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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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family
血だ。血だ。血。あたり一面に血の海。あそこにも、ここにも、血なんだ。血だ…本当のところは全く血なんてなかった。怖くてカミソリで少し傷つけただけだった。こんなことしても無意味だった。死んで幸せになれるなんて保証はない。きっと自分は不幸せになる運命なのだ。きっと死んでも一生天国になんかいけっこない。そもそも天国なんてあるのか?神様なんているのだろうか? 洋服のまま湯船の中に仰向けになって換気扇の穴
mom さん作 [420] -
ダメ男☆ダメ女
ぃっからだろぅ。。。男運がなぃ事を知ったのは、ぃぃ男に尽され貢いでもらっても好きになれないのに…。私が尽して貢いでしまう男を自然と好きになってしまぅ。。。ぁる男は靴下、下着まではかさせ、お風呂に入ると全身洗わさせられる。でも嫌に思わないのが不思議、たまに自分でしろょって思うが、、、食事に出かけたりコンビニに行くと私が出すのが当たり前、、、友達に「世話好きにもほどがぁるょ」「ただ世話をしている自分
まぃみ さん作 [515] -
枯れたサボテン
高校を卒業して直ぐだった。特に夢がある訳でも無いのに、とりあえず実家を出て、一人暮らしを始めた。インターホンは既に壊れて鳴らない。とりあえずトイレと風呂と台所はある。家主はドアの前でそんな説明を適当に済ませ、「じゃあ中河さん、一人暮らし頑張って」と愛想良く言い残してさっさと帰ってしまった。まぁ分からない事は後で聞けば良いか。と言うノリで念願のマイホームに鍵を入れた。四月になると言うのにまだ冬の余
FM: さん作 [409] -
友発ち
見慣れた風景が今日は何故だか違う風景に見える。錯覚に違いないのだが。今日、今まで暮らしてきたこの街を出る。高校を卒業し、就職の決まって新社会人となった僕は、1人暮らしをする為に上京するからだ。やはり、不安はあるが1人暮らしに夢を持ちドキドキ感でいっぱいいっぱいになっている。もちろん彼女を作って家に呼ぶなどイヤらしい考えが大半をしめている訳だ。そんな、ふざけた考えで今までなんとなしに暮らしてきたこ
卵 さん作 [398] -
半額男
「セックスなんぞしなくても十分だ。」 町を歩いていてもどうせ最終的にはセックスをして愛を確認しあいますなんてくだらない男と女が歩いている。最近じゃ自分が童貞だという事を気に していない。誇りに思うとまではいか ないが、恥辱にも思わない。 つい最近同じ類の友達が「この間初風俗にいった。」とはしゃいでいた。くだらない。そこまでして、捨てたいと思う意味がわからん。・・・それにしても最後までし
シーさ〜 さん作 [757] -
夜空
久々の星空、久々のタバコはどっちも最高だ。うっすらかかった雲の切れ目から見えた月がキレイだ。君は元気にしてるかなって思った。「元気にしてるよ」って聞こえてきそうな程静かな夜。大好きだったタバコを辞めた―――「あなたが病気になったら誰が面倒みると思ってんの!?」って君がちょっと真面目な顔で言ったから―――。 「今日だけはいいよな」って、最後の一本に火を付けた。立ち上ぼる煙は
タカ さん作 [469] -
空中庭師?
小川先生、脇に腕まわされて次々飲まされとる。あ。吐いちゃった。松ちゃんみたい!僕と鈴木のおっさんは、キレた小川先生の絶叫を無視して、カウンターで、しんみり飲み続けた。しかし、おっさんは一杯飲むと、あとは、ずっと下を向いてどんより落ち込んでいた。そう言えば、この前、どっかの人妻と不倫してるんだぁ、という話を聞いたな。もしかして……。気のせいか、少し目のあたりが光ってる気がした。おちまい
ごはんライス さん作 [432] -
空中庭師?
わーん」「チキショー!」鈴木の意識からは、お客さんの声がどんどん遠ざかっていった……。「嘘だろ、スズさん。そんなの、いくら酒の席だからって……」僕は鈴木のおっさんに酒を注いだ。忙しい居酒屋の十時過ぎくらい。みんな、ガヤガヤ楽しそう。隣の座席では、誰かの送別会だろうか。「みんなー、小川先生押さえて。早く、早く」「うぉーやめてくれぇ。うぉわぁ」ムリヤリ飲まされてた。先生ってことは、みんなガッコの先生
ごはんライス さん作 [360] -
空中庭師?
「うわ。なんやボケぇ。めちゃめちゃ揺れてるやんけ。吐きそー!」松本もスズさんも目がくるくる回った。ただ、スズさんはすでに意識不明なので、松本の汗だく坊主頭を踏ん付けたりしてる。「こらボケぇ、てめえ。なにさらしとんじゃ。痛い、痛い。蹴るな、蹴るな。わしゃ、サッカーボールかいっ! うおぉぉぉぉぉぉぉ……」空中庭園はただひたすらに無意味な回転を繰り返していた。「おとーさん。僕、タコ坊主が食べたいよぅ
ごはんライス さん作 [348] -
空中庭師?
は泡を吹いて失神していた。鈴木は、ただやみくもに、ハサミを振り回している。ブラとパンティは杭から離れていた。足場は自由になったがすでに意識がない。あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、空中庭園は時速160キロをオーバーしていた。それでも街へ落下せずに庭園に踏み留まったのはひとえに庭に対する愛着のためであろう。無意識である。何か叫んでいるが意味不明だ。松の木どこや、松の木どこや、まっちゃーーーん!
ごはんライス さん作 [369]