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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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ゴミ人間 ?
子供の頃、熊のような犬が隣の家にいた。その犬は、あるアニメのキャラクターからとったカカロットという名前だった。その犬はたびたび脱走して近所に住む友達に飛び掛ったりしてとても危険な犬であるという印象だった。そしてあの犬の臭いは本当に臭かった。そんな思い出の夢を、そのとき僕は見た。気づくと、仰向けで地べたに大の字で倒れていた。辺りは暗く、寒かった。倒れた場所はビルの社内だったが、今は冷たい風にあたっ
サラマンダー さん作 [413] -
ここにいていいんですか?
僕は、ここにいてもいいんですか?学校に行くたびに、人から暴言を吐かれ。僕の座る席には、画鋲がたくさん置いてあったり、ノートや教科書はぐちゃぐちゃにされて。いわれもない罪をつけられ、それで怒られ叱られ、笑われて・・・。誰からも頼りにされず、親からも見捨てられ、先生は僕の話は聞かないで他の子の話ばっかりを聞いて、それで何もしていないのに怒られて・・・。僕がここにいる意味はあるのですか?僕がここに存在
昴 さん作 [374] -
空飛ぶ金閣寺(ラスト)
「いや、テポドンだよ」「アンパンマンだーい」その空飛ぶ物体はボディを光らせながら、何かから逃れるように必死になって飛び続けていた。スピードを上げすぎてるせいか、かなりボロボロだ。そのうち、物体は蒼い空に吸い込まれていき、街の人々は、ふーんという顔をした後、また歩き出した。謎の物体は、今でもどこかの空を飛び続けているということです。 おしまい
ごはんライス さん作 [391] -
空飛ぶ金閣寺?
玄関に飾っておいたら、いつの間にか、ケースごと消えていた。つまり、たけし君の父さんが「ジャマくさいなコレ。誰や、こんなゴミ、置いたん。お客さんに見られたらめちゃ恥ずかしいわ」と思い捨ててしまったというわけ。このことは、あまり知られていない。なにしろ、三島はすでに他界している。たけし君は、シューズも履かずに裸足のまま、外に飛び出した。ゴミ捨て場には、粉々になった、プラスチックのケースだけが散乱して
ごはんライス さん作 [385] -
空飛ぶ金閣寺?
昭和20年代、小坊主が、金閣寺を燃やしてしまったことは君もよく知ってるだろう。「美しすぎる。誰にも見せたくない。独り占めしたい……よっしゃ、燃やしちゃおう!」三島由紀夫の『金閣寺』は、その小坊主のことを描いたものだ。ジョン・レノンを射殺した、ファンのマーク・チャップマンも小坊主のような心境だったのだろうか。よくわからない。それはともかく。昭和80年代、小学生の西山たけし君が、金閣寺のプラモデ
ごはんライス さん作 [482] -
あの日から?
おもしろい話とは…友達の親(ヤクザ)がしていたサイトの売春…チョコチョコしてた事あったけど、それを仕事にするとは思いもしなかった。その人は西條さん(仮名)とゅぅ40過ぎの見たからに恐そうな人だけどとってもかわぃらしくて面白い中身の持ち主だった。その西條さんが女の子のふりをしてサイトのメールで男性と知り合う。メールでお互い合意したら会う約束をする。それまでは西條さんの仕事場所まで行き、相手と会う
楓 さん作 [394] -
死体あさり
ゴソゴソ………死体の山がゴソゴソとうごめく……ゴソゴソ……「ぷはぁ……」死体の山から出てきた少年は鼻につく死臭にクラッとする「やってらんないよなぁ……まったく」愚痴をこぼしながら死体の山から体を抜き出した少年……彼の名はA……誰が言い出したのかは知らないが彼はAと呼ばれていた…彼の住む街、このスクラップタウンは廃業者によって作られたガラクタだらけの街だ…彼はここで死体あさりという仕事をしている、
輪廻 さん作 [419] -
ゴミ人間 ?
11月30日、11月の最後の日なので今日は、“ゴミ人間廃棄日”だ。会社に行くのが一番嫌なこの日だが、僕はいつもどおりに出勤した。席に着くと、書類の山が消えていた。そして名前のプレートに自分の名前ではなく、高橋という名前があった。「まさか・・・」下痢がもれそうで家までの道のりを走りたいのに漏れそうだから走れなくて、小走りで走っている小学生時代にかいた冷や汗にそっくりの冷や汗が、僕の下着をびしょ濡れ
サラマンダー さん作 [617] -
ゴミ人間
一ヶ月の最後の日に、“ゴミ人間廃棄日”というものがある。ゴミ人間廃棄日とは、毎月政府がいらない人間・・・すなわちゴミ人間をリストにして月の最後の日に発表するというものだった。対象になった人は“ゴミ人間廃棄場”と言われるところに連れて行かれるらしい。そこに行けるのはゴミ人間だけなのでどんなところで連れて行かれるのか、その後どうなるのか誰も知らない。そして連れて行かれた人はそのまま社会では死亡したと
サラマンダー さん作 [704] -
?のJack危機一髪
某日、某国の、あるBARで…店内にはカントリーミュージックと、カードをシャッフリングする音が混ざり合って、のんびりとした午後を演出している。そろそろ行くとするか…ここの空気は俺には不釣り合いだ。酒がまずくなっちまう…俺はゆっくりと席を立ち勘定を済ませるため、カウンターへ向かった。歩幅は一歩ずつ広くとる、背筋はぴんと伸ばし、余裕を持って歩く。周りの奴らの目線が俺を見ている…みんな俺のただならぬ気配
マザーズ さん作 [435]