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ノンジャンルの携帯小説に含まれる記事が5567件見つかりました。
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白い森 1
桜が散り始めた頃 居ても立っても居られなかった新学期が始まり中学二年生になった淳一は、身長は低く痩せて、とても中学生には見えない。IQ180…両親の期待を背負い名門私立中学校を受験、見事合格してから一年が経つ。一度見聞きした事は、ほぼ記憶してしまう天才児。友達はいたが、そんな淳一にとって教室の中はいつも退屈な場所だった。窓の外は春の強い風が吹いていた。「淳君…?学校はつまらない?」やさしく話し
福島 本康 さん作 [377] -
おじいちゃん
《11月27日》 祖父が死んだ。いや、正確には、死んだのは11月23日、だそうだ。その知らせを聞いたのは、兵庫県にある、とあるファッションへルスの一室。女子待機室で客待ちしているときだった。その当時、私の生活は不安定で、毎月20日をすぎた頃に携帯電話がとまっていた。そして今日、やっと繋がったばかり、そんな日だった。夜八時すぎ、携帯が鳴った。ウインドウに〈実家〉の文字が見えた。実家からの
孫娘 さん作 [345] -
師匠?
まゆ《今日これからバイトだから,11時半くらいにメールしてもいい?》タカシ《うん,俺は暇だからバイト終わったらメール入れてよ。》まゆは少しほっとしてタバコに火をつけ,心を落ち着かせてからバイトに向かった。コンビニの制服は緑色のトレーナー。11月の風が冷たく痛いので長袖だった。まゆは嘘をつかずに腕を隠していられる事に安心していた。今日は賞味期限切れのロスの弁当が沢山あったので,まゆは明日の分までの
まい さん作 [398] -
少年の夢-?-
僕は決心したんだ、父さんに会うために父さんと同じ夢を追うことを。まず向かったのが父さんが一番最初に行った「ヒャンチ」とぃう多くの民族が暮らす国。しかしこの国は多民族が暮らすせぃか争いが絶えないという。言葉はもちろん文化や風習も違う。そんな人達が平和に暮らせるよぉに少しでも改善しようと父さんは家を出た。ヒャンチに着いてみると僕は驚いたその光景に目を疑ったのだった…。
戯龍 さん作 [302] -
師匠?
タカシ《もしかして最近よくテレビで特集組んでたりする,リストカットってやつ?……まゆのメール読んだけど,相当参ってるみたいだね。俺でよければ何時でも起きてるから,辛かったらすぐメールしてくれて構わないから。まゆはまず1人で悩みを全部抱え込まないで?俺がいるから。もう1人ぼっちじゃないんだから。安心して今日はゆっくり眠った方がいいよ。\(^−^)/》まゆは勉強をする為,その日のメールはそこでやめて
まい さん作 [397] -
僕にも描けたっ??
今日僕は人生で初めてこのような事を書いているっ!! 何を書けばいいかわからない…。親が離婚した事、少し年の離れた兄がいて話が噛み合わない事、昔付き合っていた女の子達の事、感動して泣いた映画の事、何を書いていいかわからないし、難しすぎる…。小説を書いてる人達ってよくこんなもの書けるなぁ〜…。すごく感心していた…。よくいろんな話を描けるなぁ…。『あっ!!こう思ってる事を描けばい
佐藤 聖 さん作 [649] -
少年の夢
父さん、僕も夢を叶えてぃぃの?見てぃるだけじゃつまんないよ見てぃるだけの夢なんか面白くないよねぇ、父さんは夢を叶えることができたの?ぃつになったら帰ってくるの?ーーーーーーーーーーーじゃあ母さん行ってくる必ず帰ってくるよ。連絡もぃれるから心配はしなくてぃぃからね。「無理はしないでね。いってらっしゃい」
戯龍 さん作 [325] -
師匠
タイトルなし匿名希望《悩み相談乗ります。メール下さい。》私はメールを入れた。《どんな悩みでも?16歳まゆ》匿名希望《どんな悩みでも聞くよ!》まゆ《直アド教えるね,○X△□@☆Θ◇◎…》匿名希望《俺はタカシ19歳,それでまゆはどんな悩みを抱え込んでるのさ?》まゆ《…実は,…いじめられてるんだけど,……。》タカシ《いじめか,しっかり聞くから話せる所からでいいから話してくれるかな?》…これがまゆとタカ
まい さん作 [452] -
無題43
あたしはお店を辞め、自分の殻に閉じこもり、以前のようにウリで生活をしていた。自分に対する怒りと悲しみ、もどかしさを抑えられなくなっていた。その想いを満たすため、男と寝た。今のあたしは、自分が嫌っていた大人たちと変わらない。尚吾が見たらどう思うだろう。ここ数日、尚吾はお店に出ていないらしい。店長からあたしに電話がきたが、あたしにだってわからない。もう、尚吾に見捨てられたのだ。あたしと尚吾は友だちで
しま さん作 [293] -
無題42
「…あたしじゃ、ダメかなぁ?」 言ってしまった。 「…ん?どういうこと?」 「あたしが彼女じゃ、ダメかなぁ。」 「あ、ごめん…。俺は、女の人…。」 「そうだよね、ダメに決まっているよね。ごめん、ごめん。」 「いや…ごめん…。」サトルの中にあたしは入れない。しばらく、頭を上げることができなかった。 「ごめん、そろそろ俺行くね。」 サトルのぎこちない
しま さん作 [275]