かんでくる。小さい頃、いつもはどこにも連れていってくれないママが一度だけ、遊びに連れてきてくれたっけ。嬉しかったな。水面がキラキラ光っててすごく綺麗だった。ママが起きてるのはいつも夜だったから。ママは歌舞伎町の女王だから。ママはいつも不在だったから私の面倒は祖母が見てくれた。あれはいくつの時だったかな。私はまだ
由美子 さん作 [652] -
ある帰り道の話 2
午後5時25分、軽い警告音と共に、電車がホームへと入ってきた。山手線外回り。広野の自宅がある池袋へは、外回りのほうが近い。 扉が開くと、中から大量の人々が文字通り溢れ出してきた。皆一様に、くたびれた表情を足下へと向け、自身の時間に追い立てられるかのように歩み去ってゆく。広野は、くわえていた煙草を灰皿へ投げ入れ、前から二両目の車両に乗り込んだ。 途端、なんだか奇妙な違和感に襲われるのを、広野は感
サンアンコウ さん作 [461] -
September4〜It ticks away time〜
ピ、ピピッ、ピ、ピピッ、ピピピピピピピピピッ………………………………うるっさい!!と私は目覚まし時計を止める。頭がボーッとした。昨日は久々に酒を飲んだ。もちろん家で、もちろん一人で。飲みすぎたかな…。私はけっして寂しい女ではない(はず)。昨日も仕事帰りに誘われたけど、断った。だって仕事残ってたし、皆で行くのちょっと疲れるし。付き合いの悪い女だな、とか言われてんのかな…。まぁいいや…。いつものよう
タカ さん作 [491] -
笑う犬の歌
3月。卒業式。 今まで思いを寄せた人への書き綴った手紙を開き、内容の最終確認をする。 今は卒業式の卒業証書授与の最中だ。 もうすぐ、アタシの番。 「女子20番。佐藤水奈」 「…はい!」 堂々と、少し遅れてから返事をした。手紙をポケットの中にしまうと、立ち上がる。 まだ先の未来なんて分からなかった。 春の日差しが体育館の窓に反射する。 眩しくて目がくらんだ。 一歩一歩、教壇までの道のりが長く感
空 さん作 [508] -
葡萄牙(ポルトガル)
浜辺を散歩していてこう思った大航海時代、男達は新大陸や印度(インド)に向けて大海原へと旅立っていったこの国の先人達も、金銀財宝や香辛料などを求めて旅立っていった再び故郷の地を踏めるという保証は何処にもなくても……嵐が来た雷が大地を裂き、風雨が人や建物を鋭く尖った爪で引っかく「舵を取れー」「早くしろー!もたもたするなーっ!」水夫達は口々に叫ぶドォオォオオオォォオォン大波が押し寄せ、丸々一そうの船を
ゆきな さん作 [599] -
謎
謎‥‥‥それは 分からないこと。理解できないこと。例えば 死 例えば 生例えば 存在の意味 例えば 宇宙 例えば 全ての始まり 例えば 宗教 例えば 神 例えば 人 この中の謎,を1つでも証明できるだろうか。全てには 限界があり 限度があり それなのに全てを知ろうと 否 解ろうとする。そして言葉という限りあるもので表そうとする それは無謀というもの
凡人 さん作 [511] -
坂本竜馬remix ?
に頼んで直してもらいなさい)読者「くだらねー!」ちゃんちゃん。くだらねー!
ごはんライス さん作 [477]