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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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曇り空でも
今日も朝から風俗で身体を売ってお金を稼いだ。お客は朝も早くから平気な顔をして、私達を買っていく。お店では商品だから…汚れた世界が私を今日も包み込む。ブテイックだから本番好意はゼロ。だから…このお店に決めたんだ。プライドも高く、気の強い私が、風俗を選んだ理由は…16才にして車の事故で、脳を挫傷し植物状態になった弟と、父を失った後も、私達を一生懸命に育ててくれた母との生活の為…。弟の看病疲れを隠し、
いず さん作 [518] -
カウンセラー?
一週間後、ここを訪れた。同じ部屋に案内され待つこと数分……先生が現れた。服装は前と同じで気さくな笑みは変わらない。「今日は緊張していないみたいですね。来て頂いてよかったです。」 「…?」「一度、来て頂いても二度目は来て頂けるかは、わからないんです。ここは約束がないんです。来るか来ないかは自分の気持ち次第です。私たちは手助け、きっかけを作る場です。ですから思い留まって来ない方もいるんです。」「そう
ぺんぺん草 さん作 [374] -
出会い
出会いがあるから 別れがある。そんな当然ともいえる運命の摂理の元に、この世界は成り立っている。僕はこのどうしようもない摂理、神の領域ともいえる摂理をこれ程迄に疎ましいと思ったのは初めてだ。−−ある秋空の下、僕は君と出会った。君と親しくなるのに時間はいらなかった。「恋人どうし」なんて肩書も必要ないほど僕たちは通じ合っていた僕は君と出会ってからのこの二年間とても幸せでした。本当に、本当に幸せでした。
ナカ☆ さん作 [499] -
〜最高のストレート〜 第3話〜ストレート〜
「素人にピッチャーやキャッチャーをやらせるわけにはいかないな」「じゃあどこなら・・」光がしゃべり終わる前に監督が言った。「レフトとライトをたのむよ!! あと私の名前は末長(すえなが)だ!普段は監督と呼んでくれ!」「わかりました」監督がグランドの所に戻って行った後、光は智に聞いた。「智はピッチャー以外やったことないよな!??」「兄ちゃんこそキャッチャー以外はあまり出来ないでしょ」監督が光と智に手を
バナナ さん作 [369] -
孤独
いつからだろう、孤独を感じるようになったのは・・・私は小学生の時から ずっと鍵っ子、家に帰っても迎えてくれる家族はいない。両親は共働き、十歳離れた兄は高校生 七歳離れた姉は中学生、帰って来るのは夜。暗い部屋で一人テレビを見て家族の帰りを待つ私、いつしか目が悪くなり眼鏡がないと生活出来ないようになっていた。自分でも気付かない間に何かに対する不満がたまっていたのだろう、中学一年の時、学校で些細な出来
高田 さん作 [359] -
〜〜最高のストレート〜〜 第2話 〜智〜
ー次の日ー 「俺のターンだ!!ドロー。ふふっついに来たぜ、ブルーアイズホワイトドラゴン召還!!!」「兄ちゃん、生け贄がいないから召還出来ないよ。」「・・・なぁ智せっかくの休日だからいつもの球場で野球やろうぜ!!うんそれがいい、そうしよう」「なんだそれ!?逃げんの?兄ちゃん?」光は智の事を無視して、光のミットと智のグローブを取って智のグローブを智に投げた。そして2人はグローブとバットを持って いつ
バナナ さん作 [398] -
なんでも屋?〜Suspicious person〜
「友達のことでなんだけど…」雪乃さんは伏せ目がちにそう言い出した。「同じ会社に勤めてる、美咲って子なんだけど、ちょっと前からストーカーに付きまとわれだしたらしいの」「………」どうやら雪乃さんからの依頼は、友達のストーカー退治みたいだな。「でも、ちょっと変なのよ…」「え、変ってなにがですか?」「うん。それがね、美咲今までに、3回も襲われたことがあるらしいのよ」「おっ、襲われた!?」そっ、それって…
ゆん さん作 [385] -
平安☆美人の法則!!21
螢雪が床に短刀を置いたその瞬間、静かに扉が開き、目を凝らしてよく見ると、入ってきた一人の男性の輪郭がぼんやりと、扉の所に浮かんでいます。螢雪はその人物を見据えると、冷たい瞳をして微笑み、「よく来たな、現帝・宗劉よ。…文どおり一人で来た度胸には敬意を表しよう。しかし姫はまだ還さぬ。いろいろと積もる話もあるからな…。」と冷たい声音で言い放ちました。するとゆっくりと歩み寄ってきた帝は、開口一番、「姫、
杏奈 さん作 [421] -
みかんの炊き込みご飯
気になる食べ物。それは、みかんの炊き込みご飯。食育の冊子に書いてたんだけどね。静岡の学校給食で出るんだって。子供達に大人気の定番メニューって書いてた。それって本当??人から聞いたけど、試験的に何か売出す時に選ばれる所って静岡辺りなんでしょ?静岡の人は、舌が肥えてるんだったかな?さらりとしか聞かなかったから分からないけど、とにかく、新しいものは静岡で売って、反応がいいと、全国的に売れるって言う話だ
kozma さん作 [620] -
大切な想い
ミシアは背中に忍ばせていたナイフと拳銃をそれぞれの手に持った。 かたやラーファは先程から持っている拳銃一つだけ。ミシアは左手に持っている拳銃を発砲した。 ラーファは軽く避けて見せた。その瞬間ミシアの視界からラーファが消えた。 「!!」 ミシアは慌てて辺りを見渡した。 「こっちだ。ミシア」 背後
カズ さん作 [331]