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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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俺の戦争〜海は語る
「10時の方向500mに艦艇を確認っ」「対艦戦闘用ぉ〜意!」「主砲弾装填開始っ」あぁ…また戦闘が始まる…今日になって3回目の戦闘だ。もぉ何人の兵士が死んだか覚えていない。死んだ兵士は海に捨てられる…これが俺には辛かった。海に捨てられたくないと思った…ドォン、ドォン、ドォンそんな気持ちを吹き飛ばすかのように艦首に装備された三連装砲が砲撃を開始した。「発砲炎を視認っ、敵弾飛来します!」「取舵35っ、
流星 さん作 [407] -
ASAP
寂しい淋しい寂しい淋しい…。 暖かい布団の中にいても。12月の着飾った街の中を歩いていても。少し仲良くなった男の子とセックスした後も。ここじゃない。 私の居場所はここじゃない。私の中の小さな誰かがいつも叫ぶ。 違うの、ここじゃないの、って。 だから。寂しい淋しい寂しい淋しい…。 誰か来て。誰か迎えにきて。A.S.A.P. 「できるだけ可能な限り早く」 ここには鋼のように強い女の振りをする、153
みかん さん作 [449] -
俺の戦争?
「少尉の容態はどうだ?」「順調に回復してますよ、ただ…」「どぉした?何か後遺症でもあるのか?」「いえ、かなり曹長の事を気に病んでいたので…それが心配でして…」「そうか…曹長の事は俺に責任がある…あの時、伍長を行かせていれば良かったと後悔している…」少尉はそれから3日後に自殺した…曹長がいつも手入れをしていた愛用のマカロフで……俺の部隊は最大の激戦地にいた。現地入りして2時間…俺は既に3人の部下が
流星 さん作 [333] -
世界への旅2
「やっと見つけたよシノ。」初老の女性が言った。シノと呼ばれた子は答えた。「師匠・・」髪は短目でジャケット姿は一見男の子である。しかし当の本人は・・「師匠どうしてここに居ることが分かったんですか?」可愛らしい声で答える。師匠はと言うと「貴方の事なら何でも知ってます。」ある意味怖い・・。さあ帰りましょうか?シノの答えは、「寝てる間に撃って来ないで下さい。でないと帰れません。」真面目に答えた。「自分の
フサイチ さん作 [358] -
あたしの道
あなたに夢はありますか? あたしの道 幼い頃は夢などたくさんあった。ケーキ屋さんになりたいパイロットになりたいお花屋さんになりたい夢は数えきれないほどあって、毎日ふえていく…。今思えば、くだらない。でも…幼いあたしにも確かに夢はあったんだ−…。明日から高校見学の準備始めます。見学したい高校を決めといて下さい。2−3組、担任「中山美代子」先生がそーいった。あたしは行き
由千美 さん作 [437] -
Orion 1
吐く息も白く染まり、吹き抜ける風も凍えるようになる季節。空に輝く星座がある。君が一番好きだといったオリオン座。ギリシャ神話での暴君だと話しても、君はそんなことおかまいなしと言わんばかりの眼差しで、今日もオリオン座に夢中だ。何がそんなに君の心を惹きつけるのだろう。あの星座にとどめを刺したのが僕のさそり座だと知ったら、君は怒るかな。この夜空を、後何回君と見れるのだろう。 突然の連絡を受けて駆けつけ
SEVEN さん作 [983] -
僕、俺、私
もう苦しくない。何も感じなくなっちゃったんだね。良かった。もう十分苦しんだんだから。そうやって俺は慰められたんだ。それでも感じたいんだ。あの懐かしく温かい感覚を。僕の身体にはあの赤い液体は、もう流れてないんだと、何度も自分に言い聞かせたのに。俺を信じたいと言う微笑みでまた過ちを繰り返す。あの場所には行きたくなかったのに、逆らう事は許されなかったんだ。もう一人の僕は、絶対に許さないだろうか。
火山かず さん作 [452] -
俺の戦争?
中佐の本隊に合流してから二週間が過ぎた。しかし俺の隊は未だに再編中だ。補充要員の絶対数が限り無く足りずどこの部隊も定員不足だったからだ…「しっかし暇ですね…戦場にいた方がまだマシですよ」「仕方ないだろ、この隊は書類上『全滅』なんだから」「はぁ…早く新兵をまわして欲しいです…」「全くだな…」こんな感じのやり取りが延々と続いていた。翌日、遂に俺の隊に補充がまわされ隊の再編が終了し正式に俺の部隊は復活
流星 さん作 [388] -
俺の戦争?
「この雨はいつまで降るんですかねぇ〜」「そぉ嫌な顔するな、この雨のお陰で敵の砲撃が止んでるんだからなぁ」「ですがもぉブーツん中がため池みたいになりそぉですよ…」ブーブー文句がでるのも仕方がない。なんせこの雨は既に一週間も降っているのだから…ダカカカカッ、バンッ、バンッ、バンッ「十時の方向より発砲を確認っ」「伏せろっ、弾薬を銃に装填しろ!」そんな指示があちこちで飛び交う…ダララララッ、チューン、カ
流星 さん作 [394] -
俺の戦争
もぉ三日はまともに寝てない…「小隊長…今日は何日でしたっけ…?」「さぁな…そんな事より目の前の敵に集中しろ」「了ぉ解…」俺はそぉ言うと自分の小銃の引き金に指をかけた。もぉすぐ日が暮れる…夜はいい、あのうるさい奴等の砲撃が止むからだ。そんな事を考えていると今日最後の敵の砲撃が来た…ヒュ〜…ドッカァン舞い上がった土が視界を奪い焦げた臭いが鼻を突く…煙でぼんやりとしか見えないが人影に向けて引き金を2、
流星 さん作 [454]